
先日、iOS版で発売された「ファイナルファンタジーIX」を買ったのじゃ!
FF9ってPSだろ?
そんな昔のヤツ買ってやったんか?


いや、今回買ったのはiOS版の移植作。
これがよくできているのじゃ!
へぇ、でも昔のゲームだし、操作とかストレスたまるんじゃないか?


それがな、快適なUIにオート機能まで付いとる。もはや現代仕様じゃ
マジかよ⋯⋯ちょっとやってみたくなってきたわw

\ ココがポイント!/

iOS版『ファイナルファンタジーIX』は、原作の感動をスマートフォンで完璧に再現した高品質なリマスター移植なのじゃ!!
操作性はタッチUIに最適化されており、オートバトルや高速モードなど、現代のユーザーが求める快適性も盛り込まれている。さらにグラフィックはHDリマスター化され、美しさが際立つ。ストーリーは普遍的なテーマを扱っており、今なお色褪せることはない。スマホだからと侮るなかれ。これは「懐かしさを超えた再体験」であり、名作を再定義するにふさわしい作品である。
レトロゲーマーも初見プレイヤーも、触れて損はないだろう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
昔の感動そのままの「FF9」なのに…
先日、iOS版で「ファイナルファンタジーIX」がリリースされた。
「ファイナルファンタジーIX」はFFシリーズの中でも大好きなタイトルで、PSPのアーカイブから買おうかどうか迷っていたところ、iOS版が出るどいうことですぐさま飛びついてしまったw
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | ファイナルファンタジーIX(iOS版) |
発売元 | スクウェア・エニックス |
価格 | ¥2,900(※セール時は¥1,800前後になることも) |
配信プラットフォーム | iOS(iPhone / iPad) |
対応OS | iOS 13.0以上推奨 |
容量 | 約4GB |
言語対応 | 日本語・英語・他複数言語対応 |
オートセーブ | 対応(手動セーブも可能) |
特徴 | HDリマスター、倍速/オートバトル対応 |
しかし、やってみるとやはりデバイスがiPadだということもあって、操作性は悪く、非常にやりづらいw
この操作性の悪さが全てをぶち壊してしまっている!

そ色々言いたいことがあるので、以下にこのアプリの良い点を挙げていこう!
良いところ
では次に良いところを挙げていこう。
高画質リマスターによる視覚的進化
オリジナルPS版のグラフィックをベースに、キャラクターや背景が高精細にリマスターされており、スマートフォンの高解像度ディスプレイに映えるクオリティとなっている。ビビの揺れる帽子、リンドブルムの幻想的な街並み、召喚獣の演出に至るまで、ノスタルジーと現代的な美しさが共存するアートワークに仕上がっている。ファンなら泣ける完成度だ。
タッチ操作に最適化された快適UI
タップで移動、スワイプでカメラ操作、簡単なメニュー操作など、スマホ向けにUIが再設計されており、ストレスのない操作感が得られる。また、戦闘ではオートや倍速機能が搭載されており、テンポの良いプレイが可能で、レベル上げや素材集めの作業感も大幅に軽減されている。
豊富なブースト機能と快適なプレイ環境
エンカウントなし・ダメージ9999固定・マネーMAXなど、強力なブースト機能が搭載されているため、「ストーリーだけを楽しみたい層」や「サクッとクリアしたい層」にとっても理想的な環境である。まさに“時短”と“快適さ”を両立したプレイスタイルが可能になっている。
悪いところ
では次に悪いところを挙げていこう。
タイトルクレジットが飛ばせない
iOS版にリリースしたんだから色んなボーナス特典や追加要素などあるんだろうけど、それよりもこのオープニングのスクウェア・エニックスのロゴをタッチで飛ばせるようにはならんのか?
これじゃあ、リリースされた当時は2,000円の記念価格だったから買ったけど、2,500円では買わないなw

