

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミはテープカッターは好きかい?
なあ、このテープカッター、全然うまく切れないんだけど、なんとかならないかな?


ほほう、テープ切りにお困りとな。そんな時は“カルカット”を使うとよいのじゃ!
カルカット?
聞いたことないけど、そんなに違うのか?


うむ、コクヨの逸品じゃ。軽い力でスパッと切れて、切り口もまっすぐ美しいのじゃ
へえ、そんな便利なものがあるんか。試してみる価値ありそうだな。

\ ココがポイント!/

コクヨのテープカッター「カルカット」は、従来のテープカッターの不満を解消する革新的なアイテムなのじゃ!!
独自の特殊加工刃により、軽い力でテープをまっすぐ美しくカットできるのが最大の特徴だ。
これによりテープ切りのストレスが軽減され、日常生活や作業が格段に快適になる。また、テープののりが刃に付きにくく、長期間にわたって切れ味が持続する点も魅力的である。さらに、セロハンテープだけでなく、PPテープやマスキングテープなど多様なテープに対応しており、用途の幅が広い。デザインもシンプルで、オフィスや家庭などさまざまなシーンに馴染む。テープを頻繁に使用する人や、作業効率を向上させたい人にとって、カルカットはまさに必携のアイテムと言えるだろう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
カルカットの凄さに迫ってみた
テープカッターがダメになってしまったので新しいものを買ってみた。
なんでもアマゾンで馬鹿売れしているみたいなので、これが一体どんなものなのか実際に試してみることにしよう。
それにしてもなんだか普通のテープカッターに比べてデザインがシュッとしている感じがするけど、最近の文房具はこうしたところにも手が込んでいるのである。
お値段1000円ほどのカルカットがどれほどのものなのか、頑張って試してみよう。
開封の儀
というわけで外見はこんな感じである。
なんとなく学校や職場にある普通のテープカッターに比べてやはりシュッとしていておしゃれ文房具の趣がある。
ココがポイント
全体が四角張っていて光沢のないマットな仕上がり。
その上に白と黒の余分な配色を廃してデザインがいかにもモダンである。
持ってみた感じは少し従来のテープカッターよりも重め。
見た目のスタイリッシュさに比べて意外と安定感のある作りになっていた。
こちらがテープを巻き付ける芯の部分。
ココがおすすめ
わしが使っていた従来のものは芯の棒が長めで折れやすかったのだが、こちらは短く太くすることによって経年劣化による芯の折れを防ぐ作りになっている。
上からみたらこんな感じ。
お気づきかもしれないがそう、このテープカッターの刃の部分に注目していただきたい。
良いところ
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | コクヨ テープカッター カルカット |
メーカー | コクヨ株式会社 |
対応テープ幅 | 最大18mm |
対応テープ外径 | 最大96mm(大巻きテープ対応) |
本体サイズ | 約 幅54×奥行172×高さ95mm |
重量 | 約400g |
材質 | 本体・カバー:R-ABS、刃:ステンレス |
カラー展開 | 白、黒、緑、ピンクなど複数のカラーバリエーション |
特徴 | 特殊加工刃による軽い切れ味、まっすぐな切り口、のりが付きにくい設計 |
対応テープ種類 | セロハンテープ、PPテープ、マスキングテープなど多用途に対応 |
では以下に良いところを挙げていこう!
軽い力でスムーズにカットできる
カルカットの最大の特徴は、独自の特殊加工刃により、従来のテープカッターに比べて約半分の力でテープをカットできる点である。この刃は、刃の山と谷のすべてが「刃」となっており、テープを引き裂くのではなくスパッと切断する仕組みだ。これにより力を入れずにテープを切ることができ、手や腕への負担が軽減される。
軽い力でピッと切ってピッと貼れるこの軽やかさがこのカルカットの持ち味になっている。
特に長時間の作業や頻繁にテープを使用する場面では、その効果を実感できるだろう。
切り口がまっすぐで美しい
従来のテープカッターでは、切り口がギザギザになりがちで見た目が悪くなることが多かった。しかし、カルカットは特殊加工刃の効果で、切り口がまっすぐで美しく仕上がる。これにより包装やラッピング、工作などの仕上がりが向上し、プロフェッショナルな印象を与える。特にプレゼント包装やDIY、クラフト作業など見た目にこだわる作業においては、カルカットのまっすぐな切り口が仕上がりのクオリティを大きく左右する。地味ながらも、完成度を高める重要なポイントといえるだろう。
のりが刃につきにくく、清潔に使える
テープカッターを使っていると刃に粘着剤がついてベタつくのが悩みの種だ。
しかしカルカットは、刃にのりが付きにくい特殊構造を採用しており、長期間清潔に使い続けられる。テープの粘着部分が刃先に干渉しにくいため、切れ味の劣化や刃の掃除の手間が少ないのも嬉しいポイント。オフィスや家庭で毎日のように使用する場合、この「メンテナンスフリー」に近い快適さは、使えば使うほど実感するだろう。
この替刃が従来品と違った点である。
ココがポイント
従来品はもう少しカッターの刃部分が大きくギザギザしているのだが、
このカルカットは刃を小さくすることによってテープのベタつきを無くし、切れ味も従来品よりも増す作りになっている。
そしてもう一つのポイントが、
なんとこのカッター部分を取り外しが可能であるという点なのだ!

