

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミはジャックダニエルは好きかい?
お前、またジャックかよ。好きすぎだろ。


だって飲みやすいし、香りも最高なのじゃ。これが疲れた体に沁みるのじゃ。
甘いだけのバーボンって思ったけど、実は色んなアーティストが愛してやまない酒なんだよな。


ただの酒じゃない、“ジャック”とは、それだけで、もう「ロック」なのじゃ!
\ ココがポイント!/

ジャックダニエル ブラックは、単なるバーボンではないのじゃ!!
それでは今回はそんな「ジャックダニエル」の魅力を語っていこう。
テネシーウイスキーという独自のカテゴリーで、甘みとスモーキーさを絶妙なバランスで両立しているのが最大の特徴である。
クセがなく飲みやすいが、ウイスキーらしい深みや余韻も楽しめる。ハイボールでもロックでもストレートでも、飲み方を選ばず、どんなシーンにも対応する万能選手。価格も手ごろで、初心者から愛好家まで幅広く支持されている。デザイン性のあるボトルも魅力で、飾ってよし、飲んでよしの存在感。日々の一杯を格上げしてくれるウイスキー、それがジャックダニエルである。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
モータヘッドも愛飲!ジャックダニエルの歴史

アメリカンウィスキーを試してみたいと思っていた。
そこで数多くあるアメリカウィスキーの中で初めて買うとなったら、やはり入門者にはジャックダニエルだろう。
ジャックダニエルはアメリカで最初の連邦政府公認の蒸留所として知られ、テネシー州で1886年に開業している。アメリカで作られているウィスキーであることは間違いなく、バーボンではなくテネシーウィスキーである。
創業者の名前はジャスパー・ニュートン・ダニエル(通称ジャック・ダニエル)という人で、一人の牧師からウィスキーの製造施設を受け継いだことから始まったという。
ジャックダニエルの特徴は、石灰岩を通って溢れ出してくるライムストーンウォーターという鉄分をほとんど含まない濾過された水を使って製造されることで、この湧き水が出る300エーカーの土地を購入して創業を開始したのだとか。ちなみにこのときジャック少年は16歳。
その後、このジャックダニエルはミズーリ州で開催されたお酒の品評会で、世界中から集められたウィスキーの中で金賞を受賞したことから名声を博し、今では年間1220万箱売れているという世界的なお酒である。
年間1200万本ってすごいな!


世界中で愛されているすごいバーボン・・・じゃなかった、テネシーウィスキーなのじゃ。
バーボンの定義
それではまずここでバーボンの定義を確認しておこう。
残りの49%はライ麦・大麦・小麦など様々な割合で使われている。このような原料である穀物の構成比率のことをマッシュビルという。
ジャックダニエルはこのマッシュビルの中でもトウモロコシの比率が80%と多く、次に大麦麦芽12%ライ麦8%となっている。
これ故に多くの人がジャックダニエルはバーボンと勘違いされている方が多くいるが、バーボンではなくテネシーウィスキーというカテゴリーに入る。
基本的にテネシーウィスキーは製造法はバーボンと変わらないが、テネシー州でしか作られねばならないという決まりがあるからだ。なので一応、バーボン分類の一つのカテゴリーとして捉えておくといいだろう。
そして、このジャックダニエルは熟成前にテネシー州産のサトウカエデを細かく砕いた木炭で濾過(ろか)しているので製造にけっこうな時間がかかるのだとか。
「スコッチでもバーボンでもない それはジャックダニエル」
というキャッチコピーがあるとおり、ジャックダニエルはジャックダニエルなのだということだろう。
今回吾輩が購入したのが、スタンダードに飲み継がれているジャックダニエルNo.7である。
・・・なんでNo.7なんだ?


色んな節があるのじゃが、よくわかってないのじゃ。
それでは実際に試飲してみよう。
良いところ

では次に以下に良いところを挙げていこう!
飲みやすさと深みを兼ね備えた絶妙なバランス
ジャックダニエル ブラックは、甘くてスムーズな口当たりが特徴でありながら、しっかりとしたスモーキーさも併せ持っている。
バーボン特有の焦げたオーク樽の香りと、バニラやキャラメルのような甘さが融合し、まるで「デザートのように楽しめるウイスキー」である。初心者でも抵抗なく飲める反面、飲み慣れた人でも飽きずに楽しめる味わいは、まさに絶妙な設計と言える。ラベルの黒さに比べてもうちょっと色が濃いかと思っていたら色合いは意外とクリア。
飲んでみるとあまーい香りとともに甘い味わいも口いっぱいに広がる。

