BOOK 科学

日本で自然エネルギーを普及させるために必要なこと。

更新日:

(※この記事は2018/2/1に更新しました)

ドラねこ

ちわ、おいさんだよ。

キミは電気代とか気にしてる?

まぁいくらになるかは気になる方だよな。

まいける
リク

ボクは節電しているよ!

ポポポ!

ポコたん
ドラねこ

わしも今年はエアコンを買い替えて電気代も一つ上のランクのやつに変えたから最近電気代がすごいことになってね。

でもそんな風にバカスカ電気を使っているとちょっと電気のことが気になってくるんだよね。

まいける

そうかぁ?

ドラねこ

ドラねこ読書ノート第88回目の今回は、

そんな原発の代わりに注目されているこれからの次世代エネルギーについての本「エネルギー進化論―「第4の革命」が日本を変える (ちくま新書)」のお話です。

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子供の頃からいつか大人になったら太陽光や風力で発電された電気ですべてのモノが動き出す時代がくる……そう思っていた。

しかし、わしもだいぶ大人になってしばらく経ったが未だにその兆しは見えてこない。

7年前にはあれだけの事故を起こしたというのに、今年の夏には原発が再稼働しているし、一体この国の自然エネルギーはいつ普及するのだろう?

 

この本は元原子力ムラで働いていた著者・飯野哲也氏が書いたこれからの自然エネルギーについての本だ。

 

突然だけど、ウチの家では太陽熱を使ってお湯を沸かしている。

しかし、あたりを見回してもウチ以外はあまりこうしたシステムを採用している家は見当たらない。10年以上も前に近所に先駆けて導入したのに、新しくまたエコキュートとかの太陽熱を利用してお湯をわかすシステムに入ったという声は皆無だ。

それも実はこうしたエコなシステムが普及しないのは政府が補助金だのみの普及策や中長期的なビジョンを持たずに中途半端な政策しかしてこなかったことが背景にあるのだという。

 

なるほどむべなるかな。

そんな中途半端なことではいつまで経っても自然エネルギーなんて普及しないはずだ(;´∀`)

 

自然エネルギーで追いぬかれた日本

他にもショックな事実は続く。

 

10年前まではソーラーパネルは日本の家芸だったのにいつの間にかドイツに抜かれてしまっていたり、風力や太陽光で発電をした際に政府が余剰電力をすべて買い取るFITではなく、買い取り量の上限が決められたRPSを導入したことによって本気で自然エネルギーを普及させる努力を怠ってきたりと、今まで日本の自然エネルギーに対する姿勢はかなりずさんなものであった本書は指摘する。

 

なんか、国に任せているといつまで経っても自然エネルギーが普及しそうにないなぁ(;´∀`)

少し暗い気持ちになってくるが、それ以外にもわしらの身近なところで自然エネルギーを普及させるのに手助けできるような方法はある。

 

それは節電の意識を高めて省エネの暮らしをすることだ。

 

電気のこぎりでバターを切る

省エネ節電というと、「暑さ寒さを我慢すること」だと思われるだろうが、本書ではそうした苦行をすることが省エネ節電ということではなく、むしろ身近なところでできる簡単な「暑さ寒さを我慢しない節電方法」というものを紹介している。

 

たとえば、電気というものは石油や天然ガス電気100で電気を発生させると、なんと60のエネルギーを捨ててわずか40の電気を作るという無駄なエネルギー効率を発生させているのだ。

そしてそれが電線を通って家庭ではお湯をわかすなんていう無駄なことが我々の日常では行われている。

 

こうしたことは「電気のこぎりでバターを切る」と揶揄されるような双じて無駄なエネルギー効率を発生させているため、オール電化住宅など一見エコに見えるシステムも、「電気のこぎりでバターを切る」という重大な欠陥を持っていると指摘されている。

 

エコだと思っていたオール電化が実は無駄なエネルギー効率を発生させているなんてびっくりだねw(^_^;)。

だからお湯はガスか太陽熱で直接お湯を沸かすのが実は一番無駄なエネルギー効率がない(直接お湯を沸かすから)

 

間接照明やLEDで節約を

他にもスポットライトやダウンライトなどの間接照明を工夫して、家の照明を少し暗めに設定したり白熱球よりもエネルギー効率がよいLEDを導入することで家の電気代を節約することができるんだね(^^)

 

結局オール電化なんていうのは国の助成金で東京電力が儲けるために普及させようとしていたんだね。

中には少し難しい話も語られているが、少しずつ読み進めていけばそんなに頭を悩ませずに読み込むことができる。

 

今年の夏は節電意識を高めつつ、

これからの日本のエネルギー社会のありように想いを募らせた一夏であった。

 


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