
こんちわ、おいさんだよ。
キミはパスタは好き貝?
貝って……まぁ、好きなほうだよ。
たぬき、お前も好きだよな?


ボクも大好きだよ!
ポポポ!


たぬきはなんでも食うからな?
ではその肝心のパスタ、どう作る?
どうって……そりゃ


大きなお鍋に水を張って……
ポポポー


ぶー!もうその時点で終わっている!
そんなことをしなくてもレンジでカンタンにパスタを作る方法があるのじゃ!
えっ!そういうこと?


というわけで今回は、
そんなカンタン便利「エビス プライムパックスタッフ 絶品レンジでパスタ PPS-6220」を紹介するのじゃ!
ポポポ!

前回まではこちら
机に吊るすためのティッシュケースを探してみた(*´ω`*)
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吊るして便利。オシャレなティッシュケースはこれだ!
続きを見る
レンジでパスタの決定版?
とあるガジェット系雑誌でやたらこの「絶品レンジでパスタ」をおすすめしていた。
なので、スパゲティ好きのわしはこれを買ってみることにした。
よく100円ショップなどでこうしたパスタケースは売られているが、このパスタケースはひと味ちがう。

使い方はメーカーのYouTubeにも載っていたのじゃ。
ほーう。

違いは「ヴォルケーノ構造」にある。
ポイント
「ヴォルケーノ構造」とは、フタ穴からゆで汁を戻し循環させることによって熱の滞留が生まれ、従来のパスタケースよりも美味しくスパゲティが茹でられる構造のことである!

ふんふんヴォルケーノね。
これでゆで汁に含まれるデンプンがパスタをもっちりコーティングしておいしいスパゲティに仕上がるという。
ふーん、本当かな?

使ってみるまではその効果を信じない疑り深いのが吾輩である。
それではほんとにおいしくできるのか、ではさっそく試してみよう。
実際に試してみた
パスタはAmazonでもコスパ最強の名を誇る「バリラ No.5 スパゲッティー 5kg」を買って試してみよう。
今回はソース280gに合わせて二人前200gをゆでてみる。

200g計るには赤いフタの出っ張った穴にパスタを入れれば計測できるのじゃ。
なるべくくっつかないようにパスタを2つに折っていれる。
で、ここが大切なポイントなのだが、
ポイント
これをパスタの袋の裏に書いてある湯で時間に合わせて注ぐ。
大体スパゲティってこの細さだと7分くらいだから500Wで7分に設定。
これがしばらくするとだんだんお湯が内部で沸騰してくる。

キタ!これがヴォルケーノ構造だwww
おお、ホントだ。
吹き出している。


うおおおっ
ホントウにカザンみたいにフキでているでしゅ。
7分後。
まずは一本取って食してみた。

うむうむ……こ、これは!
しっかりと茹だって・・・・・・いない
なんだこれ?!
これがアルデンテか?
全然まだ固いじゃん!

レンジでチンして取り出せばそこにはオイシく茹だった麺があるはずが・・・アルデンテと呼ぶにはひどい芯があった。
しかもパスタケースの隅っこには固まって束になってしまってくっついている麺もチラホラ見かける。
なので全体的に、全く火がとおっていないのも多い。
これはきつい。
これじゃおいしいパスタとは言えない。
仕方ないのでパスタをなんとかお箸で解きほぐし、お湯を入れてもう一度茹でることに。
すると今度は5分くらい延長して、やっとおいしいパスタに仕上がった。よかったw

う~ん、これがちゃんと一発でできれば感動したんだけど、これはちょっとがっかりじゃな
食ってみると明らかに芯の部分が口に残ってたぞ?!


アルデンテ・・・と言えないくらい残ってたしな。
もちろん、わしの使い方が悪かった部分もあるかもしれないが・・・
もっとあっさりしっかりしたアルデンテに仕上がってほしかったのじゃ。
やっぱり狭い箱の中で茹でてしまうと麺が泳がないのでどうしても麺同士くっつきやすくなるのは構造上解決できないみたいだ。
実際に食べてみて
で、お味の方は最初に茹でたものは水っぽかったり芯があったりして食べにくく、時間を追加して茹でたらパスタ自体はもっちりしてソースのからみもよくなった。これならなんとか食べれる!
けど、
正直これはちょっとした手間である。

なんか・・・
あんまりオイシくないでしゅ。
ポコたんも残してるよお・・・


ポポポ・・・
たぬきもダメなくらい不味いのか・・・


なんとも残念なかんじじゃのう。
もう一度試してみた
仕方ないので後日また再挑戦してみることにする。
しかしまたしてもこのパスタケース、挑戦したらお湯の分量を間違えてしまって失敗してしまった。
ココがダメ
「レンジから取り出したら10回かき回してお湯とからませる」と書かれているがそれ以前の問題で、パスタの分量によってはケース内で固まってしまうのだ。なかなかパッケージにかかれているほどカンタンにはアルデンテにならない。
しかもお湯加減は重要である。
このケースに書かれている目安よりも気持ち多めに入れないとかなりの確率で失敗してしまう。
う~ん、これは微妙だ。
ポイント
このパスタケースの利点を挙げるとこの様になるが……
- 大量の水を使わずに済むしガス代もかからない。
- パスタを茹でた後の片付けが大変なんだけどこれはカンタン。
- 一人暮らしの男性に便利なグッズである。
パスタを大量の水と火を使わなくても茹でられるという点では評価できるのだが・・・
ただパスタを密集させて入れると高確率で内部でくっついてしまうのでお湯の分量を多めにして使用しないといけない。

パッケージに書いてあるとおりにお湯を入れてもやはり麺がくっついてしまうのじゃ。
半分に折って入れるとだいぶマシになるけどな。

使い方にはちょっとしたコツがあるのが難点。
まあ、一人暮らしで大鍋をつかってパスタを作りたくない人には良いかもしれない。
でも、もう少し効率よく工夫をしてくれても良かったのでは?
というわけで、驚くほどカンタンにパスタを茹でられるが、少々使い勝手の悪いパスタケースなのでそこらへんは注意していただけると良いと思う。