ちわ!おいさんだよ。
キミは春の長野をのどかに堪能したことはあるかい?
ねーけど、今回もまた別所温泉か?
うわー、写真を見ると桜がさいていてすごくのどかなところだね。
ポポポ!
うむ、レトロな駅舎や八角三重塔を見物したわしは、次の日駅でレンタサイクルを借りて辺りを散策することにしたのじゃ。
今回はどんな見どころが出てくんのかね?
それは見てのお楽しみ!
それでは行ってみよう!
「一人旅・前半戦」8日目
美味しいお蕎麦と北向観音と温泉を堪能したわしは、別所温泉の前日入れなかった外湯に出向いた後、あたりをレンタサイクルで散策してみることにしたのでした。
前回まではこちら
別所温泉で北向観音に行ったよ、という話(*´ω`*)
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日帰りでも楽しもう!別所温泉で出会ったサマーウォーズと北向観音!
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長野観光15 木曾義仲ゆかりの湯「大湯」
朝、8時に起きた。
今日こそは木曾義仲の湯、大湯に入るぞ。
とユースホステルの二階から下まで降りて行き、昨日言われたとおりに玄関の窓口で入浴券を買う。
外湯に行くのならこのYHで売っている入浴券を買ったほうが割引で安くなるそうだ。
なんだそれなら先に言ってくれよ(;´Д`)
ここに来る前にもう二つ外湯に入って来ちゃったよw
まぁ、ここに来るまで知らなかったんだからしょうがない。
でもとりあえず窓口で割引券を買い、再び外湯のある別所温泉の温泉街を目指した。
その距離歩いて10分。まだ朝早いので人通りもなく実に清々しい空気に満ちている。
気持ちの良い朝だ。
大湯に到着した。番台で券を払う。
風呂場は誰もいない。一番風呂だ!
よ~し、と体を洗い浴槽に身を沈め、温かさが心地よい。
はぁ…気持ちよさが身にしみる。いやぁ…幸せだなぁ。
朝っぱらから湯に入れるとは実にいい気分である。
いいなぁ…こういうの。実に贅沢に時間を使っている気がする。
15分位朝風呂を堪能したわしは外湯を出て静かな温泉街を下っていった。
温まった体に朝の風が心地よい。実に至福の気分である。この気持ちは言いようもない。
爽やかな気分で街を抜け、帰りにわしは別所温泉駅で自転車を借りることにした。
一度YHに戻り、軽い荷物と水筒をもってまた自転車に飛び乗る。
YHの人に少しあたりを見てくるというと快く送り出してくれる。
よ~し、行くぞぉ!
自転車を乗りながらあたりを見渡す。周りはいい景色。まさに田舎である。
こんな所に一度来て見たかった!
わし、絵を描く(*´∀`*)
実は今回の旅には隠れた目的があった。それは絵を描くことである。
せっかく旅をするんだから写真を撮るだけじゃなくて旅の思い出を絵にしてみようと画材一式、スケッチブック・筆・水バケツ・絵の具と詰め込み、今までバックパックに背負って来ていたのである。
これがバックパックが重い原因。
しかし、今まで一度も描くことなく現在に至っていたので、ここで本格的に絵画デビューをしてみよう。
どこか描ける良い場所はないかしら?(*´∀`*)
今まで周ったところはどこも人通りの多いところばかりで、いきなり画材を広げて絵を描く勇気はワシにはない。だがここなら人も少ないから人の目を気にせず描くことができるだろう。人の少ない絵の描けそうな所を探してみよう!
その後、付近を散策してやっと池の近くに良い場所を見つけた。
よーし、ここで絵を描こう!
