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Doraneko&Donuts

おすすめの本と映画と音楽をお茶を飲みながらまったりと語るブログ

自らの頭で考える名著 良いアイデアを出すための思考の整理学

おすすめの本

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

ドラねこ書店 おすすめの本77

こんちわ、みんな良い本を読んでるかい?

どーも、おいさんです(^^)

 

今週は久しぶりに実生活に役立つ本をご紹介しましょう。

といっても、この本はビジネスだけでなく春から大学に進学した人、ブログを作って新しく何かを書こうとしている人にも参考になる本だと思います。

その本の名は「思考の整理学」です。 

 

実はこの本、わしが生まれた年に書かれているんだね。

そんな30年以上もたったこの本が、いま200万部を終える大ブームなんだってw

その魅力について今回は語ってみよう!(*´ω`*)

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思考の整理学

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

春になると就職や進学でこれから文章を書くことが多くなると思います。

 

ビジネスマンは上司から企画書の一枚や二枚は出すように命じられ、頭を唸らせながらない知恵を絞って企画のアイデアを考えたりするのではないでしょうか?

また大学生なら卒論に取り組むときなどどんなテーマで卒論を書こうかと頭を悩ませたりするのではありませんか? 

もしくはこの春からブログを書こうと思っている方は、もうすでにアイデアが行き詰まって何を書いたらいいかわからない。そもそもネタも何も浮かばないと困っている人も多いでしょう。

 

そんなふとしたアイデアを出すためにはまず本書を読んでからの方がいいかもしれない。

この本は日常色んなところでアイデアが必要な人のための発想法、

すなわち思考の整理の仕方を手伝ってくれる本なのだ。

 

グライダー人間と飛行機人間

Weekender の〜んびり ミニプレーンシリーズ 3ch I-smart mini glider RTFキット ME101316

グライダーと飛行機は遠くから見ると、似ている。

空をとぶのも同じで、グライダーが音もなく優雅に滑空しているさまは、飛行機よりもむしろ美しいくらいだ。ただ悲しいかな、自力で飛ぶことができない

学校はグライダー人間の訓練所である。飛行機人間はつくらない。グライダーの練習に、エンジンのついた飛行機などがまじっていては迷惑する。危険だ。

学校では、ひっぱられるままに、どこへでもついて行く従順さが尊重される。勝手に飛び上がったりするのは規律違反。たちまちチェックされる。やがてそれぞれにグライダーらしくなって卒業する。

優等生は、グライダーとして優秀なのである。飛べそうではないか、ひとつ飛んでみろ、などと言われても困る。指導するものがあってのグライダーである。

p11

 

人間には、グライダー能力と飛行機能力とがある。受動的に知識を得るのが前者、自分でものごとを発明、発見するのが後者である。両者はひとりの人間の中に同居している。グライダー能力をまったく欠いていては、基本的知識すら習得できない。何も知らないで、独力で飛ぼうとすれば、どんな事故になるかわからない。

p13

人間にはグライダー型の人間と飛行機型の二種類がいる。

これは現代に多く当てはまることを読者のみなさんはご存知だろう。

 

今までは知識を詰め込むだけで知識人と言われていたが、このネット社会においてググればなんでも教えてくれる社会では、詰め込み式の教育を受けてグライダーとしては優秀と言われていた人間ではそのまま社会で役に立つわけはない。

人間は本来、飛行機型が多くいることが理想であって、自分でものを考えられない人間はこれからの時代、生きていくのは辛いだろう。

ビジネスにしろ大学やブログにしろ、人より抜きん出て活躍したいと思うのならグライダーではなく飛行機にならなくてはならない。

 

社会というのはそうした飛行機人間によって新しい時代を切り開いて来た。しかし、今の時代は本当に風によってはすぐに煽られてしまうグライダーが多くなっているような気がする。

 

卓抜したアイデアを得たいなら、まずはグライダーから飛行機を作れる人間になれということだろう。

それすらできない人間に良いアイデアなど浮かぶはずがない。

 

基本として、まずは自分の頭で考えられるようになる。

これが大事なのだ。

 

アイデアはビール作り

キリン 一番搾り 350ml×24本

アルコールに変化させるきっかけになるものを加えてやる必要がある。これは素材の麦と同類のものではいけない。異質なところから持ってくるのである。

大きな発見が、ときに、霊感によってなしとげられるように伝えられるのも、この酵素が思いもかけないところから得られたのを第三者が驚異をもってながめる時の印象であろう。テーマ、おもしろいテーマを得るには、このヒントが秀抜でないといけないが、それが、なかなか思ったところにころがっていないから苦労する。

