小説 読書ノート

変態力に脱帽!妄想力全開のアナタにおすすめ文学!

更新日:

※2015/12/18 リライトしました。

ドラねこ書店 おすすめの本25

ちわ~!ドラねこです。皆さん本読んでますか?

今回はかなり変わった読んでいて抱腹絶倒のエッセイを紹介するよ。


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外国文学が好きである。

よく小説などを読んでいると、コレを訳している人たちは一体どんな人達なのだろう?翻訳者とはどんな人で、どんな風に翻訳に携わっているのだろうというその翻訳者本人に興味が湧いてくることがある。

そしてそこからネットで調べ、エッセイなどを数多く読んだりするのだが、その中でもこの人のエッセイは抜群におもしろかった。

何がおもしろいか?笑えるのである。

 

きのこホテル・キテレツさん

大体、翻訳者のエッセイいうと、海外文学の話か少し硬い話を盛り込んだつまらないエッセイになってしまうのだが、この人のエッセイはごく自然体である。自然体でなのである。

このエッセイに書かかれている内容が、普通の人ならまず体験しないようなことがたくさん書いてあるのだ。

例えば、ワシが一番腹を抱えて笑った話に、この作者がOL時代に泊まった「きのこホテル」の話などが好きだ。

「きのこホテル」は館内の全てがきのこにまつわるモチーフでデザインされている一風変わったホテルである。

 

館内のロビーがきのこだらけなら、部屋の中もきのこだらけ、温泉もきのこで、もちろん宴会の料理も全てきのこ料理!

特に度肝を抜くのがそのきのこ料理のフルコースの中で、しいたけの丸太を丸々一本焼いた姿焼きなど普通ではありえない料理が出てきたりするホテルなのだ。

ここまで読んでいると、本当にそんなもんあるんかい?

と疑ってしまうが、それがどうも実際にある超きのこランドなのだそうな。このきのこランド、しいたけの栽培で財をなした菌類の博士が山を丸々買いとって建てたのが始まりだそうだ。

そんな変わったホテルがホントにあるのなら、是非行ってみたい(゚д゚)!

このエッセイには他にも作者が電車の通勤途中で見かけた数々のキテレツさんたちの話も強烈だ。

 

それにしても笑える。

こんな変わったエピソード満載のエッセイでここまで笑ったのは久しぶりだった。

それぐらい「気になる部分」は楽しい本なのである。(*´∀`*)

 

フェルマータ

フェルマータ (白水Uブックス―海外小説の誘惑)

もちろんエッセイだけではない。

この人は翻訳家だから翻訳した本も紹介しなくては、この人が翻訳した本でおもしろいのが、今ワシが読んでいる「フェルマータ」である。

これはどちらかと言うと男の人が読んだらおもしろい本の部類である。

 

もし、時を止められたら?

こちらは「時間」を止める能力を身につけた男が、ひたすらスケベな行動にセイを出す話で、作者のニコルソン・ベイカーの妄想全開の物語である。

いやぁ~、それにしてもこれはすごい!

何がすごいかというと、男ならだれでも考えそうなことが、普通の男が考えるよりもかなり細かく書かれている。

普通の作家ならこういった時間を止める能力を持った男の話を題材に物語を語っていこうとおもったらかなりエロ小説になってしまうのに、この物語はぎりぎりのところでそのエロな話よりも細やかな妄想の部分がなんとも言えないおかしさを醸し出していて、単純なポルノになっていないところが素晴らしい。

 

ニコルソン・ベイカーの妄想力は圧巻といっていいほどである。

 

まさにここまで考えるか!?

アンタの変態力に脱帽!

と言った感じの本で、これは女性には非常に受けが悪い本であろうw

男子ならかなりの頻度で楽しめるが、女性はこの本を読むとかなりの頻度で嫌悪感を表すこと間違いないだろう。

しかし、この本の魅力はそうしたエロさにあるのではなく、その部分とはまた別のエロにまつわる物語の緻密さにあると思う。

まぁどんな物語かは読者に読んでもらうことにして、どちらも楽しく読めること請け合いの本であった。

 


びっくりするほど売れてますw
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