おもむろに袋からマルマンスケッチブックを取り出し、絵の具、筆、携帯用のバケツを用意する。
見事に晴れ渡った天気の下、目の前にはのどかな池の風景が広がっている。ここなら誰も来ないし落ち着いて描けるぞぉ。
……しかし、30分たっても下書きの段階でツマづいてしまう。
いくらたっても絵が書けない。何度も何度もやり直す。
おかしいなぁ?意外とこれ難しいぞ(;´∀`)
ようやく2時間で下書きを完成させる。
2時間経ってやっと色を塗ることができた。しかし、今度はなかなか色を作ることができない。
今見ている風景と違う。思ったような色にならないのだ。
おかしいなぁ?どんどん焦ってくるワシ。
昔はもう少しはうまかったはずなんだけど…あれぇ?
なんでうまくいかないんだろう?やっと色を作り出してもが、なんか違う。
「・・・・・・(´;ω;`)」
それでもなんとか塗りを進めていくが、こちらは30分で終了。
そのタッチの粗いこと粗いこと。すぐ終わってしまった。その出来は……酷いものだった。
しばらく池の周りでぼんやりしていると、人がパタパタと来だしたので慌てて荷物をまとめ自転車に飛び乗る。
こんなひどい絵を他の人に見られたくはない(;´∀`)
こうして、わしは逃げるようにその場所をあとにした。
昭和レトロのノスタルジー
慌てて自転車をこいでいたら目の前に古い校舎が現れた。
うわっ昭和レトロのノスタルジー!(゜o゜;
何この感じ、こんなものも普通に置いてあるんだ。
こんな古い校舎が今でもあるとは。見たまんま昔の校舎である。恐るべし上田w
それにしても桜がキレイだ。ここ、上田は時が止まっている。
ところでこの学校、今でもやってるのかな?まさかね。でもまだこの校舎を使用していたらすごいw
上田は仏教寺院がいっぱい!
綺麗な池である。ここ上田はきれいな風景がいっぱいある。
自転車で回れるくらいの小規模さで、どこまでもペダルを漕いでいける。
ここは塩田平というらしい。別所温泉駅から西南の神社仏閣が集合している所に行ってみよう。
途中、こんな名もない神社もあった。
せっかくだからお参りをして橋の下を除くと、きれいな清流が流れていた。
他にはこんなトコロや
こんなトコロもある。
中にはこんな素敵な庵があったりして非常にこじんまりとした中に静寂に包まれた神社仏閣が根付いている。
せっかくだからどんどん行けるだけ神社仏閣を巡ってみよう。
次の目的地へ調子にノって自転車のスピードを出す。
疾走するのが気持ちいいw次は近くの龍光院なんかいいじゃないかな?
……なんか少しずつ登り坂になってきてる。き、きつい。ヒイヒイ言いながら龍光院へ。
しかし、ここは入場料をとられると聞き諦める。なるべくお金を取られない所が良いなぁ。
仕方ないので隣の前山寺に行くことにしたw
前山寺
前山寺(ぜんさんじ)は、長野県上田市にある真言宗智山派の寺院。山号は獨股山又は独鈷山。本尊は大日如来。独鈷山(1,266メートル)の山麓にあり、塩田城の鬼門に位置する。寺名は「ぜんざんじ」と呼ばれることもあるが、正式には「ぜんさんじ」である。
しかし行ってみるとここもやはりお金を取るらしい。
拝観料200円。ちぇっ、しょうがねぇ、払うか。年貢の納め時だ。
境内への道は沢山の桜に囲まれていた。
こういった道を歩いているだけで心が楽しくなる。
前山寺は前回見たような八角三重塔とは違い、普通の三重塔がそびえる立派なお寺だった。
見よ、この満開の桜と後ろにそびえる三重塔を。
う~む、まさしくこれが日本の美!この風景を絵に描いてみようか?
……辞めとこ、またヒドイ絵になるだけだ(←まだ引きずってる)
三重塔。八角三重塔とは全然形が違う。八角三重塔はなんであんな形にしたんだろ?
