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Doraneko&Donuts

おすすめの本と映画と音楽をお茶を飲みながらまったりと語るブログ

非リア充が胸を熱くする恋愛映画とは?

音楽・映画おすすめ

箱入り息子の恋 DVDファーストラブ・エディション  

 

おすすめ映画情報21

ちわ、おいさんです。

みんな楽しい映画を観ていますか? 

 

いやぁ、先週は面白い映画を2本も観てしまったよぉ(*´∀`*)

星野源が出ている映画は意外とおもしろいものが多いんだねw 

今回紹介する映画も非常によく出来た恋愛映画なんだよね。

 

そこで今回は、「箱入り息子の恋」について語ってみたいと思います。

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ラブが苦手な方もこれならいけますw

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ハッキリ言って、ラブが苦手です。

 

というのもなんだか恋愛映画って、わしに限らず男ってもんは観ても「いいなぁ」と思わずに羨ましくて妬ましくて「このやろう!」と思って最後は気恥ずかしくなってしまうものである。

なので率先して自分から恋愛モノを見ようとは思わない。

これが彼女とのデートなら選ぶだろうが、自分ひとりでは絶対に見ないジャンルである。

 

しかしこの映画はちがう。

なぜならこの映画は普通の恋愛映画とは逆だからだ。

 

彼女いない歴35年の市役所に勤める天雫健太郎(源さん)は、親が勝手に進めたお見合いパーティで盲目の美人・奈穂子(夏帆)とお見合いすることになる。

始めは嫌がっていた健太郎も奈穂子とデートを重ねる内に、彼女に見合う男になろうと昇進試験の勉強を始めたり、服装を変えたりと次第に自分を変えようと努力し始める。

しかし最初から二人の付き合いに反対していた奈穂子の父(大杉漣)にバレてしまい、健太郎も重大な事故に巻き込まれてしまう…

 

普通、女の子が恋をして、相手に好かれたいと努力をして、キレイになって、自分も周囲の環境も変わっていくというお話は、少女漫画や恋愛映画で何度も描かれてきた。

 

でもこの映画は、男の方が変わっていこうとする物語なんですね(*´∀`*)

 

あの醜いカエルだった(健太郎)が、ひょんなことで目の見えない彼女と出会って、それまでのうだつの上がらない人生をなんとか変えていこうとする…

その源さん演じる主人公がひたむきに努力する姿は観ていて胸が熱くなります。

 

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障害者を恋人に持つという過酷な現実 

この映画を観て気づいたのは、当たり前の話だけど、もし自分に障害者の恋人ができたらそれは介助してあげるだけできっと大変だということ。普段わしらは当たり前のように普通の人と結婚するけど、目の不自由な人を相手にしたらそうはいかない。大変な現実が待っている。

 

少しネタバレになるけど、劇中で健太郎は二度も重大な事故に見舞われる。

あの生死の境を彷徨う二度の事故は、彼女と現実に結婚までして暮らしていくことになった時、健太郎が合うであろう世間の彼女(目の見えない人間)に対する無理解だとか、差別だとか、白眼視されたりする理不尽な仕打ち健太郎をも受けることを、あの二度の事故が表しているんじゃないだろうか?

 

劇中で奈穂子は周囲の人間にいないように扱われることはあっても、白眼視されたり差別されたりといった、見ている観客が嫌な気持ちになるシーンが一つも出てこない。

だけど現実にそんなことはありえない。

障害者が受けるマイノリティ特有の苦しみが必ずあるはずだ。

 

でもそんな奈穂子が周囲にいじめられるようなシーンを入れてしまうと、この映画が持っている爽やかさや柔らかさ・優しさなんていうものが壊れてしまう。

なのでそんな奈穂子の「苦しみ」を、「二度の事故」というメタファーを用いて表しているような気がしてならない。

 

最後、ベランダのテラスから突き落とされた健太郎の見せる笑顔は、「それでもボクは彼女を守りぬくんだ」という決意の現れなのだ。

そうでなければあの最後の手紙のシーンはでてこないんじゃないかな?

 

そんな色んな障害があるけどそれを賢明に乗り越えようとする健太郎の姿に、普段はカップルに対して嫉妬しか抱かないわしでも「ガンバれ!」と応援したくなるんですよね。

いやぁ、観客が感情移入できるようにうまく設定を作っているなぁ、と感心してしまいましたw

男だったら(優しい人間であれば)だれもが健太郎を応援したくなってしまう。

 

そう考えると源さん演じる健太郎は優しい人なんですね。

そんな彼の性格が、実際の源さんと重なって透けて見えてしまう。

これはある種、星野源のハマり役と言っていいでしょう。

 

醜いカエルはガラスケースの向こうに何を見たか?

最後に印象に残ったシーンは

あの牛丼屋で二人が泣くところが非常に印象に残っていますね。

あの奈穂子が牛丼を食べて泣くシーンうをどう解釈するかによって、奈穂子の健太郎への想いがどんなものであるかがわかる気がします。

 

そして、他の役者さんたちもみんな上手い。

大杉漣さんはもちろんのこと黒木瞳さんとか、あと以外や以外にも森山良子さんも演技がうまかった!

わし最初観て、あれが森山良子だとは気づかなかったよw

まさか「ざわわ」の人がいたとは……ホント、すいません。

そして夏帆さんもキレイだったよね(*´∀`*)

 

この映画は最後にあの醜いカエルが何とかガラスケースの向こうの外の世界に飛び出していこうとする映画なんだと思います。

でもそれがうまくいくかどうかは最後までわからないけど、ほんの少しの勇気できっと健太郎は今いる場所から自分を変えていくことができるでしょうw

 

大ヒットはしないかもしれないけど、良い映画であることは間違いないですねw 

最後まで良いモノ観たなという感じで、心が清々しくなった映画でした。