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思わずシングルモルトに手を出したくなる日本のハードボイルド小説!

更新日:

※2017/6/13 リライトしました

ドラねこ書店 おすすめの本78

ちわ、わしだよ。

最近は仕事に追われながらそこそこ本を読んでいるよ(*´∀`*)

今日は久しぶりに小説をおすすめしてみるよ。

今回おすすめするのはわしもかなりフェイバリットな作家の北方謙三!

その北方氏が描くブラディ・ドールシリーズの第一作目「さらば、荒野」 を紹介しよう!

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さらば、荒野

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読んでいて、久々にのめり込んだ。

「これだよ。これこそが北方謙三だ!」そう、思ったのだ。

物語は静かに始まる。

N市で酒場を経営する主人公・川中の元に謎の男達が襲いかかってきた。

弟がある機密を持ちだしたらしい。

その機密を巡って、川中は奇妙な事件に巻き込まれる。

弟を愛した妻までもが事件に舞い込まれ、男たちは傷つきながら自らの正義のために戦い続ける。

そして謎の死を遂げた弟の事件の行方を追っている内に……

ブラディ・ドールは、とある地方都市(N市)にあるブラディ・ドールという酒場を中心に繰り広げられる。男たちの熱い戦いの物語である。

とにかく、熱い。物語が現代に展開されているからだろうか?

読んでいて非常に話に入り込みやすい。

僭越ながら、わしは北方謙三ファンを自認しておきながら読んでいた小説は「三国志」や「水滸伝」などのいわゆる中国ものしか読んでいなかった。

あとはエッセイの「試みの地平線 」なども読んだりもして、それでいて北方先生の日本を舞台にした、しかも現代モノの小説はほとんど読んだことがなかった。

試みの地平線 」も大好きだけど、今回わしはこのブラディ・ドールシリーズの第一作を読むことで、改めて北方謙三という小説家の力を思い知った。

影のように付き添う男

この小説の登場人物の中でわしは特に藤木が好きだ。

川中の底知れぬタフさも瞠目に値するが、しかしこの藤木という男は表面上まったくスキのない静けさを持ちながら内面には得体のしれない葛藤を抱えつつ、自分が惚れた男、川中のためにやることはしっかりとやるという冷徹な影のNo2。

主人公で熱い川中とは対称的なクールガイ・藤木がかっこ良すぎるw

舞台設定は少し古い感じがするが、それでもスラスラと読み進めていくことができる北方謙三氏の筆の冴えに舌を巻く。

またこの本に登場する男たちはうまそうに酒を飲む。

ドライマティーニ・ジントニックなど大人な飲み物がそれだ。

わしは普段、酒を飲まないのだが、この本を読んでいるからだろうか?読み進める内に無性に酒が飲みたくなる。

最近はハイボールにハマって自宅でよく作って飲んでいることをこのブログでも再三述べた。

ブラディ・ドールでは「ハイボール」なんて呼び方はせずに、スコッチアンドソーダと言っているが、それもかっこいいw

そういえば、冷蔵庫にまだ最後のサントリー シングルモルト山崎が残っていたはずだ。

そうした大人の飲み物を飲みながら、今夜も北方文学に浸ってみよう。

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