境内は至る所に古い歴史を感じる。ホント桜が満開。ここでお花見したいわw
そんなに広くない境内をひと通り歩くと、見るものは全部見てしまった。
さてどうしようか?次は戦争でなくなった方たちの絵が飾ってある無言館に行ってみるか。
戦没画学生慰霊美術館「無言館」
丘の上の小高いところに「無言館」はあった。
「無言館」はその名の通り、太平洋戦争で亡くなった戦没者の絵が飾ってある美術館である。
この施設は外観はコンクリートの打ちっぱなしで出来ていて少しオドロオドロしい。
明らかに今まで見てきた上田の様子とはちがう。
ここだけ何故か寒々しい雰囲気をたたえている。
しかしその外観をよそに、あたりは桜に包まれ穏やかな春を醸し出している。なんともチグハグな様子だ。でも建物は少し不気味な気がした。 ここは大丈夫なのか?(;´∀`)
さっそく中へ入ろうとするが入場料は千円と高い。
しかも、見る前に窓口で払うのではなく見た後に払う仕組みなのである。なんとも不思議なトコだ。
なんだこのモニュメント。戦没者が使っていた筆をコンクリートで固めてある。
それにしても端の方にある赤い絵の具が血のようだ。
これはかつて何者かによって石碑がペンキで汚されたのをそのままにしているようだ。ハマり過ぎていて逆に違和感がないのが怖い。
千円は痛いがせっかく来たんだから一応見てみよう。
「高い声での私語は慎んでください」
という趣旨のことが書かれている。なんか暗い感じ。
確かにコンクリートの打ちっぱなしの中は足音さえコツコツコツと鳴り響く。
寒々とした雰囲気の薄暗い照明の下で、十文字型の建物の中にいくつか絵が飾っている。
ここにある絵はは正直言ってそんなに上手くはない。
どれも今まで美術館で観た絵と違い、保存状態が悪く、中には絵の具が剥げ落ちた物もある。
若い絵の好きな学生が無理やり戦争に徴兵され、それでも絵が描きたくて現地で諦めずに描いていたという雰囲気が醸し出されている。
画家別に展示されている作品数も少ない。
作品の下に簡単な作者の説明があり、出身地。出身美術校。戦死した場所…戦死した場所。この字が重々しくのしかかる。そうか、ここにいる人たちはみんな亡くなられているのか。
それに最後に必ず戦死した年齢が記されてある。
「享年27歳」「享年23歳」「享年29歳」…みんな若い。最年長でも30代になったばかり。
ある裸婦の絵の下に次のような事が書いてある。
「戦地に行くことが決まって、初めて妻の裸体を描いた。
この続きは必ず、帰ってきて描くから・・ そう約束して戦地に赴いた彼は、 しかし2度と帰っては来なかった。」
うわぁ……(;´∀`)
重い、重すぎるなぁこの美術館。哀しいほど重い空気を、しかし寒々した空気を全体で醸し出している。…キツイなぁ。
館内の中央にはガラスのショーケースがあり、そこに様々な遺品が並んでいる。
使い込んだ絵筆。色あせた写真。戦地から母へ宛てた手紙。戦地での様子を描いたぼろぼろのスケッチブック。どれもこれも汚いが、その道具の一つ一つに「絵が描きたい」という思いが込められているように思える。
当たり前だが彼らは戦争になんか行きたくなかったんだ。
そうか……そんなに絵が描きたかったのか。こんなにも絵が好きだったのか。
ここにはそうした魂の叫びがこだましているようだった。
しかし、この建物はないんじゃないか?
いくら戦没者だからといってこんな寒々とした所に自分の絵なんか飾ってほしくないと思う。
ワシだったら絶対にもう少し暖かい雰囲気のする所でみんなに見てもらいたいなぁ(;´∀`)
その上で今ある平和を噛み締めて生きていってほしい。そう思うはずである。
この建物はいかにも墓場という感じがする。
ここに祀られている人は悲しむべき哀れな犠牲者なんだ。
だから平和を愛しましょう、もう二度と過ちを繰り返さないようにしましょうと言ってるような気がする。
この場所にも違和感がある。大体、なぜこの場所なんだ?
どうしてこのデッカイ石の棺みたいな外観のコンクリートの打ちっぱなしじゃないといけないんだ?
そんなところに、なんとなく違和感がある。
何故ならこの建物には英霊に対するリスペクト、感謝の気持ちが現れていないようだからだ。
もし、戦った人たちがこれを見たらどう思うだろう?
