おすすめ映画情報30
ちわ、おいさんです。
みんな映画見ているかい?
年末はスター・ウォーズなどの大作が公開を控えているけども、今年一年すべての007シリーズを見通してきたわしにとって、中でも一番楽しみにしていたのは007の新作である。
今回は新作、007・スペクターを公開初日に観てきたので、感想を語ってみたいと思います(*´∀`*)
黒幕はスペクター!……と見せかけておいて?
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007の新作「スペクター」を観てきた。
今回はTOHOシネマズで観たんだけど、
ナゼか「007・スペクター」のポスターをもらったよw
公開初日ということもあって、さぞや多くの人が劇場に詰めかけていると思いきや、アレ?わしの観た回にはそんなに多くの人がいない。
まあ、昼に観た回だからそんなに人がいなかったのかもしれないが、それにしてももしかしたら巷ではそんなに今回の新作が盛り上がっていないのかもしれないと思うとやや悲しかったw
もしかしたら今作は駄作なのか?
そんな情報がもう世間には広まっているのか?
いいえ、そんなことはありません。もちろん、今作もわしらファンを喜ばせる仕掛けがたくさんの作品に仕上がっています。
「>007 スペクター」は前作「スカイフォール」から話がリンクしていると言われるが、正確にはダニエル・グレイグの「カジノ・ロワイヤル」から「スカイフォール」までストーリーがリンクしていると言ったほうが良い。
映画は恒例のガンバレル・シークエンスがのっけから始まる。
なによりの楽しみは007シリーズおなじみのカッコいいOPシーンだ。
今作の主題歌を担当したのはサム・スミス。
OPの映像はカッコいい!
……確かにカッコいいはカッコいいが、好みを言わせてもらえば、どちらかと言うとスカイフォールのアデルの方が好きだったかなw
スカイフォール事件の後、
ジェームズ・ボンドはメキシコで一人の男を追っていた。
その男をヘリの中の格闘の末に葬り去ると、男の持っていた指輪を手に入れ、その指輪にはある刻印が。
それが今作の話のポイントになる「スペクター」を表すタコの刻印が印されていた指輪である。
テロを未然に防いだにも関わらず、そのやり過ぎな行動を見咎められたボンドはMに停職を申し渡される。
それでおとなしくしている男ではないボンドは、Qからの新兵器の時計と新型のボンドカーを拝借(正確には盗難)して一人ローマへと向かう。
ローマのある組織の秘密会議へ潜入することに成功したボンドは、
そこでいるはずもないある男と再会するのだった……。
00機関が廃止?スペクターの親玉とジェームズ・ボンドの関係
今作は現代を取り巻く世界情勢をたくみに映し出しつつ物語は展開していく。
その一つの象徴が、世界を取り巻くテロの驚異が悪化しつつある中での諜報機関を見直す動きだ。
実際のイギリスでも今は諜報機関の存在が見直されてきているというが、今回の007でも新しい登場人物の「C」という男によって、MI6は解体させられてしまう。
MI6の支援を受けられないボンドは一人果敢に諜報活動に挑むのだが……という設定はなんだかアメリカの諜報機関を映画にしたミッションインポッシブルみたいw
新しい登場人物といえば、恒例のボンドガールだが、今作はボンドガールが二人出てきているというが、どちらも微妙。
特に片方はどれがボンドガールだったのか未だにわからない。
たぶん、途中でボンドとやっちゃった方がボンドガールだったんだろうね。
金髪の方は顔がやぶにらみでどうもわしの好みではない。
毎回思うけど、007シリーズのボンドガールってみんな微妙じゃない?
そんな困難なミッションを遂行していくボンドだが、
本作は往年の敵であるスペクターの親玉・ブロフェルドと実は……ある関係であったという秘密が明かされる。
おっと、ここは重要な部分なのでその関係は実際に劇場に足を運んで確かめていただきたい。ここではあえて言及しない方がいいだろうw
ただ見ていてその設定はイマイチ、ピンと来なかったけど……。
これからまた色々話が展開していくのかもしれないねw
007ファンは必見?
それにしても今作は、
往年の007ファンを楽しませる仕組みが随所に仕込まれている。
特に「スペクター」という悪の組織が再登場するのは嬉しいだろう。
これまでは「スペクター」という名称が権利の関係で「ダイヤモンドは永遠に」に以降使えなくなっていたのだが、今作からは名称を使う権利を買うことができたので、長い空白を経て再びスクリーンに登場することが出来るようになったのだという。
その他にもQが用意した様々なスパイガジェット、特に腕時計のオメガが大きな音を立ててアラームの代わりになったり、するシーンはボンドファンにはたまらないかもしれない。
アクションシーンはスカイフォールに比べると少し少なめといった感じで、それ以外の部分で観せていこうという取り組みが見て取れる。
特に圧巻なのが、ボンドが飛行機を使って敵のエージェントからボンドガールを救出しようとするシーン。
今までの作品でなかなかボンドが飛行機で車を追跡するのは見かけなかったように思えるが、そのあり得なさに少し笑ってしまったw
ただやはりスカイフォールやカジノ・ロワイヤルに比べると少し見劣りすると個人的には感じるが、まぁそれでも最後まで楽しめる作品には違いないだろう。
この年末に見て観るにはちょうどよい映画かもしれない。