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上高地の悲劇 明神池でiPhoneが死んだ理由

2017年9月20日

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上高地の悲劇 明神池でiPhoneが死んだ理由

2017年9月20日

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ドラねこ
ドラねこ

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!

キミは上高地は好きかい?

上高地?

上高地ってどこだ?

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

いやぁ……それがね。

上高地は長野を代表する係争地なんだけどね……

なんだよ、なんかあったんか?

景勝地なら行ってみる価値あるだろ。

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

その上高地でやっちまったのじゃ。

とんでもない大失態をな。今回はその時の様子をお送りするのじゃ。

\ 一人旅・前半戦 11日目/

ドラねこ
ドラねこ

上高地はたしかに△神がかった場所だったのじゃ!!

上高地を目指すことにしたおいさんは前日村井駅の漫画喫茶に泊まり、翌日期待に胸をふくらませながら上高地行きのバスが出る松本へと向かうのでした。

前回まではこちら

長野駅で地獄の長野ループをしたよ、という話(*´ω`*)

一人旅!
地獄の長野ループ 印象派のような大王わさび農園!

続きを見る

長野観光17 悶絶トイレ地獄

朝6時。

 

いよいよ待ち構えていたこの日がやってきた。今日やっと上高地に行ける!

ワシはさっそく満喫のトイレに向かい、顔を洗って朝食のドリンクバーに立ち寄る。

すると驚いたことにドリンクバーの前にはトーストが並べられていて「食べ放題 ご自由にお持ち下さい」と書いてある。

めっちゃ太っ腹じゃん!

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

おお!マジで?

朝食食べ放題なの?

リク
リク

なんとそこは朝になるとモーニングサービスでパンが食べ放題になる店だった。

このサービスは貧乏旅行者には有難い!さっそく四枚トーストをむしゃむしゃいただく。

素パンといえども貴重な栄養源だ。とかくマンガ喫茶という所で寝ると喉が渇く

 

ワシは意地汚くもドリンクバーの中で栄養の有りそうな野菜ジュースやリアルゴールドなど4杯ほどガブ飲みする。

 

しかし、それが後々悪夢を引き起こすことになる。

 

荷物をまとめ、お金を払い、村井駅にいく。そしてやってきた8時の電車に乗り、まずは松本へ。

 

ココがポイント

上高地へは松本駅からは直行バス(1日1便)で行く方法がある。

しかし松本からの直行バスは一日一便(しかも10時からのしかない)

今回は松本電鉄上高地線で約30分の新島々駅で下車し、路線バス(1日7~17便)で上高地を目指す。

そんな運行スケジュールを昨日散々確認した。なんせ長野の交通はヤクザだからなぁ。松本でバスの券を買い、新島々行きの電車へ。駅に降り立つと15分くらい待たされてバスがやってきた。

 

この間ワシは尿意を感じてトイレに行くがどう頑張っても出ない。

あきらめてトイレから出ると、もうすでにバスが来ている。大慌てでバスに乗り込むワシ。

 

バスに揺られること30分。

なんだか山深い所にどんどん向かっていく。辺りは峻険な山と谷が目の前に開けてくる。

 

うおおおっ…ワシは一体どこに連れて行かれるのだろう?

もうかれこれ駅を出発して50分くらい、だんだん尿意が厳しくなってきた。

早く着いてくれることを祈っていると、ようやく大正池前に到着した。

ドラねこ
ドラねこ

…も、漏れそう。し、シッコがしたい(-_-;)

上高地・大正池

この日の上高地の天気は快晴!

重い荷物を背負ってバスから降りると、素晴らしい大正池の景色がワシを迎えてくれた!