俺たちをこんな所に押し込めないでくれ!そう思うんじゃないだろうか?
館内の展示はまだ続く。
そして、幼い我が子にカタカナだけで「お父さんは元気だから君も頑張って」
そう明るく書いた手紙もあった。
しかし招集令状はやってくる。ココら辺で読んでいると涙が出てくる。やがて……戦死報告。彼らは二度と帰って来ることはなかったのだ。絵を描きたいという思いを抱えながら…
建物を出ると熱い思いが胸にこみ上げてくる。
この人達に比べれば、自分の絵が下手だという事なんかどうってことはないじゃないか。これからも自分は生きていく。だからもっと頑張って絵を描こうと思えば、いくらでもまだ上手くなることはできるんだ。
でも彼らにはもうそれはできない。
だけど少なくともワシはまだこれから続く人生にまだ色んなチャンスが残されている。
それってものすごく幸せなことなんじゃないか?
好きなことをヘタであってもやり続けることができるんだ。
振り返るとその建物は、桜の木々の中、静かに、ただ静かに佇んでいた。
無言なままに。
…不気味な建物って言ってゴメンな(´;ω;`)
桜吹雪があたりを舞い、静かな丘に春の暖かさが満ちていた。
ワシが下っていくこの道は、青々と茂った草に囲まれながらこれから進んでいく未来には、まだ光が指しているような気がした。もう少し、我慢して絵を描いて行こう。そう思った。
その後無言館を出てまた別所温泉の方までグルっとまわる。
上田は気持ちいいくらい素朴な日本の原風景そのものである。
山を超え野を超え田沢温泉
ふらふらと自転車で上田を周っていると時間はもうあっという間に正午になっていた。
その後YHに戻り、ココら辺でもっと他にいい温泉がないかYHの主人に聞いてみる。
すると田沢温泉あたりならここから近く、しかもいいYHがあるという。
本当かな?
このYHがあまり良くないからその主人の一言にわずかながら疑問がわく。
しかしまぁ、ここは信じて行ってみるか。荷物をまとめてチェックアウトする。
自転車に乗って駅まで行き、それを返して田沢温泉目指して歩くことにした。
しかし、この工程がとても長く、かなりしんどかった。
ナビの地図上では別所温泉から北に位置していて、直線距離ですぐ着くような感じがする。しかしその間に山がひとつそびえているのだ。
ここを超えねばならない。
来たか、分杭峠の再来!しかし、今は昼の二時頃。
あの時のように怖い思いはしなくてすみそうだ。
しかし、歩いていると途中から道がなくなり獣道になる。
なんとかその山道を一時間近く登ると、やっと大きな道路に出る。
ここはちゃんとガードレールもあるぞw
近くに道の駅のようなおみやげ屋もあった。
今はやってないが、それでも分杭峠ほど人通りもなく静かな感じではなかった。
横を車がすり抜けていく。それだけでなんとなく安心感がある。
よかった、俺は一人じゃないぞw
その後、道はすぐに下り坂になり、やがて開けたところに出た。
あたりは田んぼが広がり清らかな川も流れている。その川の上には鯉のぼりがいくつも登っていた。
壮大な鯉の大群である。おおっ!こういうの初めて見た。
空気も5月のそれのように清らかに澄み渡り、気持ちの良い風が通り抜けていく。
気持ちいいなぁ(*´∀`*)
こんな風景の土地をずっと歩いていたいなぁ。
別所温泉もそうだけど、ここはTHE・日本の田舎という感じである。
疲れたので途中のバス停で休み、そこからまた二時間歩く。結構時間かかっているぞ。
ココら辺からもう歩くのに飽きてきたw
意外と豪華な富士屋ユースホステルと親切なおじいさん
そして富士屋ユースホステルに到着する。
チェックインをするときにお食事はどうしますか?と聞かれ、この辺りには外で食べられるような所は他にないというので夕食をつけてもらうことにする。
トホホ…これでまた余計なカネを使っちまった。(;´Д`)
狭い木造の廊下を渡り部屋にいく。扉を開けると…
うおっ!なんだこりゃ!?そこには普通の和室の部屋が広がり大きなTVも付いている。ここは普通の旅館の部屋だ!