これは素晴らしい!
こんなふうに刃がダメになっても刃の部分だけ別売りのものに買い換えることができる作りになっているのじゃ。
へえ、こりゃすごいな。

こんなふうに刃がダメになっても刃の部分だけ別売りのものに買い換えることができる作りになっている。
ココがポイント
普通テープカッターって回転する芯の部分かこの刃の部分がダメになってテープカッター自体を捨てなくてはいけなかったのだが、刃も芯も買い換えることができる作りにすることによって、また高いお金を払って本体すべてを取り替える必要がないのだ!
取り外した刃部分がこちら。
刃は小さくこの部分を付け替えることができるのだ。
裏をみるとこのようになにやら開けられるツメのようなところがあり…
こちらを押すと中が開いて金属部分の刃のみを交換することができるのである!
つまりはこの小さな替刃を買い換えればいいのだから経済的である。
こうした細やかな作りはさすがといったところか。
実際に使ってみて
では実際にテープをつけて試してみよう。
間違えて12mmのものを買ってきちゃったけどまあいいかw
こんな感じにあっさりとはめ込んで、横からみるとこの太い芯がしっかりとテープを支えてくれるのがよく分かる。
で、実際に引っ張り出してみるとこれがまあ軽い!www
こんなに軽く切れるのか!と驚くくらいの切れ心地。
サクサク切れてしまうのだけど、刃は小さいので子どもが間違って指を切ってしまうような心配はなさそうだ。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では次に悪いところを挙げていこう。
小巻きテープには非対応の場合がある
カルカットは大巻きテープに対応した設計が中心となっており、小巻きサイズのテープには使えない場合がある。購入前に自分の使いたいテープが対応しているかを確認しておかないと、使えないという事態になりかねない。
刃の交換ができないモデルがある
一部モデルは刃の交換に対応しておらず、刃が劣化した場合は本体ごと買い替えとなる可能性がある。
とはいえ、耐久性は高いため、すぐに切れ味が悪くなることは少ないが、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはややネックになるかもしれない。
本体サイズがやや大きめ
安定性を重視して設計されているため、カルカットは本体サイズがやや大きめである。
デスクの上に置くとスペースを取ると感じる人もいるだろう。コンパクトさを最重視するなら、他のスリム型モデルを検討した方がよいかもしれない。
そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- テープを頻繁に使う事務作業・ラッピング・DIYを行う人
- テープの切り口の美しさや精度にこだわる人
- テープカッターの切れ味や快適さに不満を感じている人
コクヨのテープカッター「カルカット」は、テープを「ただ切る」道具から「快適に、気持ちよく切る」体験へと昇華させた名品である。特殊加工刃による軽快な切れ味、まっすぐ美しい切り口、そしてのりが付きにくい構造により、日々の作業が効率的かつ楽しくなる。オフィスでの事務仕事から、家庭での工作、子どもの学習補助まで、幅広い用途に対応できる柔軟性も魅力だ。「ただのテープカッター」と侮るなかれ。一度使えば、もう他の製品には戻れなくなるだろう!

カルカットは、テープ切りを「快感」に変える魔法の道具なのじゃ。ぜひ、その切れ味を手に取って体感してみるのじゃ!