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Doraneko&Donuts

おすすめの本と映画と音楽をお茶を飲みながらまったりと語るブログ

モラルなき世界経済に物申す!道義なき世界経済は世界を滅ぼす

おすすめの本

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

※2015/3/02 リライトしました。

 

ドラねこ書店 おすすめの本29 

ちわ~!ドラねこです。皆さん読書してますか?(=´▽`=)ノ

 

今回は「論語」を現代の生活に当てはめて生きていくための本を紹介するよ(*´∀`*)。

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現代語訳 論語と算盤

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

 

今回紹介する本は「現代語訳 論語と算盤」という本。

論語」に「算盤(そろばん)」? 

一体何を言っているんだろう?アナタはそう思うかもしれない。

ここで少しこの本について語る前に、著者である渋沢栄一についてざっくりと説明しておこう。

 

渋沢栄一って誰?

渋沢 栄一(しぶさわ えいいち、天保11年2月13日1840年3月16日)は、江戸時代末期(幕末)から大正初期にかけての日本武士幕臣)、官僚実業家

第一国立銀行東京証券取引所などといった多種多様な企業の設立・経営に関わり、日本資本主義の父といわれる。理化学研究所の創設者でもある。 

                 渋沢栄一 - Wikipedia

日本資本主義の父。

 

すごい肩書だw(;´∀`)

まぁという感じの明治を代表する実業家である。

渋沢が関わった事業は、現代の王子製紙東京海上日動・東京電力・東京ガス・JR・サッポロビールなど多岐にわたり、その全ての立ち上げに関わっている。その数、約470社(!)

 

それが「日本資本主義の父」と呼ばれる所以である。

 

日本に資本主義を根付かせた男

この本は実業家・渋沢栄一の経営哲学を説いた一種のビジネス書である。

 

まずこの人の経歴がおもしろい、最初は尊皇攘夷運動を展開し、高崎城を乗っ取って多くの志士を蜂起させ、幕府打倒を企てようとする。

しかし、それに失敗すると今度は京都に逃れ、志を変え信念を曲げて一橋家に仕官し一橋慶喜に仕えることになる。

ところが、慶喜が15代将軍・徳川慶喜として就任すると一橋家に失望し、辞職しようとするところへフランス渡航の話が持ち上がる。

こうしてフランス万博に渡航した経験を元に彼は実業家への道を志すのだ。

 

しかし、渋沢は岩崎財閥の岩崎弥太郎のように、大きな富を一人で独占しようとする実業家は目指さなかった。

渋沢は岩崎弥太郎に「君と僕とが手を握り合って日本の実業会を大きく動かそうじゃないか」と誘われても、その席で岩崎と議論を激しく対立させ、話を蹴っている

 

岩崎弥太郎が一人で富を強欲に独占しようとするタイプの実業家なら、

渋沢はそれとは反対の実業家だった。

その渋沢が、事業を経営する上でその心の拠り所に用いたのが、武士の頃から親しんでいた「論語」だった。

 

道徳を失った経済の世界で

当時、誰も商業と道徳を結びつける者などいなかった。

だが渋沢は、商業といえども金をたくさん儲ければいいなどという「拝金主義」の実業を志すのではなく、商業に「論語」のような道徳を合わせた「経済」を志す。

 

経済とは経世済民の意味である。それは正に画期的なことだった。

 

昨今の経済は、アメリカなどの掲げた新自由主義を中心にした、儲かれば弱者など切り捨ててもいいという風潮だ。

その挙句モラルは崩壊し、リーマンショックのような負債総額約6000億ドル(約64兆円)という世界的な金融危機を招いたりするようなグローバル資本主義が蔓延してしまった。

日本も未だにその道を突き進もうとしている。

それで、日本人は本当に幸せになるのだろうか?

 

もうそろそろ好い加減、歴史に学ぶべきである。

 

規制緩和をして大企業だけが儲かるようなシステムは本当に必要なのだろうか?

もう一度、この「現代語訳 論語と算盤」を読んで渋沢の目指した道徳と商業を合わせる経済のあり方を考え直してはどうだろう?

 

そうでなければ、格差など一向に埋まるわけはない。

そんなまじめなことを、今日は論じてみたw(*´∀`*) 

 

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