よく舌の上で転がしてみるとほのかに木の香りが残るのを感じることがわかるじゃろう。
コスパに優れ、常備酒として最適
ウイスキーの価格が上がり続ける中で、ジャックダニエルは依然として手頃な価格帯をキープしている。
2000円台で手に入るこの一本が、ここまでの完成度を誇っていること自体が驚きである。ロックやハイボールだけでなく、カクテルにも適しており、応用力も高い。飲みごたえがありつつもコスパが良いため、毎日の晩酌にちょうどいい。冷蔵庫の中にジャックがあると、どこか安心感すらある。
とんだアル中だなw

デザイン性が高く、贈り物にも最適
ジャックダニエルの黒いラベルと四角いボトルは、まさに“アイコン”である。
棚に置いておくだけで映えるデザインは、インテリアとしての価値も高い。ラベルにはクラシックな印字が施され、男らしい無骨さと洗練さを兼ね備えた雰囲気が漂う。プレゼントやホームパーティーに持って行っても「センスがいい」と一目置かれる存在感がある。中身だけでなく、外見にも惚れ込める数少ないウイスキーだ
で、ジャックダニエルといえばジャック・コーク。
ジャックダニエルのコーラ割りのことである。
これは世界中で愛飲されているらしく、海外のロックスターもこのような飲み方をしていることからジャックダニエル好きには広く知られている。

そんなジャック・コークなだけに、吾輩も実際にこのジャック・コークを作って飲んでみることにしたのじゃ!
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ

飲んでみると甘くて美味しいのだが、いかんせんただでさえ甘い炭酸に、あまーいウィスキーを入れて飲むわけだから、たくさん飲んでいると胃が持たれるw
おまけに飲みやすくてすいすい飲めちゃう分、3杯目になると胃の中に甘い木の香りのするオーク臭でいっぱいになって息をするとそのオーク臭がこみ上げてきて、いい加減うんざりしてくる。
では以下に悪いところを挙げていこう。
「甘さ」が好みに合わない人もいる
ジャックダニエルはその甘さが売りでもあるが、ウイスキーにキレやシャープさを求める人にはやや物足りない可能性がある。特にスコッチやアイリッシュの辛口に慣れている人にとっては、「ちょっと重たい」「飲み応えが足りない」と感じるかもしれない。これは好みの問題であるが、飲み比べて初めて気づく部分でもある。そしてこの甘さも人によっては好き嫌いがあることだろう。
ここらへんはもう好みなんだろうが、正直最初の一杯目に飲むのならこれでもいいのだけれど、何杯も続けて飲みたくならないので、少しずつ飲むことをおすすめする。
香りがやや単調に感じる場面も
初めて飲んだときはその甘さとスモーク香に驚かされるが、飲み慣れてくると香りの奥行きに物足りなさを感じる場合がある。
複雑さではシングルモルトに軍配が上がることも多く、ジャックはやや一本調子に感じることがある。日々飲むには十分だが、ウイスキーに深い探究心を持つ人には少し物足りない存在かもしれない。
アメリカンウイスキー特有のクセが苦手な人も

ジャックダニエルはテネシーウイスキー特有の「チャコール・メローイング製法」により、滑らかで独特の後味を持つ。この工程が生む風味が「薬品っぽい」「人工的に感じる」と嫌う人も一部に存在する。万人受けするバーボンではあるが、そのクセに馴染めない人もいる点は留意すべきだ。

うう・・・・・・
さすがに3杯目になると気持ち悪くなるぜ。
飲みすぎだろ。
甘いからってチョーシ乗って飲んでるとひどい目に合うぞ。

まとめ
こんな人におすすめ!
- ウイスキー初心者で、甘くて飲みやすい一本を探している人
- 見た目も味もスタイリッシュな酒を求めている人
- コスパの良い常備酒を探しているバーボンファン
ジャックダニエル ブラックは、飲みやすさとスタイルを兼ね備えたテネシーウイスキーの王道である。
甘みとスモーキーさの絶妙なバランス、コスパの高さ、どんなシーンにもマッチする汎用性、そして所有欲を満たすデザイン。全方位的に完成度が高く、誰にでも勧められる一本である。とはいえ、その甘さや香りにクセを感じる人もいるため、最初は少量から試してみるのがオススメだ。
自宅用としてもギフト用としても、「とりあえずジャックを選んでおけば間違いない」と言える一本である。

一回はロックスターの気分を味わいたいという方は飲んでみてはいかがだろうか?