しかし、いくら苦労でも、酵素を加えなくては麦はアルコールになってくれない。

それでは、アイデアと素材さえあれば、すぐに醗酵するか、ビールができるのか、というと、そうでもない。

これはしばらくそっとしておく必要がある。次の章でのべることになるが、”寝させる”のである。

p32

アイデアを得るにはなにかヒントがなくてはならない。

 

「アイデアになるような何か素材があれば自然と良い考えが浮かぶ」しかし、それは間違いだという。ワシ自身もそう思っていた。

しかしアイデアに必要なのは素材ばかりではない、アイデアをビールとするなら素材(=麦)に酵素が必要なのだ。

 

酵素を加えないと醗酵(発想)はしない。その醗酵を促すヒントが酵素なのである。

そして、酵素というのは大抵は思いもかけないところからやってくる。

 

素材を集めるだけでは良いアイデアは生まれない

大切なのはそれを醗酵させる酵素を見つけることなのだ。

 

これはワシ自身も大きな勘違いをしていた(;´∀`)

しかし運良く酵素を発見しても、酵素を入れればすぐにアルコールができるか、「うまいビールになる」かというと、そうではない

素材と酵素が醗酵するにはそれなりの時間がかかるのだ。

 

それはもちろん、人によってそれぞれ醗酵の時間が違う。

 

そして次に大事なのは「ナベを見つめすぎない」ということだ。

 

ナベを見つめすぎるな

パール金属 プレミアムマーブル 内面4層+外面3層 マーブル加工 IH対応 ガラス蓋 付 両手鍋  20cm H-4237

”見つめるナベは煮えない”

ということわざがある。早く煮えないか、早く煮えないか、とたえずナベのフタをとっていては、いつまでたっても煮えない。あまり注意しすぎては、かえって、結果がよろしくない。しばらくは放っておく時間が必要だということを教えたものである。

考えるときも同じことが言えそうだ。あまり考えつめては、問題の方がひっこんでしまう。

p38・39

なるほど、たしかにアイデアなどをメモっていて、しょっちゅうそのメモやノートを見返していると大抵うまくいかない。

わしなんかブログのアイデアをEvernoteにたくさん書いておいて何度も見返したりしているが、そう何度も見返すとだんだん考える気が失くなってくる。というか、あまりにも何も考えつかないので考えるのが辛くなってくる。

 

こうなるとだいぶ危険である。

そうなってしまったら勇気をだして一旦そのアイデアは寝かしておく。

こうして頭から一度追い出してしまって別の仕事なり趣味なりに精を出しているといつの間にかいい感じ煮詰まっていたりするものだ。

 

でもここまで読んできた人の中で、「そんなの待っていられない。俺は今すぐ奇抜なアイデアが明日会社で必要なんだ!」と焦っておられる人もいるだろう。

もしくはどれだけ考えても何も浮かばない自分の頭に、いいかげん愛想が付きてしまって泣きたくなってしまっている人もいるだろう。

 

でもちょっと待って。

良いアイデアがそう時間もかけずにポンポン浮かんだら苦労しない。

それはどんな人でもそうだ。

  

努力すれば「アイデアは必ず浮かぶ」ものではない。

努力すれば、どんなことでも成就するように考えるのは思い上がりである

努力しても、できないことがある。それには、時間をかけるしか手がない。幸運は寝て待つのが賢明である。ときとして、一夜漬けのようにさっとでき上がることもあれば、何十年という沈潜のうちに、はじめて、形を調えるということもある。いずれにしても、こういう無意識の時間を使って、考えを生み出すということに、われわれはもっと関心をいだくべきである。

p41

そう、努力すれば報われる。

報われないのは自分がまだしっかりと考えていないからだ!

そんな風に考えるのは、実は良いアイデアを考えだすためには最もよくない思考方法ではないだろうか?

 

もし、人よりも良いアイデアを思いつきたいのなら、

頭を空っぽにしながら待っていた方が良いこともあるのだ。

 

だから焦らず慌てず時間の余裕を持って、思考をしてるとどうだろう?

その方が良いアイデアは絶対やってくるような気がする。

もしそれでアイデアが浮かばないなら?

 

……その時はその時である(*´∀`*)

 

この本で言いたいことは、

とにかく「自らの頭で考えること」がいま必要とされているのだ。

 

www.doraneko86.net