上高地

概要と日本屈指の景勝地

上高地は、長野県松本市に位置する標高約1,500メートルの山岳景勝地である。中部山岳国立公園の一部であり、国の「特別名勝」と「特別天然記念物」の両方に指定されている貴重なエリアだ。その清廉な空気と雄大な北アルプスの山々は、年間を通じて多くの観光客や登山者を魅了してやまない。

象徴的なスポットと神秘的な水辺

この地の象徴として名高いのが、梓川(あずさがわ)に架かる木造の吊り橋「河童橋」だ。ここから仰ぎ見る穂高連峰や焼岳の姿は、まさに日本を代表する絶景といえるだろう。また、大正4年の焼岳噴火によって誕生した「大正池」では、立ち枯れの木々が水面に映る幻想的な光景を楽しむことができる。さらに、明神池付近まで足を延ばせば、穂高神社の奥宮が湛える静謐で神聖な空気に触れることも可能である。

環境保護とアクセスの制限

美しい自然を守るため、上高地では通年でマイカー規制が実施されている。来訪者は麓の駐車場からシャトルバスやタクシーに乗り換える必要があり、この徹底した取り組みが静寂と清らかな環境を維持しているのだ。観光シーズンは例年4月下旬の開山祭から11月中旬の閉山祭までであり、冬の間は深い雪に閉ざされる。散策路は比較的平坦で整備されているため、本格的な登山装備がなくても気軽にトレッキングを楽しめるのが大きな魅力といえる。

辺り一帯本当に美しい景色である。こんなところがあるのか……(;´∀`)

大正池

概要と劇的な誕生

大正池は、上高地を象徴する幻想的な景勝地だ。1915年(大正4年)6月6日、焼岳が大噴火を起こした際に噴出した泥流が梓川をせき止めたことで、一夜にして出現した。その名の由来は、池が形成された当時の元号にちなんでいる。鏡のような水面に、荒々しい焼岳の山容や穂高連峰の険しい稜線を映し出すその姿は、訪れる者を圧倒するに違いない。

立ち枯れの木と朝霧の幻想

水中に立ち並ぶ「立ち枯れの木」は、大正池を象徴する特有の風景である。かつてそこにあった森が水没し、シラカバやカラマツが枯れ果てて残ったもので、時間の経過とともに独特の荒涼とした美しさを生み出している。特に早朝、水面に霧が立ち込める時間帯は極めて神秘的だ。まるで別世界に迷い込んだかのような静寂と青の世界を体験できるだろう。太陽が昇るにつれて霧が晴れ、山の緑が鮮やかさを増していく過程は、自然が織りなす最高のアートといえる。

縮小する池と保存への努力

しかし、この美しい景観は少しずつその姿を変えつつある。上流から流れ込む土砂の堆積により、池の面積は年々縮小し、水深も浅くなっているのが現状だ。かつてに比べると立ち枯れの木もその数を減らしており、いつかは消えゆく宿命にあるのかもしれない。現在では大規模な浚渫(しゅんせつ)作業によって景観の維持が図られているが、今しか見ることのできない「刹那の美」こそが、多くの旅人を惹きつける理由でもある。

が、ワシは今、なにより小便がしたくてしょうがない(-_-;)

ドラねこ
ドラねこ

ひー!シッコが漏れる〜〜〜!

さっそく人混みをかき分けトイレへ。

しかし、やたら中国人が多いトイレは相当混んでいる。辟易とするワシ。

なんでこんなに中国人が多いんだ?ツアーかなんかか?後で調べたら中国人は上高地が大好きらしい。

自分の国は環境汚染でヒドイことになってるからか?

どうにか大の方のトイレが空いたのでそちらに入って用を足そうとするが……で、出ない(ToT)

 

出したいのに、出す気満々なのに……何故かシッコが出ないのだ。

 

30分ほど粘ってみたがやっぱり出ない。

もうこうなったらずっとここにいてもしょうがない。きっと歩いているうちにしたくなるさ。そうしたら近くのトイレなり藪なりに入ってもよおせばいいんだ。

そう考えて大正池から河童橋まで歩くことにした。

歩いていると目の前には延々と水を満たしている大正池と、雪がまだ残っている勇壮な穂高連峰が広がっている。

山があり、川があり、素晴らしいところだね(*´∀`*)

やはり来てよかった。こんなに綺麗なところだったなんて。

しかし、素直に感動したいのだが下半身が素直に喜べない。

どこかにトイレがないかとせわしなくあたりを見渡してしまう。

すると歩いていけそうな河原が見えてきた。

綺麗な水が目に入る。右手には綺麗なシラカバ?の木々が連なっている。あそこで用を足そう。林に入って行きなんとか用を足そうとしてみたが……やはり出ない(-_-;)

辺りはなんだか静かすぎて、時折遠くから聞こえる声がいやに集中力を奪う。

焦ったワシはそれでもなんとか用を足そうとするのだが、焦れば焦るほど出ないのだ。

仕方ないのでここでするのを諦めて元来た道を戻り、再び河童橋を目指す。

ドラねこ
ドラねこ

もうこうなれば破れかぶれだ!

