

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは初代AirPodsは好きかい?
さすがに今さら初代AirPodsって、時代遅れだろ?


むう、そんなことはないのじゃ!
だってノイキャンないし、防水でもないだろ?


いや、あれほど“日常に溶け込む道具”も珍しいのじゃ
……使ってみたら、意外と音いい?
ってかペアリング速っ!

\ ココがポイント!/

第1世代のAirPodsは、現代の“完全ワイヤレス”イヤホンの礎を築いた存在なのじゃ!!
今ではノイズキャンセリングやハイレゾ対応が標準化しつつあるが、「シンプルに快適で、軽快に音楽と繋がる」この初代AirPodsの体験は、むしろ今だからこそ再評価すべき価値を持っている。装着の軽さ、ケースから取り出すだけで繋がる利便性、そしてAppleデバイスとの高い親和性。これらが、毎日の音楽、作業、通話といったすべてのシーンを静かに、しかし確実に豊かにしてくれる。
必要なことだけを確実にこなす、名機である。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
AirPods、iPhone7と相性バツグン!
わしは最近、iPhone7を買った。
久しぶりにランニング中に音楽を聞いているとiPhone7に最初から付いているEarPodsが非常に使いづらい。
特にアームバンドを使っているとイヤホンジャックも入りにくく、長いコードも走っていると絡みついてきてうっとおしくて邪魔なのである。
先日Bluetooth対応スピーカーを買ったんだから、せっかくだから今回はBluetooth対応のイヤホンを買ってみようと色々選んで探して見たところ、結論としてはやっぱりアップル純正の「AirPods」が良さそうだと思ったので、アップルからAirPodsを購入してみることにしたよ!
iPhone7を手に入れたおかげでNIKE+が使えるようになった。
NIKE+はご存知のとおり走った距離を、万歩計よろしく記録しながら音楽を聞きつつワークアウトするアプリである。
音楽を聞くならそろそろ従来の有線のついているイヤホンではなく、Bluetoothを使ってワイヤレスを使ってみたい。そこで、わしはアップル純正の「AirPods」を買うことにした。
で、5日ほど待たされて例のブツはやってきた。それでは例のごとくさっそく開封の儀を行っていこう!
開封の儀
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | Apple AirPods(第1世代) |
発売年 | 2016年 |
接続方式 | Bluetooth(Apple W1チップ搭載) |
対応OS | iOS 10以降、macOS Sierra以降など |
連続再生時間 | 約5時間(充電ケース併用で24時間以上) |
充電方式 | Lightning(有線) |
防水性能 | 非対応 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
重量 | 約4g(片耳) |
ダンボールを開けるとAppleらしいシンプルな箱に収めれている。
中を開けるとこんなかんじ。これこそthe・Apple。
で中を開けると角を取られた小さな四角いケースが現れた。
持ってみると手によく馴染むのがよくわかる。
中を開けると、おお!こんなかんじで収められているのか!
良いところ
では以下に良いところを挙げていこう!
シンプルかつ“気づかれない”快適さ
第1世代AirPodsの最大の魅力は、驚くほどシンプルである点だ。
持ってみると非常に軽い。これならランニングでも使いやすそうだけど、途中でとれちゃったりはしないかな?
そしてiPhoneなどのデバイスとのペアリングはどうやるんだろう?
恐る恐る箱からイヤホンを取り外し、耳に装着しながらiPhone開くと、「AirPods」から音が起動音のような音が聞こえた。
耳に装着していることを忘れるほど軽く、ケースから取り出せばすぐに接続。物理ボタンも操作アプリもないが、それが逆にストレスを生まない。Apple製品との親和性は抜群で、iPhoneとの接続は文字通り「パカッと開けるだけ」で完了する。装着感の軽さと操作の直感性により、「使っていることを意識しない」快適な時間が得られる。
Appleエコシステムとの相性の良さ
Appleユーザーであれば、第1世代AirPodsの使い勝手の良さは格別だ。
