

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ。
キミは最高に使い勝手の良い裁断機を知ってるかね?
裁断機?
いきなりなんの話だ?


おいさんが本棚からたくさん本を取り出してるよ。
ポポポ?


漫画がいっぱいでしゅ。
確かにあいつの本棚は本が溢れてて邪魔でしょうがねえんだよ。


当たり前じゃ。仕事で読むんだからしょうがないだろう。
しかしわしもこの頃小さな本棚ではカバーしきれなくて雑誌とか漫画をなんとかコンパクトにまとめたいと思っていたのじゃ。そこでわしは決心した。思い切って「自炊」をしてみることにしたぞ!
ほーう。「自炊」ね。


ご飯をたくの?
なんで本棚を整理するのにご飯たかなくちゃいけないんでしゅか?


ちがわーい!
「自炊」とは自分の持っている本をスキャナーで電子書籍にすることじゃ。
その前にまず裁断機を用意しなくてはいけないのじゃ。
ふーん、それで裁断してスキャナーでスキャンするわけね。

\ ココがポイント!/

ペーパーカッター スリム DC-F5100は、思考をクリアにし、創造性を加速させるためのツールなのじゃ!!
ハサミでは不可能な正確なライン、定規いらずの手軽さ、そして驚くほど静かな操作性。そのどれもが日々の「紙の煩わしさ」を軽やかに断ち切ってくれる。紙を美しく揃えることは、情報を整えることにつながり、それが心の整頓にも波及する。日報を切る。メモを揃える。クラフトに没頭する。小さな満足が積み重なり、生活はいつの間にか豊かになっていく。
DC-F5100は、そんな「紙の整理革命」を静かに支える名脇役だ。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
はじめての裁断機入門
iPadを手に入れてから、ずっと自炊がしたくて仕方なかった。
ネットでそのためのスキャナーと裁断機を探していたのだが、カール事務器の「ディスクカッター」が優秀である噂は前々から知っていた。
しかし最近はそんな「ディスクカッター」の後継機、「ペーパーカッター スリム DC-F5100」の方がコンパクトに畳めることを知り、今回はそちらを買ってみることにした。

さて、では実際にどんなものか開封して使ってみよう!
開封の儀
箱を開けると小さくたたまれた裁断機が姿を表した。
これがディスクカッターの後継機「ペーパーカッター スリム DC-F5100」か。
よく見ると後ろに替刃がついていて、切れなくなったらコレを使えということらしい。
替芯か。
・・・こんなもんもあるんだな。


しばらくはこんな細かいもの買わなくていいな。
では改めて正面から広げたものを見ていこう。
折りたたんだ紙乗せ部分を開いてみると、このように紙のサイズが書かれている。
この部分に乗せれば画用紙などを裁断する際にも間違うことなく裁断することができるという寸法だ。
いろんな人が使うことを想定してこの「ペーパーカッター スリム」をこうした設計にしているのは便利である。
刃はこんな丸みを帯びた円盤状。
円盤だから「ディスク」カッターと呼ばれているのだろう。
裁断機って言ったらナタみたいな刃がついていると思いきやこの裁断機は丸い。
こちらは紙が動かないためのマグネット。
力は強くがっちりくっつく。
固定レバー。
切る時はこのレバーをおろしてがっちりと固定する。
一見すると気になるこの緑色の部分はなんだろう?
実はレバーを下ろすとこんなふうにしっかりと上下で挟んでくれる横ズレ防止機能になっている。
なんか思っていたのよりしっかりとした作りでカッコいいな。


