自然の中で一人、静かに火を灯す——
その瞬間、すべてが新しくなった。それが「タフまるJr.」だった。
大げさに聞こえるかもしれないが、こいつと出会ってから、吾輩のキャンプは更に盛り上げるのだった……
…おい、何ブツブツ一人で呟いてんだ？
ちわわ、ちわ〜！
今回はキャンプに最適なガスコンロについての話なのじゃ。
ガスコンロ？
前確かお前が買ってたじゃねえか。
イワタニの「タフまる」じゃな。
実はアレよりも優れたガスコンロが販売されたのじゃ！
え！
アレよりもすげえのって・・・
今回の「タフまるJr」はまさに男のロマンにぶっ刺さる最高のキャンプギアだったのじゃ！
では以下に詳しく語っていくことにしよう！
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん？」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
タフまるの更に上
以前吾輩はこのブログでイワタニの「タフまる」を取り上げた。
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タフまるは我が家の冬の定番「おでん」を作る際にはなくてはならない家電となったのじゃ。
で、今回もまた新しい家電を買ったのか。
……お前、ガスコンロ買いすぎだろ。
イワタニから更に軽くて小さなガスコンロが出たので今回「タフまるJr」をレビューしてみるのじゃ！
開封の儀
タフまるJrとは？イワタニから出てるカセットコンロの超タフ系モデル。
本気でアウトドア用に作られてるから、普通のコンロとは別格。
- 風に強い
- 寒さに強い
- 小さくて軽い
- CB缶でOK（コスパ最強）
という特色のあるアウトドアに特化したガスコンロなのだ。それでは開封していこう。
ケースは以前買った「タフまる」同様、硬いプラスチック素材のアタッシュケース型で中のコンロをしっかりと守ってくれる。
中を開けるとこんなかんじ。
取り出してみると・・・横幅は286mm
おお！
「タフまる」じゃ！
見た目は前のとおんなじだな。
それがまんま小さくなっているっていう。
本体サイズは以前のタフまるよりも60％も小さくなっているようじゃ。
色も以前は黒しかなかったが、ブラック・オリーブとして限定色のレッドなど多数を取り揃えているみたいじゃな。
ちなみにこれでいくらなんだ？
確か6600円くらいだったかな？
そこまで高くはないのじゃ！
良いところ
裏を見るとこんなかんじ。
このマットな塗り具合とモケットグリーンを彷彿とさせる色合いもいい！
なんかいかにもキャンプ道具ってかんじの色合いじゃ。
荷物に無理なく収まる
本体サイズ：286×193×122mm
ソロ用のクッカーや焚き火台の横にも余裕で置けるコンパクトさ。
上から見るとしっかりコンロの部分を風防が囲っているのがよくわかる。
CB缶で運用できる気軽さ
OD缶じゃないから、コンビニでガス調達もOK。山奥じゃない限り、ガス切れの不安はゼロ。
ボンベ接続部分はやはりJrなだけあって、本来のタフまるよりも小さく、ボンベの尻が見える形になる。
おまけにヒートプレートもついているので、ガス缶を温めることができて寒冷地の仕様でも安心して使うことができるようになっている。
意外と強火。1人鍋・炒め物・湯沸かし、全部できる
バーナー部分は従来の「タフまる」に比べて、小さくなっているが火力は2.3kW（2,000kcal/h）で、実用製は十分。
ソロ鍋→コーヒー→目玉焼きを焼く。などの調理も余裕。スペースに余裕のない車中泊でもラクに使用できるサイズである。
前のタフまるの弱点が火力がいささか強すぎる点にあったのじゃが、このJrはそこそこなので、すぐにボンベを使い果たしてしまうことはないのう。
小さくてコンパクトな分、省エネなんだな。
正直、焚き火って最高だけど、火起こしに時間かかる・風に弱い・煙が臭いという欠点もある。
そんなとき、これを使うとスマートなキャンプや車中泊などでも大活躍するぞ！
プリムス バーナーシート
しかし車中泊で使う際には火災が心配だ。
もし車中で使用していて火が下の机に燃え移ったら……と心配になったのでこんなものを購入した。
それがこのプリムスのバーナーシートじゃ。
いわゆる焚き火シートみたいなもんか。
そのガスコンロ用じゃ。
世の中にはこんな便利なもんがあるんじゃな。
ぱっと広げて大きさを見てみる。
大きさを比べるためにMagic Mouseを並べてみると、どれほどがわかるだろう。
乗せてみるとこんなかんじ。
これなら車中でも安心して調理できるだろうな。
簡単な煮炊きなら心配ないぞ！
乗っけてのシンデレラフィットといえばこんなかんじだろう。
デザインと性能が最高じゃ！
見た目カッコいいよな。
小さいからどこまでも使えるかわからんけど。
じゃあ、実際に使ってみよう！
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
「タフまるJr」を買ったので、せっかくだからすき焼きにしてみよう。
家のすき焼き鍋はやはりタフまるよりも巨大で少しバランスが悪いが使い勝手は悪くない。
火力も申し分なくこれだけ大きな鍋に対してもしっかりと火を通すことができる。
これは前も「タフまる」を買った時に言ったのだが、悪い点を一つ挙げるとするとやはり風防がある分、コンロの位置が高くなってしまい、いささか食べづらいという点かな。
小さいからちょっとしたアウトドアに持っていって使えるんだろうが、それは別に大きなハンデにはならないだろう。
あんまり貶すところがない優れた良品だったのじゃ。
まとめ
こんな人におすすめ！
- 最高にタフだった「タフまる」が更に60％小さくなったので使いやすさが向上！
- コンパクトでアウトドアにも強いのはマジでありがたい。
- 色合いもカラバリがたくさんあって好みにあったものをチョイスできる！
今でもだいぶ使いやすかった「タフまる」だが、欠点を挙げるとするとその完全アウトドア向きな作りが一部のユーザーにはあまり受け入れられなかった点もある。しかし新しい「タフまるJr」はタフさそのままに軽量・コンパクトにデザインし直されているので「焚き火は好き。でも毎回やるのは正直しんどい」そんなソロキャンパーにこそ、「タフまるJr.」をおすすめしたい。
道具を減らして、気持ちを増やす。
それが、ソロキャンプの正解かもしれない！
