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画力が爆伸びする!ルーミスの人物画教本を読まない理由がない

2018年7月17日

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画力が爆伸びする!ルーミスの人物画教本を読まない理由がない

2018年7月17日

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
ドラねこ
ドラねこ

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!

キミは

人物画ってムズすぎだろ……なんで顔のバランスだけで死ぬんだよ

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

お前、この間の背景画の時もおんなじようなことを言っていたのじゃ。

ふむ、ならばルーミス先生の“やさしさ”に頼るのはどうかのう?

ルーミス?

いやいや、“やさしい”とか言ってどうせプロ仕様の実用書なんだろ?

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

逆じゃ。

誰が読んでも描けるようになる初心者に優しい本なのじゃ!

本当かよ?

まいける
まいける

\ ココがポイント!/

ドラねこ
ドラねこ

『やさしい人物画』は、絵を学ぶ者にとって避けて通れない不朽の名著なのじゃ!!

アンドリュー・ルーミスは、初心者からプロ志望者までを対象に、人物画の基本を論理的かつビジュアル的に構築している。

本書の最大の魅力は「どう描くか」ではなく「なぜそう描くか」を徹底的に教えてくれる点にある。輪郭の取り方、比率、構造、動き──それぞれが意味を持ち、根拠を持って解説されている。絵が下手だからこそ読むべき本であり、才能の有無ではなく「理解」によって絵が上達することを教えてくれる。SNSでのバズや模写文化の影響で“ルーミス式”という言葉が独り歩きしているが、その本質を味わうにはやはり原典を手に取るべきだろう。

ジャック・ハム 人体のデッサン技法

そこそこ自分は絵が上手いと思い込んでいた時期があった。

もうずいぶん昔の話になるが、そんな自分の満身を打ち砕く出来事があって、やはり最初からデッサンをやり直そうといろんな実用書を探していた。

そこで出会った二冊の内一冊がジャック・ハムの「人体のデッサン技法」である。

こちらはどちらかと言うと入門編といった感じで、絵を描きたいけどどのように描けばいいかわからないという人に向けてやさしく描かれた初心者向きの実用書である。

顔の造形、デッサンのとり方、影の付き方。

基本的なことをやさしい文章でいろいろ書いてあるので読み勧めていくうちに絵に対する理解がどんどん膨らんでいくだろう。

できれば読むだけではなくここに描かれている絵を模写しながら読み勧めていくと、きっと絵のレベルも上がるはずである。

 

A・ルーミス やさしい人物画

次に実際に使える実用書がこちらのA・ルーミスの「やさしい人物画」である。

こちらは絵を描く人、フィギュアを作る人、彫刻や造形に関わる人も人体の描き方について描かれた古典中の古典として多くの人に親しまれ読み続けられている本。

文章は簡単ながらも解説が秀逸で、カラダの構造と捉え方など男女の体の構造の差を解説しつつ、実に細やかに人物デッサンのコツを教えてくれる。

こちらは中級〜上級編といった感じの本でハムさんに比べて文量も情報も多いので、絵に迷ったときはたまに開いて自分のデッサンの何がダメなのかを調べるのにも役立つ息の長い本として傍らにおいて資料として参照することができるだろう。

この本は文章もさることながら、様々な絵の構図が載せられているのでそれらを一つずつ模写しながら頭の中に人体を叩き込んでいくと、絵の表現力も格段に増すことだろう。

迷ったときのルーミスだよりというくらい、幅広い人に愛されている芸術系実用書の名著である。

 

ここで紹介した二冊以外にも人物画の書くコツを伝えてくれている本は数あるが、何を読んだらいいかわからないというひとは、とりあえずこの2つを買ってみてはどうだろうか?

 

決して損はしないこと間違いないだろう。

 

良いところ

あらすじ

『やさしい人物画』はアンドリュー・ルーミスによって1943年に書かれた人物画の教本である。

原題は “Figure Drawing for All It’s Worth”──すなわち「人物画のすべて」であり、その名にふさわしく、頭部・胴体・手足の構造、ポージング、人体の動きや比率に至るまで、人物を描く際に必要な要素が網羅されている。特徴的なのは、図解が豊富であり、視覚的に理解しやすい点。そして「円柱」「ブロック」といったシンプルな形状から人体を構築する“ルーミスメソッド”が、誰にでも再現できる形で紹介されている点だ。

またファッションや表情、構図の解説も含まれ、単なるデッサン本の域を超えて“絵の教養”として読める一冊となっている。

では以下に良いところを挙げていこう!

