BOOK 社会

新しいセーラームーンをアメリカ人が観たらどう思うんでしょうね?

更新日:

(※この記事は2018/5/8に更新しました)

ドラねこ

こんちわ、おいさんだよ。

キミはマンガやアニメは好きですか?

まあ、普通に見かけるよな。

まいける
リク

ボクは毎日観ているよ!アニメだーいすき!

ポポポ!

ポコたん
ドラねこ

昨今ではCool Japanなんて言って日本のアニメや漫画がもてはやされているけど現実的にそれがどれくらい浸透しているのかね?

実はアニメ関係者が誇張して事実をねじ曲げているだけかもしれないし、一部の日本のコンテンツを世界に売りだしたい出版社などが結託して事実をややオーバーに書き立てているだけかもしれない。

まあ、そうだな。日本人だけが吹き上がっているだけかもしれないしなw

まいける
ドラねこ

そこでドラねこ読書ノート第26回目の今回は

そうした海外のオタク事情をつづった「オタク・イン・USA:愛と誤解のAnime輸入史 (ちくま文庫)」という本をご紹介するのじゃ!

オタク・イン・USA

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オタク・イン・USA 愛と誤解のAnime輸入史
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ワシ自身かなり漫画が好きである。

それなのになんで自分のブログで漫画以外の本の紹介をしてんだと言われそうだが、まぁそれはしょうがない(*´∀`)

世の中にはワシなんかよりももっと熱く、すごい人達がいる。

 

それはオタクたちである。

え?オタク?オタクといえばキモいと思われている方。

 

いやいやいや……そうではない。

ワシが今回語るのはアメリカのオタクの方である。

 

それにしても今回紹介するこの「オタク・イン・USA」は実におもしろい。この本は日本のアニメや漫画が、海外のオタクたちにどのように浸透しているかを綴ったアメリカ人によるオタク本である。

 

アメリカ人がオタクを語るというのはなかなか珍しいのではないか?

本日はそうしたアメリカ人が現実にどういった形で日本のポップカルチャーを見ているかみていこう!

 

国が変われば捉え方も違う

本書は、日本の漫画・アニメ(特にアニメ)は結構向こうの都合で再編集されたり、改悪されたりと切り刻まれてしまっているという現実があるということを教えてくれる。

 

しかし、それでもアニメを見たいがために情熱を燃やすアメリカのオタクたちは、日本人ではありえないような情熱を発揮して、なんとか元の作品を手に入れようとコミュニティを作ったり、有志を集って内容を英訳し、上映会を開いたりと涙ぐましい布教活動を実践していて、その行動派を文字で追っていくと涙が出てくる。

 

彼らは大まじめに、素晴らしいアニメ文化を広めようと賢明な努力で必死に奮闘しているのだ。

 

……そこまでして日本のアニメが見たいのか…(;´Д`)

そんな思わず涙がにじむような彼らファンの純粋な熱意は感動である。

 

それにしてもこの人達は本当にアニメマンガが大好きなんだなぁと感心してしまう(=´▽`=)

わしはそこまでアニメが好きではないからあんまり親近感わかないけど、これを読んでいるとホントに日本のアニメは世界で通用するポップカルチャーになれるのかな?と思ってしまう。

 

セーラームーンに過剰反応するフェミニスト

しかし、美少女戦士セーラームーンがフェミニストたちから女性蔑視とやり玉に挙げられたりしているという事実を目にした時は正直驚いた。

 

そうか、向こうの人達はセーラームーンが女性蔑視の象徴と見てしまうんだ。その非寛容さというか真面目にそんなことを取り組んでいるフェミニストたちのアホさ加減というか、日本とのアニメの捕らえられ方の違いがなんとも馬鹿らしい。

もっと他に議論しなくちゃいけないことが世の中にはあるだろうに……(;´Д`)

しかも一度はセーラームーンは放送中止に追い込まれているんですね。そしてそれを署名運動までしてまた復活させてしまうとは……

 

向こうのオタクたち、恐るべし。日本のオタクではこうはいかない。

 

またギャングスターのラッパーたちが日本のクールなスーパーロボット系の Tシャツを自慢気に羽織っているという箇所を読んでいると非常におかしいw

8Mileに出てきそうな強面のラッパーたちがガンダムとかトランスフォーマーとかのTシャツをきている姿を思い浮かべるとなんともおかしさがこみ上げてくる。

いちいちそういった日本のアニメが本国ではありえないような解釈をされて、一悶着あるところがアメリカらしくておもしろい。

 

でもそんな小難しい話になるほど意図的に作りこまれたアニメなんてあんまないと思うけどねw

そんなお国の事情で色んな解釈をされているアニメたちの話を余すところ無く紹介しているこの本は、日本人が読んで逆にカルチャーショックを受けること必須だろう。

「オタク・イン・USA」を読んでいると、日本ではあまり馴染みのないアニメが向こうではヒットしていることなどもよくわかる。

 

やっぱり、国が変わるとウケるアニメも当然違うということか。

 

そんなアメリカの、日本のポップカルチャーに対する反応を書き記した貴重な文献として、本書は非常に優れた一冊であること間違いないだろう。

 


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