え?!これに泊まっていいの?
だってYHって言ったらもっと狭いドミトリー(相部屋)じゃない!?
しかし、ここで間違いないらしい。
やっと旅をしていて初めてまともな部屋に泊まれるぞ!
これで食事付きで3500円とは安い!
しかし、まぁ食事の方は期待するまい。どうせ大したものは出てこないでしょ。
荷物を下ろし広い畳の部屋で大の字になって寝転ぶ。
初めてくつろいだ気がした。ああ、気持ちいい!畳って最高だなぁ!w
ここ旅館の風呂には田沢温泉が引かれているらしい。
さっそく旅館の風呂に入ってみるか。
服を脱いで中へ入ると浴槽がある。体を洗い入ってみると、これがぬるい。びっくりするほどヌルい。
あっ…こんなもんか田沢温泉。(;´∀`)
これはまたがっかり温泉認定かな?と思い、目をやると外に露天風呂があるらしい。
しょうがないので行ってみると、そこには一人のおじいさんが入ってるだけで他は誰もいなかった。
よっこらしょ。うっ…ここもやはりヌルい。
外だから余計そう感じる。静かに入っていると横のじいさんが話しかけてきた。気さくなじいさんだ。
なんでもじいさんは山登りが好きでその帰りによくこの風呂に入りにくるという。今日もここに泊まるのだという。話しているうちにこれから行こうとしているところの話になり、この辺りにもっと他に温泉はないですか?と聞いてみた。 おじいさんは「沓掛温泉なら近くにあるなぁ」という。
そこはどんなところですか?と聞くと、まぁなんてことないとこだけど、よかったらこれからそこを案内しようか?と言い出した。
「なぁーに、メシの時間までには戻ってくればいいさ」
とじいさんは言う。
最初は警戒したが、どう見てもこのじいさん悪い人ではない。
これも旅の思い出、面白そうだなと思い、車に乗せて案内してもらうことにした。
風呂から出て外で待ち合わせ、じいさんの車のとこに行った。
さっき温泉で、靴のせいで足が痛いと言ったら、それを覚えてくれていたみたいで絆創膏をもらった。
親切だなぁ。
車に乗り沓掛温泉へ。
歩いて行くならここから二時間かかるらしいけど、
車ならわずか10分もしないうちに着くらしい。そして実際着いた。
「ここが沓掛温泉だよ」と見せてもらう。旅館が3、4件しかない小さな温泉だった。
「ねぇ?大した事無いでしょ?」という。うん、確かに大したことない。
「こんなとこに入ってもしょうがないしょ?」というから、うん、しょうがないですねといって、宿に帰ることにした。
わずか30分の短い旅。しかし面白い出会いの旅であった。
おじいさんに親切に、丁寧にお礼を言い宿の部屋に引き上げる。
着いたらすぐに夕飯時間であったので、食堂に行き、夕飯を食う。しかし出された食事にびっくり!!
これは普通の旅館の食事じゃないか!この豪華さには驚いた。
おお!ホカホカのメシが米びつにびっしりと入っているよ!
肉が!肉がついてるよ!!魚の煮付けまでついてるし!!ここから自由に取っていいのか!
マジで!?中には茶碗二杯半のご飯が入っていた。
おかずもたくさんありどれもこれもおいしい。
そうか。これだからここは良いYHと呼ばれていたのか。
まほろばYHのおじさん、疑ってゴメンナサイm(_ _)m
初めて腹いっぱいご飯を食べていい気持ちになる。
満足(*´∀`*)
夜はこれまた初めて大きなTVでバラエティを見て就寝。
ここまで来るのは大変だったけど、良い宿だった。
これから行く場所にいつもこんな良いYHがあればいいなぁ。
こうしてわしは良い眠りに着いた。