絵の“構造”を理解させる独自メソッド

本書最大の強みは、ルーミスが提唱する「頭部の球体+十字線」「身体の立方体分割」など、誰にでも分かる“構造化”手法にある。

複雑に見える人体を、円柱や球体などの単純な形に分解することで、描くべき位置や方向が自然に把握できるようになる。このロジックは、独学者にとって非常に頼もしく、再現性が高いため、短期間で飛躍的に成長できる土台となる。

解説の丁寧さと図の豊富さが群を抜く

文章での説明だけでなく、豊富な図解・段階的プロセスが掲載されており、「読んで理解し、見て納得し、真似して描ける」三拍子が揃っている。

特に、同一ポーズを別角度で描いた図、顔の年齢差や性別による描き分け例など、実践に即した工夫が随所に見られる。単なる模写本ではなく、「なぜその線になるのか」「なぜこの比率なのか」をきちんと説明してくれるところが、他の人物画本との決定的な違いである。

永続性と普遍性を備えた内容

『やさしい人物画』が出版から80年以上も読まれ続ける理由は、描写技術が時代を超えて通用する普遍性を持っているからである。

CG・デジタル技術が進んだ現代においても、人体構造の基本原則は不変であり、本書はそれを体系立てて提示している。初心者からプロ志望、アニメーターや3DCG制作者まで、あらゆる描き手にとって一度は通るべき道がここにある。

気になった方はこちらからどうぞ

悪いところ

では以下に悪いところ挙げていこう。

翻訳がやや古く感じる場面がある

日本語版は丁寧な翻訳ではあるものの、元の出版時期が古いため、表現にやや硬さや旧時代的な言い回しが残っている。現代的な学習書に慣れている読者にとっては、読みにくさを感じる部分もある。

練習者の“挫折ポイント”は残る

図解が多くわかりやすいとはいえ、実際に自分の手で描いてみると、ルーミスの描線の的確さや精度に圧倒され、再現が難しいと感じる瞬間もある。「描ける気がするが描けない」ギャップに苦しむ読者も少なくないだろう。

ページ数と情報量の多さに圧倒される

本書は約200ページ超のボリュームがあり、最初から最後まで通読するには相応の集中力と時間が求められる。情報の密度が高いため、気軽にパラパラと読むだけでは効果が薄く、真剣な学習姿勢が必要となる。

そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まいける
まいける

まとめ

こんな人におすすめ!

  • 絵を描き始めたばかりで人物が苦手な初学者
  • デッサンを論理的に学びたい中級者
  • 絵に伸び悩んでいる全ての独学者

『やさしい人物画』は、タイトルに反して中身は極めて本格的で、絵を描く上で必須とも言える基礎知識を詰め込んだ一冊である。

ルーミスの教えは、人体を理解するための最短ルートであり、模写ではなく“構造を考えて描く”力を養ってくれる。何度も読み返し、模写し、考えることが求められるが、その分得られる成長は大きい。

「人物が描けるようになりたい」と願う者すべてにとって学びの出発点としてこれ以上の本はないだろう。

ドラねこ
ドラねこ

絵を描く者よ、迷ったときはルーミスに立ち返るのじゃ。

骨も筋も、線も面も、この一冊に道があるのじゃぞ。焦らず一枚一枚、積み上げるがよいのじゃ。


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  • この記事を書いた人

ドラねこ(おいさん)

「運も人生も、自分で掴み取れ!」をモットーに、吉方旅行をきっかけに運気を上げる旅や、旅先で本当に使える便利アイテム・ガジェットを中心にレビューしています。 「旅と運を味方につけたい人」に役立つ、リアルでちょっとお得な情報を発信中。 お気に入り登録・SNSフォロー大歓迎!

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