歩けば歩くほど辺りは感動的な景色が広がっているのだが、やはり小便が気になって素直に感動できない!だんだんイラついてきた!

ワシはタダこの自然の風景に感動したいだけなのに!

ドラねこ
ドラねこ

なんだってこんなときにこんな目に合わなければならないんだ!?

しばらく歩いていると、もうすでにウエストン・レリーフも超えてしまう。

そろそろワシの下半身も限界に達してきた。この近くにトイレがあったのでそこに駆け込むが、……やはり出ない!

 

一体どうなってんだ?こんなに出したいのに。こんなに限界なのに!

全然景色を楽しむことが出来ないじゃないか!

 

余りにも出ないもんだからなんだか悲しくなってきた(ToT)

こんな素晴らしい日に限ってなんでこんな惨めな思いをしなきゃならないんだ!?

しょんぼりしながら歩いてると、あるホテルが見えてきた。

ここは一般の泊まり客でなくても500円払えば温泉に入れるらしい。

少し疲れたので、このホテルに入り、温泉に浸からせてもらう。

そしてこの温泉のお陰で、暖かいお湯に入って下半身の緊張を解き、モノは試しにトイレに入ってみると、ようやく放尿することができた。

 

よかった!このときワシは神に感謝した!

 

本当だったら大正池からここまで歩いて2時間の距離を色々道草を食っていたら4時間(!)もかかってしまった!しかし、やっとガマンしていた苦痛から開放されたのだ。

ホッとして気の抜けた思いでホテルを後にすると、外の風が湯上りの体に心地よく気分が一段と晴れやかになる。

さっきとは打って変わっていい気分になるわしなのだった。

ドラねこ
ドラねこ

ああーーー!

気持ちいいなあ!来てよかった上高地!

びっくりするくらい手のひら返しだな。

まいける
まいける

河童橋

そうして、わしは残りの河童橋までの道を小スキップで歩き出す。

すると目の前に大きな橋が見えてきた。

河童橋

概要と圧倒的なパノラマ

河童橋は、長野県松本市の上高地に位置する、梓川に架かる木造の吊り橋だ。バスターミナルから徒歩約5分という利便性の高さもあり、上高地を訪れる者が必ずといっていいほど立ち寄る中心地となっている。橋の上からは、北に穂高連峰の雄大な稜線、南には活火山である焼岳を望むことができ、日本屈指の山岳景観を堪能できるに違いない。梓川の透き通った梓色と、周囲のカラマツ林が織りなす色彩のコントラストは、まさに息を呑む美しさである。

名前を広めた文豪の影

この橋の名が全国的に知れ渡った背景には、文豪・芥川龍之介の存在がある。1927年に発表された小説『河童』の中で、物語の舞台としてこの橋が登場したことが大きなきっかけとなったのだ。橋の名前の由来については諸説あり、「かつてこの地に河童が住んでいた」という伝説や、「橋がなかった頃に衣類を頭に乗せて川を渡る人々が河童に見えた」という説などが語り継がれている。現在の橋は1997年に架け替えられた五代目であり、カラマツ材の温もりが周囲の自然に見事に調和している。

散策の拠点と楽しみ

河童橋周辺は、ホテルや売店、レストランが集まる観光の拠点としての役割も担っている。ここで梓川のせせらぎを聞きながらアップルパイを味わうのは、上高地観光の定番といえるだろう。また、ここを起点として明神池方面や大正池方面へと続く遊歩道が整備されており、本格的な登山者から軽装の観光客まで、幅広い層が自然を満喫できる。シーズン中は非常に混雑するが、早朝や夕暮れ時の静寂に包まれた橋の姿は、また格別の趣を感じさせてくれるはずだ。

なんでカッパなんだ?