フィールドカメラが使いにくい
フィールドの画面。
こちらは昔やったPS版と違ってカメラの操作が中央の矢印部分にあるのでやりにくい。

いちいちここをタッチしないと周りを見渡せないのはiPadなどのデバイスの弱点だよね。
面倒くせえな。

「戻る」がメンドイ

メニューを開いても、PS版のように☓ボタンがないので下に出ている戻るの白矢印を押すのがめんどくさいのじゃ
一部のカットシーンや背景は粗い
そして不自然なのがキャラクターは高画質になっているのに比べて背景の画質の異常なまでの低さだ。
キャラはリマスターされているが、背景やカットシーンの一部は当時のデータを引き伸ばしただけのような印象を受ける場面もある。とくに拡大表示されたときのぼやけた質感が気になるユーザーもいるだろう。
これは当時のPS版と変わらないんじゃないのか?


ある意味「PSってこんなひどい画質だったんだな…
って懐かしい部分ではあるけど、それでももう少しキャラと風景が馴染むように調整してもよかったんでないかい?
今の技術ならそんなこともわけないだろう?

戦闘が始まるまで長いw
これもお約束なんだけど、FF9はPS当時から敵が出現して戦闘が始まるまでが長い。
戦闘時間が長い。
注意ポイント
このストレスは当時からプレイをしていたみんなが感じていたものだった。
特に戦闘が始まるまでの敵と見方を交互に映し出すカメラワークはイライラものだ。
アプリになってこの部分が少しはマシになったかな?と思ったらそうでもない。
コンフィグで戦闘を短めにできる設定はあるが、これをオンにしたところでATBバーのたまる速度が鬼のように早くなるわけではないので、あんまりこの恩恵を感じないw

はじめの余分なカット割が省略されることもないので結局戦闘が長くなってしまう。
「盗む」の成功率が低い
ジタンの「盗む」も成功率も相変わらず低いおかげで、何度も盗み直さなくてはならず、結果戦闘時間は長めにならざるを得ない。ここらへんは個人的にもう少し成功率を挙げて戦闘がサクサク進むようにして欲しかった。
だって「盗賊の極意」のアビリティをつけても体感的にあんまり成功率が上がったような感じがしないんだから、この戦闘システムのバランスはちょっとがっかりである。
タッチ操作の誤爆が起きやすい場面がある
やはりこのタッチパネルを触って操作をするという方法はRPGに圧倒的に向かないw
タップやフリックでメニューやスキルを選択する仕様上、反応が過敏になることがあり、バトル中に意図しない行動をしてしまうこともある。ゲームパッドには対応していないため、慣れないうちは不便を感じるかもしれない。
あのPSの操作性に慣れているこちらとしてはこれが一番のストレスである。
まぁそれでもそれなりに楽しめるのだから、これからこの先物語を進めていく上でFF9の素晴らしいストーリー性を堪能できればこの買物も悪くなかったのかな?^^;
まぁ指でタッチして操作するってのはなかなか違和感あるよな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- PS時代のFFをもう一度プレイしたい懐古ファン
- RPG初心者でも安心して名作に触れたい人
- 通勤通学やスキマ時間にがっつりゲームを楽しみたい層
iOS版『ファイナルファンタジーIX』は、単なる移植にとどまらず、現代的なゲーム体験として再構築された名作である。
高画質のグラフィック、快適な操作性、柔軟なブースト機能により、かつてのプレイヤーにも、これから初めて触れる人にも、それぞれに合ったプレイスタイルを提供してくれる。いわゆる「レトロゲーム」の範疇を超え、モバイルRPGの中でも高水準の完成度を誇る本作は、スマホゲーに懐疑的だった層さえも唸らせる説得力を持っている。
往年の感動を、いつでもどこでも味わえる。これほど幸福なことはない。

FF9がスマホでここまで完成されておるとは、まさに驚きなのじゃ。
ジタンの冒険も、ビビの涙も、手のひらの中でしっかりと生きておるぞ!