iPhone、Mac、iPad間のシームレスなデバイス切り替えや、iCloud連携によるペアリングの手間のなさは、他社製イヤホンでは実現が難しい領域である。Siri呼び出しも音声で可能で、完全なハンズフリー体験を提供する。日常のちょっとした行動——電話を受ける、音楽を流す、動画を見る——すべてにスマートさが加わる。
持ち歩きやすさとバッテリー持ちの良さ
ケース込みで約38gという軽さ、ポケットにもすっぽり入るサイズ感。
しかも、ケースに入れるだけで充電が始まり、合計で24時間以上の使用が可能。出先でもバッテリー切れを気にする必要がない。軽さ・携帯性・電力持続性の三拍子がそろっているため、日々の移動や旅行にも強い味方となる。
しかも、この操作は初めの1回だけ。どうやらこれでペアリングは終了らしい。
たったこれだけでペアリングができてしまったようだ。
ポイント
イヤホンに内蔵されているApple W1チップがセンサーで装着を確認してペアリングをあっさり行う。
これなら面倒な設定もいらなくて非常に楽で素晴らしい作りだ!
バッテリーはイヤホンだけでなくケース自体にも搭載されているので、この中に収納すると15分で3時間は聞けるという。
イヤホン自体の電池は5時間ほど聞いていると切れてしまうが、ケースのバッテリーで大体24時間ほどもつんだそうだ。
実際に使ってみて
実際に装着してみると耳に大変心地よくフィットして、動いても外れにくく、実際にこれを装着したままランニングしてみたがまったく落ちる様子はなかった。
音質的には聴き比べてみるとEarPodsと同じくらいというのが残念だが、それでもこのフィット感。
そしてイヤホンをタップすると停止や再生、Siriを呼び出せるなど設定で変更できるようである。
音切れなどはたまにランニング中に走る速度を急に早めると途切れることがあったが、普通に軽くジョグしている程度では切れることもなさそうである。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
次に悪いところを挙げていこう。
ノイズキャンセリングが非搭載
第1世代AirPodsにはノイズキャンセリング機能がない。
通勤中の電車や騒がしいカフェでは、音楽に集中しづらい場面もある。静かな環境での使用が前提となる点は、現行モデルに比べて劣る。
でもそれ以外ではこれ一つあればランニング中でも図書館などでも静かに音楽を聞けて、おまけに外の音もそこまでシャットアウトすることもないので安心して周りに注意を払いながら音楽を楽しむ事はできると言えるだろう。
防水性がないため使用場所に注意
IPX規格への対応がないため、雨天時や運動中の使用には向かない。
汗や水しぶきに弱く、扱いに注意が必要である。アウトドア派やスポーツユーザーにはやや不安が残る。
音質は“良好”止まり
音質は悪くはないが、特に低音域の厚みに物足りなさを感じる場面がある。
音にこだわるユーザーにとっては、より上位モデルや他社製品のほうが満足度は高いかもしれない。
注意ポイント
難点を言えば、やはりこの耳からニョキッと出ている白い棒の部分がかっこ悪い。
これは「耳からうどん」と揶揄される状態だそうだ(なるほど、見えるw)
ここにコードが付いていればそれなりに見栄えもするのだけど、
やはりここだけが伸びて下にたれているといささか馬鹿みたいに見えるからここらへんはマイナスである。
あとイヤホンをダブルタップするとSiriを呼び出して「音量を大きくして」などと語りかけるのも恥ずかしいw
そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- Apple製品を複数使っているユーザー
- 軽量で耳に負担の少ないイヤホンを探している人
- “ながら聴き”で日常に音楽を自然に取り入れたい人
Apple AirPods(第1世代)は、華やかさはないが、完成された“日常ツール”である。
軽量でストレスフリーな装着感、Apple製品との連携力、持ち歩きやすさ。これらは今も色褪せない魅力であり、機能過多な現代のイヤホンの中で、逆に“引き算の美学”が光る存在である。ノイズキャンセリングや防水がないという欠点もあるが、それを補って余りある快適性が存在する。
「音楽が生活に自然と溶け込む」という体験を与えてくれる、静かなる名機である。

真に良き道具とは、主張せぬままに役立ち続けるものなのじゃ。
第1世代AirPodsもそのひとつなのじゃ!