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夫婦の会話を盗み聴いていた「アレクサ騒動」から考察する「2001年宇宙の旅」

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ドラねこ

こんちわ、おいさんだよ。

君は宇宙旅行をしたことあるかい?

ああ、宇宙ね。

何度か行ったことあるよ……ってあるわけねえだろ!

まいける
ドラねこ

わしは最近、宇宙に行ってみたくなったのじゃ。

なんだよ急に。

まいける
ドラねこ

実は今日これを観たのじゃ。

2001年宇宙の旅」じゃねーか。

まいける
ドラねこ

そうそこで今回は「2001年宇宙の旅」について語ってみるのじゃ!

2001年宇宙の旅

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先日、ニュースを見ていたらアマゾンのスマートスピーカー「アレクサ」が夫婦の会話を勝手に録音していたという事件を耳にした。

 

実をいうとわし、

スマートスピーカーを「いいなあ、ほしいなあ」

と少し羨ましく思っていたのでこのニュースを聞いた時は衝撃的だった。

 

AIの驚異というのが昨今盛んに囁かれているが、こんなすぐにAIが人の会話を録音するという事件が起こるなんて、こうしたことはもっと先の未来に起こるものだと思っていた。

 

そんな事件があったことでスマートスピーカー購入を控えようと思った矢先に、

こういった事件を先取りしたような映画があったことを思い出した。2001年宇宙の旅である。

 

AIの反乱

観たことない人に悪いけど少し中身をネタバレしていうと、

あらすじ

この映画は人類が宇宙に容易に旅行に行けるようになった時代、

優れたAIコンピュータ「HAL」を詰んだ宇宙船が、あるミッションのために木星へと向かう。

人間よりも優れた頭脳を持つ完璧で高性能なコンピュータ「HAL」は途中でAIがとんでもない「反乱」を犯す。

宇宙の旅の最中に「あるミス」をして人間たちに宇宙船が故障したと思わせてしまうのだった……

 

それがミスなのか、故意なのかよくわからない。

 

2時間半近くのお話の中、近未来の宇宙の旅の様子をスタンリー・キューブリックらしい優雅な時間の使い方で勧めていくのだが、そんな「HAL」の様子に乗組員は次第に不信感を募らせ、「HAL」を再起動させようとするのだが、実はその会話は「HAL」に盗み聴かれて(実際には盗み見てw)いて、乗組員をさらに恐ろしい目に合ってしまうというストーリーなのだ。

 

難解な映画なだけになかなかその全貌は理解できないかもしれないが、映画評論家の町山智浩氏の「2001年宇宙の旅」の解説動画を見るとスタンリー・キューブリックがどのような思いでこの映画を作ったのか読み解くことはできるだろう。

ただ物語の最後は幻想的で観た人の解釈でいくらでも意味をよみとれるかもしれないが、ここでも町山氏は最後のシーンについて非常にわかりやすい解説をしてくれている。

 

宇宙の旅という重要なミッションの最中に、

AIが「誤作動」ないし「反乱」を起こすというはとんでもないことが起こるのだが、この「とんでもないこと」が最近では意外と身近に起こっているのかもしれない。

 

AIの反乱は身近に起こっている?

「AIの反乱」というテーマをスタンリー・キューブリックは意図して描いたものではないかもしれないが、最近の「アレクサ」騒動は映画の中のAIに比べれば些細な笑い話と言ってもいい軽いものだった。

 

しかし、些細なことのように見えて実はかなり身近な場面で、もうすでにわしらはAIの反乱を体験している。

現実にHALのようなAIが知らず知らず人間に牙をむき、とんでもない事故あるいは事件が起こらないとは限らないのだ。

 

町山氏の解説でもAIがディープラーニングをして人間の知性に近づけば近づくほど、AIもノイローゼになりうるという。そうなればコンピュータは人と同じ。騙したり騙されたりするのではないだろうか?

 

便利だからといって人はすぐにAIだなんだと導入したがるが、果たしてそうした技術が本当に人類を幸せにすのか?

 

木星に行く前に我々は考えなければならない。

 


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