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

芥川龍之介の小説にちなんで名付けられたようじゃ!

ようやく河童橋にたどり着いた。ここが有名な河童橋かぁ!

うわぁ、すげぇなぁ。本当に水が真っ青だよ!(*´ω`*)

穂高連峰から流れてくる雪解け水は、すごい透明度で底が見通せるくらいに真っ青であった。

すげぇ!写真とっとこ。バシャバシャ!

ココら辺までくるとさっきまで緊張しっぱなしだったわしも、完全に気が抜けてくる。

あたりを見廻すとここらへんにはお土産物屋や食事処が多い。

ワシもなんか食べたいけれど、カロリーメイトで我慢して次に行くことにした。

よ~し、ここまできたら休まずに明神池まで行くか!!段々とテンションが上がってきた!

立て札を見るとここから明神池まで片道一時間半だという。

 

知るかバカヤロウ!

一時間半なんてなんぼのもんじゃい!!!ヘ(゚∀゚ヘ)

 

溜まっていたシッコが出たので気分はすでに無敵状態である。

さっそく勇敢にもワシは今までの工程の疲れも見せずに歩き出した(だってさっき温泉入ったもんね♪)

 

もう今さら怖いものなしである。振り返ると背後に勇壮な穂高岳がそびえる。

しかし、歩いて見るとこれが結構遠い。

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池がすごい色しているなw

しかしこれはヘドロなどで汚れているのではなく、綺麗な水に住む藻がそう見せているのだ。

かなり綺麗な池(泉?)である。

その色は深いエメラルドグリーン。なんでこんな色になんだろ?(;´Д`)

そして、ここから険しい道程ながら大自然の雄大な山道が続く。

勢い込んで歩いてはみたが、さすがに段々とバテてきた。

それにしてもホントに青いなぁw

見てこの青さ青すぎでしょ?

まるで川底にエメラルドを敷き詰めたみたいである。

すげー透明度だな。

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

ハッキリと底が見えるのじゃ。

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歩いていくと道はさらに険しくなり、段々キツくなってくる。

しかし歩くこと一時間、なんとワシは予定より早く明神池に着いてしまった!

ドラねこ
ドラねこ

どんなもんだい!

ワシが本気を出せばこんなもんなんだよ

周りを見渡すと結構なお客さんがいて隣の休憩所でモノを食いながら談笑して休んでいる。明神池は表が神社になっていて入場料を払うとその奥の池が見れるらしい(げっ、なんだよカネとんのか!ちぇ、そうと知ってれば来なかったよ(;´Д`)

しかし、ここは金運がアップするパワースポットらしい。

そんなら是非にも見ておかねば!そう思いながらも渋々お金を払い明神池の中へ。

ドラねこ
ドラねこ

さぁて、では明神池に行ってみるぞお!

明神池

そこには大正池とはまた違った綺麗な池が広がっていた。

明神池

概要と神域の静寂

明神池は、上高地のシンボルである河童橋から梓川(あずさがわ)沿いを約1時間ほど遡った、明神岳の麓に位置する池だ。ここは穂高神社奥宮の境内にあたり、古くから神域として尊ばれてきた特別な場所である。池は「一之池」と「二之池」の二つに分かれており、それらがひょうたんのような形で繋がっているのが特徴だ。原生林に囲まれた静寂の中に佇むその姿は、訪れる者に日常を忘れさせるほどの厳かな気配を感じさせるだろう。

鏡のような水面と自然美

池の底からは常に伏流水が湧き出しているため、冬でも全面凍結することがなく、一年を通じて驚くほどの透明度を保っている。水面には立ち枯れの木々や周囲の岩、そして空の青さが鏡のように鮮やかに映し出される。特に朝霧が立ち込める時間帯は、まさに「神降地(かみこうち)」という古名にふさわしい神秘的な光景が広がるはずだ。自然が造り上げた日本庭園のようなこの美しさは、上高地の中でも随一のパワースポットとして人気を集めている。

