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Doraneko&Donuts

おすすめの本と映画と音楽をお茶を飲みながらまったりと語るブログ

思わずシングルモルトに手を出したくなる日本のハードボイルド小説!

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さらば、荒野<ブラディ・ドール> (角川文庫)

 

ドラねこ書店 おすすめの本78

ちわ、わしだよ。

最近は仕事もそこそこに本ばかり読んでいるドラねこだよ(*´∀`*)

  

今日は久しぶりに小説をおすすめしてみようかね。

今回おすすめするのは、わしもかなりフェイバリットな作家である北方謙三先生!

 

その北方氏が描くブラディ・ドールシリーズの第一作目「さらば、荒野」 を紹介しよう!

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さらば、荒野

さらば、荒野 (角川文庫 (6022))

さらば、荒野 (角川文庫 (6022))

 

読んでいて久々にのめり込んだ。

 

「これだよ。これこそが北方謙三だ!」そう、思った。 

ブラディ・ドールはとある地方都市(N市)にあるブラディ・ドールという酒場を中心に繰り広げられる。男たちの熱い戦いの物語である。

 

男の乾き文学

僭越ながら、わしは北方謙三ファンを自認しておきながら読んでいた小説は「三国志」や「水滸伝」などのいわゆる中国ものしか読んでいなかった。

あとはエッセイの「試みの地平線 」などくらいのもので、日本を舞台にした、しかも現代モノはほとんど読んだことはなかった。

試みの地平線 」とかも大好きだけど、今回わしはこのブラディ・ドールシリーズの第一作を読んで、改めて北方謙三という人は力のある小説家だということを知った。 

 

物語は静かに始まる。

N市で酒場を経営する主人公・川中の元に謎の男達が襲いかかってきた。弟がある機密を持ちだしたらしい。

その機密を巡って、川中は奇妙な事件に巻き込まれる。

弟を愛した妻までもが事件に舞い込まれ、男たちは傷つきながら自らの正義のために戦い続ける。

 

とにかく、熱い。

物語が現代に展開されているからだろうか?

読んでいて非常に話に入り込みやすい。

 

影のように付き添う男

登場人物の中では特に藤木が好きだ。

川中の底知れぬタフさも好きだが、表面上まったくスキのない静けさを持ちながら内面には得体のしれない葛藤を抱えながらもやることはしっかりとやる男。熱い川中とは対称的なクールガイ・藤木がかっこ良すぎるw

 

舞台設定は少し古い感じがするがそれでもスラスラと読み進めていくことができる北方謙三氏の筆の冴えに舌を巻く。

またこの本に登場する男たちはうまそうに酒を飲む。

ドライマティーニ・ジントニックなど大人な飲み物がたくさん出てくるw

 

この本を読んでいるからだろうか?

普段、酒を飲まないわしが、酒が飲みたくなった。

そういえば、冷蔵庫に買ってきたサントリー シングルモルト山崎があったはずだ。

 

今夜はこれを飲みながら北方文学に浸ってみよう。

 

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