使いやすさも安定感もあってけっこうしっかりと切れるぞ。
良いところ
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | ペーパーカッター スリム DC-F5100 |
メーカー | カール事務器株式会社 |
裁断幅 | A4長辺対応(最大310mm) |
裁断枚数 | 普通紙10枚程度(PPC用紙64g/㎡) |
裁断方式 | ロータリー刃方式 |
本体サイズ | 約W385×D84×H56mm |
重量 | 約520g |
替刃・マット | 交換可能(専用替刃・マットあり) |
特徴 | 軽量・スリム設計/安全ロック機能搭載 |
では以下に良いところを挙げていこう!
軽量スリムで収納性が高い
DC-F5100の一番の魅力は、圧倒的な「スリムさ」である。
ココがポイント
裁断機というとどうしても大型なものになってしまうので、使っていないときは家のスペースをとって邪魔になりがち。だが、この「DC-F5100」ならコンパクトに畳めるので省スペースで収納できて便利である!
幅約8cmという省スペース設計は、デスクの引き出しにもすっぽり収まり、収納のストレスを感じさせない。持ち運びも楽々で、家庭・オフィス・イベントなど、どこでも紙をカットできる環境を構築できるのだ。
精度と安全性を両立した裁断機構
裁断刃はロータリー式で、指を切る心配が少ない設計になっている。
しかも安全ロック付きで、使わないときは刃が固定されるため、小さな子どもがいる家庭でも安心である。切れ味は申し分なく、ズレずにスパッと裁断できるため、資料作りやクラフト作業の精度が格段に向上する。
替刃・マット交換式で長く使える
消耗部品である刃やマットが交換可能な点も大きい。
使い捨てではなく、メンテナンスして長く使う道具というスタンスが、結果的にコストパフォーマンスの高さにつながっている。長く付き合える道具には、愛着も湧くというものだ。

これなら自炊ビギナーでも難なく使えるぞ!
実際に使ってみて
それでは実際に雑誌を裁断してみることにしよう。
まずは雑誌の真ん中にある止められたホッチキス部分を剥がしていく。
このようにカッターを使ってもいいし、ペンチ等があるとすごく楽である。
表替えしてグイッと抜き、
キレイに抜ける。そして今度は雑誌を裁断機に挟んでいく。
なるほど。つかってみるとよく分かる。この緑の横ズレ防止機能は挟んでみると非常に便利だ。
ポイント
この蛍光色の緑の部分が雑誌の真ん中が出っ張っていても裁断して上下に動くことはない。
蛍光グリーンなので目立つし、わかりやすい。

これは便利じゃ。
このためのカバーだったんだね。


よく考えられているな。
裁断してみるとこのとおり。そこそこの厚さの雑誌もスパッと切れてしまった。
あとはこれを何度か繰り返せば雑誌なら1分ほどで裁断できる。
このあと30冊ほどいろんな雑誌を切りまくったが、どの雑誌もズレることなくしっかり固定され、切りたい部分をしっかり裁断することができた。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところ挙げていこう。
厚紙には不向き
普通紙なら10枚まで対応しているが、厚紙やラミネート加工された用紙には刃が負けやすい。
クラフト用途で厚手素材を多用する場合はやや物足りなさを感じるだろう。
裁断時に「押し下げ力」が必要
ロータリー式ゆえ、軽い力で切れるわけではない。
特に10枚近く重ねた際は、ある程度の押し下げ力が求められるため、手が小さい人や握力が弱い人には多少の慣れが必要となる。
替刃・マットがやや高価
長く使える仕様とはいえ、替刃やマットの価格はやや高めである。
頻繁に使うヘビーユーザーにとっては、ランニングコストが気になる要素となるかもしれない。
注意ポイント
難点を上げるとするならば、ディスクカッターなので厚みのある本は裁断できない。
なのでページ数の多い本を一気に切り落とすことはこの裁断機では無理である。

辞書とかは裁断するのには向いてないなw
そんなもん裁断するやつなんていねえよ。


気づいたら家中の本があっという間になくなっていたのじゃ。
まとめ
記事のまとめ
- 自宅で紙モノ整理やクラフトを頻繁に行う人
- スリムで収納性の高い文具を求めるミニマリスト
- 小さなオフィスや教室で効率的に紙を裁断したい人
「ペーパーカッター スリム DC-F5100」は、文具好き・整理整頓好き・クラフト愛好家の「理想」を体現した一台である。
小さく軽く、それでいて実力派。紙を切るという日常の所作を、より静かに、より美しく、そしてより楽しくしてくれる。本機の導入によって、書類整理の効率は飛躍的に向上し、手作業のストレスも大幅に軽減されるだろう。紙と向き合う時間を、もっと心地よく、もっと自分らしく。
それを叶えるのが、このDC-F5100というペーパーカッターなのである。

紙を整えることは心を整えることなのじゃ。
道具はただのモノにあらず。賢く使えば、暮らしの質すら変わるのじゃ!