伝統の御船神事とアクセス

毎年10月8日には、山の安全と神の恵みに感謝する「穂高神社奥宮例大祭(御船神事)」がこの池で執り行われる。雅楽が鳴り響く中、龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)を飾った2艘の船が静かに水面を進む様子は、まるで平安絵巻を見ているかのような風情がある。明神池に入るには拝観料が必要だが、その対価を払ってでも見る価値のある静寂がそこには守られているのだ。河童橋からの道のりは平坦な散策路だが、往復で2時間ほど要するため、余裕を持った計画を立てるのが賢明といえる。

池全体に黄色っぽい感じがする。

ははーん、なるほど。だから金運のパワースポットなんて呼ばれているのか。

これなら確かにご利益はありそうだwわしも大金持ちになれるかしらん?

池の水はどこまでも透き通っている。

あ、カモが親子で泳いでいくぞ。

青空と綺麗な池に映えるカモたちは絵になるなぁ。

ひと通りあたりの写真を撮ったので奥へ行ってみることにした。

こちらは先程の大きな池とはまた違い、

こじんまりとしているが様々な岩が連なっていて、一つの自然な日本庭園の池のようになっている。

岩がゴツゴツしていて足元は覚束ない。それでも岩の間を歩いて渡りなるべく奥へ。

明神池の悲劇

周りを見渡すと真ん中まで岩が続いていてそこまでいけそうである。

よ~し、あそこまで行ってみよう!よせばいいのに無理をして池の中心まで伸びている岩の上を歩いていく。

しかし、これが今回上高地での最悪の事件を引き起こしてしまう。

 

ワシは重いバックパックを抱えながらも岩場を飛び越えて真ん中の岩にたどり着いた。

 

しかし、その一つ奥にもっと中央に突き出ている岩がある。

そこまで行こうと思ったのだが、足を滑らせて水に落ちたら大変なので、大きな岩の上にバックパックとカメラを置いて前の岩に進み出た。もう少し、池を覗き込もうと体を前に倒す。

 

その時!

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上着の胸ポケットにに入っていたiPhoneをズルッと水の中へ落としてしまう!

ドラねこ
ドラねこ

ああっ!

お、おいっ!

まいける
まいける

驚愕の思いで池の底を見る。

 

水の底を見ると、電源が入ったままワシを見上げているiPhoneが。

 

ワシは慌ててよかった。まだ壊れてない!一刻も水の中から早く救い出さなくては!(@_@;)

と膝の丈ほどの池にゆっくり入ろうとすると、

 

ズルッ!!

ドボーーーーン!!!

なんと、そのまま池の中に落ちてしまった!!

ドラねこ
ドラねこ

ぷはっ!つ、冷てっ

慌てて池からiPhoneを握りしめて逃げ出すワシ。

もちろん全身濡れネズミパンツの中までぐっしょりである。

(や、やっちまった!!!あろうことか一人旅で大切なiPhoneを水の中におとすなんてっ!!(((( ;゚д゚))))アワワワワ

 

大ショック!

 

先刻のシッコ事件なんか比べ物にならないほどの衝撃と落胆と自分への怒りがこみ上げてくる!

まさかこんな目に合うとは!!!

あたりを見渡すと他の客たちの白い目が。

 

(こいつは一体何やってるんだ?(=o=;)

 

とでも言いたげな冷たい目でワシを見ていた。

いたたまれなくなったワシは、慌てて明神池を出てどこか着替えられるような場所を探すために駈け出した!

ドラねこ
ドラねこ

うう……みんながわしを見る目が冷たい!

早く着替えられる場所を探そうぜ。

まいける
まいける

着替えることも難儀な上高地

急いで明神池を出てどこか着替えれる場所を探す。

と、とにかくどこかで着替えなくちゃ!

見えてきた橋を渡り、その奥にはこじんまりとした休憩所にたどり着いた。店員さんにワケを話すと親切にも奥の座敷で着替えさせてもらう事ができた。

 

惨めだ。あまりに惨めな一日である。

でもバックパックを落とさなくてよかった。あの時、岩にこれを置いといてよかった。(-_-;)

予備の着替え(雨カッパの上下)に着替えて休憩所を出る。

胸の中は失望感でいっぱいである。俺は一体何やってるんだろう?

