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J-POPは死んだ 僕らの音楽に長いお別れ。

更新日:

(※この記事は2017/12/12に更新しました)

 

ドラねこ

こんちわ、おいさんだよ。

突然だけどキミはJ-Popは好きかい。

まいける

別にあんまり聴かねぇな。

ドラねこ

わしはハッキリいって大ッキライだよ。

まいける

いきなり直球すぎんだろ。

ドラねこ

と言っても嫌いなのは特に最近のJ-Popなんだけどね。

まいける

ああ……なんとなくわかる気がするなぁ。

ドラねこ

というわけでドラねこ読書ノート・第72回目の今回は、

長いこと不振が続く「誰がJ-POPを救えるか? マスコミが語れない業界盛衰記」というご本を紹介しましょう!

誰がJ-POPを救えるか?

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誰がJ-Popを救えるか?

 

本書を読んでいると、いかに今のJ-Popが腐っているのかよく分かる。

この本は70年代の歌謡曲黄金期から昨今のK-POPやアイドルブームまでの歴史を切実に綴った一冊。

わしらの身近にあった音楽というものがどうやって今までできていったかが非常にわかりやすく書かれている。

 

読んでいるとわしが小学生だった小室哲哉全盛の時代が、どのような時代でどういう流れだったのか。

そうしたことを懐かしく思い出しながらもページをめくっていった。

またわしがあまり知らないモーニング娘。のつんく、AKBの秋元康などのアイドルブームがいかにいして作られていったかという点も非常に興味深く解き明かされていて、おもしろく読み解くことができる。

 

ソニーがJ-Popを彩ってきた

本書を読んでいるとそれほどまでに身近だったJ-Popというものについて本当にしらないことばかり。

 

まず驚くのが、日本の音楽業界がソニー・ミュージックに牽引されながら発展していった過程を読み解いていってくれた。

 

ソニーの存在が日本の音楽業界に多大な影響を与えていたか。これを実感せずにはいられない。

 

そんな音楽の巨人・ソニーも、アップルがiPodで音楽のあり方を根底から変えてしまったことで、日本の複雑な著作権保護が裏目に出て、アップルに音楽業界において11年ものアドバンテージを開けられてしまう。ここらへんはみキミも周知の事実だ。

 

確かに日本のレコード会社が著作権を守ってきたことによって世界中で軒並みCDの売上が下がる中、日本だけがCDの売上を落とさずに今までこれたというプラスの面もあるのだろう。

誰もが等しく著作権の印税を受け取られるという、世界にまれに見る細かな印税回収システムは、多くの作曲者・作詞家・アーティストなどに恩恵を与えたことも事実である。

 

しかしあまりにも複雑になりすぎてしまったシステムは、

時代の波についていけず、今やJ-Popは衰退の一途を辿ってしまう。

 

今や一部で叫ばれているようにJASRACは音楽の使用量を根こそぎ徴収するNHKばりの既得権と化し、文科省の天下り組織としての側面が強くなってしまった。

 

もうYouTubeやiTunesなどの音楽配信がここまで広まってしまうと、

日本のレコード会社は世界的にみて明らかに乗り遅れた感があると感じずにはいられない。

ただそれが単純に悪いことであるとは言えないのがビジネスの難しいところである。

 

だがしかし、

かつての音楽業界の王者・ソニーと新参者のアップルとの収益の差に、

いかに今の日本の音楽ビジネスが遅れているのかがハッキリと表れている。

 

そして日本の歌番組は

音声圧縮技術の登場・スマホの普及など、

複雑な要因が絡まって今のJ-Popは誰も顧みない無残な没落を見せているのだと本書は主張する。

 

だがここで話は終わらない。

世間ではレコードが売れなくなってきているのだが、

その流れとは逆に音楽出版ビジネスだけは売れ続けているというおもしろい流れが起こっている。

 

つまりCDが売れない時代でも、

過去の名曲などの二次使用で儲けているのである。

 

リーマン・ショック以降、

いずれも右肩上がりで成長し続ける音楽出版ビジネスの未来は明るいと著者は語る。

 

もしかしたらここにJ-Pop起死回生の切り札はあるのかもしれないが、わしはこの主張に懐疑的である。

 

誰がJ-Popの劣化を止められるか?

わしが思うに、このJ-Popの衰退は単純に音楽の質が低下した、という点であると思っている。

 

どこでもいいのでゴールデンタイムのTVのチャンネルをつけてみれば、

今のJ-Popがいかに質の悪い音楽を生み出しているかすぐにわかる。

どれもどこかで見たことあるものばかり。

 

右をつけてもアイドル。左をつけてもアイドル。

 

アイドル・アイドル・アイドルのオンパレードである。

 

アイドルだってそんなにいれば価値が下落して、もうすでにアイドルとは呼べないだろう!

とツッコミをいれたくなるわしは古いオッサンなのだろうか?

 

一刻も早くこの沈みゆくJ-Popをなんとかしてほしい。

誤解しないでほしいが、それは別に90年代みたいにCDがバカスカ売れるような時代に戻ってほしいということではない。

 

今巷を賑わせているくだらない音楽を一刻も早く駆逐し、

もっと耳の肥えたリスナーが楽しめるような素晴らしい音楽が溢れるようになってほしい、ということである。

 

正直言って、昨今10年くらいのTV・ラジオや有線から流れてくるJ-Popはあまりにヒドイ! 

 

歌詞を見てみても、

もうムカつくぐらいアーティスト自身の身近なことしか歌えず、

どこかで聞いたことのあるフレーズとあまりに偽善的な歌詞のオンパーレード。

 

J-Popにはわしを含め多くの人間が飽き飽きしているはずだ。

あんなものを強制的に聞かされるならまだジャズやクラシックを聞いている方が何百倍もマシだ。

なのでわしは最近、オールディーズなどの時の風雪に耐えたものばかりをより直ぐって聞いているように思う。

 

しかしあえてTVやラジオを遠ざけて聞かんとしても、

つまらなくなってしまったJ-Popは必ず何処かから聞こえてくる。

 

それはどんなに防ごうとしても必ずどこかから襲ってくるのだ。

 

この狭い島国に逃げ場なし。

ホントこの状況にわしはウンザリしている。

 

 

ハヤクダレカナントカシテクレ(;´Д`)

 


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