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馳夫さんにびっくりしたボクの指輪物語

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(※この記事は2018/3/9に更新しました)

ドラねこ

こんちわ、おいさんだよ。

キミはファンタジーは好きかい?

まぁ好きな方かな?

まいける
ポコたん

ポポポ!

別に普通でしゅ。

今回は何を紹介するんでしゅか?

クロ
ドラねこ

今回はファンタジーの金字塔「指輪物語」じゃ

ロード・オブ・ザ・リングだな。

まいける
ドラねこ

そう、わしはその中のアラゴルンとフロドが大好きなのじゃ!

またベタなところをw

俺はガンダルフかな?

まいける
ドラねこ

指輪物語はわしが高校生の頃にイッキに読んでハマったかなり思い入れのある作品なので、

そこでドラねこ読書ノート第98回目は「新版 指輪物語」を紹介するのじゃ!

指輪物語

高校生の頃だった。

映画で「ロード・オブ・ザ・リング」が巷では流行っていた。

ファンタジーが大好きなわしは少し遅れてDVDでロード・オブ・ザ・リングを観た。

映画版のロード・オブ・ザ・リングも好きだったが、こうなるともう原作の指輪物語も読んでみたくなる。

 

そんなことを友人に打ち明けたら

それなら、図書館に全部あるぜ

と、わしに教えてくれた。

 

実際に行ってみると、本当に高校の図書館には指輪物語が全巻そろっていた。

そして喜び勇んで読んでみたものの、まったく歯がたたない。

どういうことかというと、J・R・トールキンの文章には最初からいささかクセがあり、おまけに指輪物語は世界は設定も難解。

 

そして極めつけは契約の関係で訳が古いというので非常に読みにくかった。

 

調べてみると原作者との契約で指輪物語はなかなか新訳が出せないふうになっているとのこと。

指輪物語よ、お前もか。

サリンジャーと同じような翻訳の魔の手に絡め取られたファンタジー小説を読みにくい文体をそのまま頭をショートさせながらなんとか頑張って読み通した記憶があるw

 

おかげで、映画版とはだいぶ違った雰囲気であることがしっかり感じ取れた。

今考えると若い時にああやって小難しい小説を頑張って読み通すという体験は貴重なものだったんだなと、やってよかったと思っている。

 

翻訳が変

日本語版

1972年から1975年に掛けて瀬田貞二訳の全6巻が評論社から出版され、1977年に同社から内容のほぼ変わらない文庫版全6巻が出版された。1992年、既に亡くなっていた瀬田貞二の訳文をもともと協力していた田中明子が全面的に見直し、両名の共訳という名義になり愛蔵版全3巻、A5版全7巻、文庫版全9巻の三種が発行された。愛蔵版とA5版では、「追補編」Dの後半以降が追加され全訳となった。2003年には、文庫版に第10巻『追補編』が追加発行された。

作中にある英語由来の固有名詞を翻訳する際には、各国の言語に修正するようにというトールキンの意向を反映して、瀬田貞二訳では幾つかの人名や地名が日本語に翻訳されている。

  • Black Riders → 黒の乗手
  • Easterlings → 東夷
  • Glittering Caves → 燦光洞
  • Gollum → ゴクリ
  • Middle-earth → 中つ国
  • Oliphaunt → じゅう
  • Rangers → 野伏
  • Rivendell → 裂け谷
  • Shadowfax → 飛蔭
  • The Shire → ホビット庄
  • Sting → つらぬき丸
  • Strider → 馳夫

例えば「ロード・オブ・ザ・リング」の劇中では物語で重要な担い手になるアラゴルンのことを「ストライダー」とフロドたちホビットは呼んでいたが、本の方では「馳夫」さん……

 

おいおい、馳夫って誰だよw

 

最初これを読んだときはびっくりしてしまったwww

いきなりイギリスのファンタジーに日本人出てきちゃったよ。

馳夫(はせお)

…原語Striderの訳。

「闊歩する人」「馬にまたがる者」の意

そしてフロドが持っている剣が映画版では「スティング」になっていたが、本の名前では「つらぬき丸」

 

……つらぬき丸。つらぬき丸て(;´Д`)

だいぶ翻訳に昭和な匂いがするぞw

 

な、なんかファンタジーっぽくない!!

全くもって時代劇の香りがするぅ!!!

 

名剣「スティング」そのままで良かったんでないの?

こっちの方がよっぽどファンタジーですよっ!!

 

そして極めつけはフロドのミドルネームだったかが「山下」

えっ!?と思って追補編で英語の苗字を確認してみるとアンダーマウンテン(undermountain)。

 

馬鹿丁寧に訳すとフロド・「山下」・バギンズ。

……山下フロドか、これじゃあちょっと裸の大将みたいな感じがしちゃうじゃないか!!

 

と、そんなことをごちゃごちゃ突っ込みを入れつつ、読んでは途中嫌になり、読んではまた途中嫌になりと、何度も中断を挟みつつ、なんとか二年半かかってすべて読み切ることができたのでしたw

後にも先にもアレほどまでに悪戦苦闘した本はアレ以外にない。

 

映画ももちろん素晴らしい!

その他にも詳しいことが知りたくかったらこうした動画も見つけた。

町山智浩さんがロード・オブ・ザ・リングについて詳しく語ってくれている。

この動画でも語られているけど、確かにあの映画は原作ファンにしたら完璧な仕上がりになっていたね。

 

特に素晴らしいのがビジュアルで、まさしくあれこそトールキンのファンタジーの世界観を忠実に再現していて、画面の前で絶句してしまうほど美しい世界だった。

それにしてもあの世界観を作り上げるために有名なイラストレーター2人を呼んでそこからビジュアルを作り込んでいくとは、さすが原作のファンが厚いだけに日本では考えられない制作の過程だった。

数々のリスキーな条件を物ともせずに世界中にファンのいる指輪物語の世界をああして作り上げしてしまうなんて、ピーター・ジャクソン監督の手腕の恐ろしさを垣間見た作品であった。

 

その素晴らしい世界観は確かにファンタジー映画のマイルストーンと呼んでいい傑作であろう。

 

故にわしの「青春の一冊」は指輪物語であるw

 


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