ねぇ、穂高岳さん、なんでこんな惨めなことになっちまうんだ?

…もちろん穂高岳は答えるわけがない。

ドラねこ
ドラねこ

……なんで?なんでこうなっちまうかなぁ?

ワシはただこの上高地を楽しみたかっただけなのに。

……泣いてたってしょうがねえだろ!

早く服を乾かそうぜ。

まいける
まいける

河童橋まで戻ってきた。

太陽はいつの間にか午後の陽射しに変わり 、心なしかあたりは少し寂しげな雰囲気をたたえている。

近くの人があまりいないテーブルに腰を降ろし、空いているテーブルの上でジーンズを乾かす。

しばらく無言のままボーっとあたりを見渡すと、楽しそうにしているカップルやお年寄りたちが和やかに談笑していた。

そんな姿を一人見つめていると無性に自分の愚かさに腹が立つとともに切なくなった。

ドラねこ
ドラねこ

……わしは一体何をやっているんだ?

15分ほどして、しょんぼりと上高地の一番大きなバスターミナルに行って帰りの整理券をもらう。これをもって窓口に行かないとバスに乗せてもらえないのだ

 

今日一日の醜態にがっがりしながら一人帰りのバスで塞ぎこむ。

自分の馬鹿さ加減にため息が出る。

ドラねこ
ドラねこ

はぁ…………………何やってんだ俺?

……おい。

まいける
まいける

(ここまで来て大事なケータイ壊すなんて、考えられない失態だろ!?)

手のひらの中にあるiPhoneは返事をしない。

電源を入れようにも内部でショートするのが怖くて入れられない。

 

俺、本当に何やってるんだ?(_ _;)

 

その後松本駅でソフトバンクのお店を探そうとした。しかしなにぶん疲れていた。疲れすぎていた。どっと今日の一日の一人芝居の疲れが押し寄せてきて、とてもケータイを直しに行くつもりになれなかった。

 

しかし、これがもう一つの悲劇を呼ぶことになるのだった。

 

早く電車に乗って次の名古屋に着きたいと思っていたので、ケータイ屋を周るのはあきらめて電車に乗る。なんせ名古屋までここからドンコで五時間くらいかかるのだ。それもだいぶしんどい。

 

もうなんだかやる気がしない。

本当だったらこんな一日は家に帰って布団被って眠るのが一番なんだ。

だけど今のワシにはそんな暖かい家も、今日泊まるホテルさえ決まっていない。

こんな時、しみじみと帰れる家があることのありがたさがよく分かる。

帰れる家があるって素晴らしいことなんだよな。

ドラねこ
ドラねこ

わしもうおウチに帰りたいよう!

……泣くなよ。

まいける
まいける

でも少なくともここから五時間も電車に揺られていなければならない。

キツイ。かなりキツイ。これが一人旅ってやつなのだ。

そこで起こった全てのことを自分が背負い込まねばならないのだ。必ずしも良い事ばかりではない。

 

苦もあれば楽もある。喜があれば哀もある。

 

それに耐えれるものがこれからこの先歩くことができるのだ。

そんなことを思い知った長野の最後の日だった。

項目詳細
名称上高地(かみこうち)
所在地長野県松本市安曇上高地
標高約1,500メートル
開山期間4月17日〜11月15日(※年により前後あり)
アクセス沢渡(さわんど)または平湯からシャトルバス・タクシー利用
主な見どころ河童橋、大正池、明神池、田代池
公式サイト上高地公式ウェブサイト

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  • この記事を書いた人

ドラねこ(おいさん)

「運も人生も、自分で掴み取れ!」をモットーに、吉方旅行をきっかけに運気を上げる旅や、旅先で本当に使える便利アイテム・ガジェットを中心にレビューしています。 「旅と運を味方につけたい人」に役立つ、リアルでちょっとお得な情報を発信中。 お気に入り登録・SNSフォロー大歓迎!

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