
ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは日々の睡眠は取れてるかい?
最近よぉ…
ストレスたまって寝つき悪くてさ。なんかねえか?


あー、それはわしもだったけど、“雲堂”を使ってからかなりマシになったのじゃ
雲堂?アプリ?


そう、座禅アプリ。
音声ガイド付きでマジで雑念消える。しかも無料なのじゃ。
なんじゃそりゃ?
めっちゃ怪しいじゃねえか!

\ ココがポイント!/

「雲堂」は初心者から経験者まで使える、本格的な座禅・瞑想アプリなのじゃ!!
今回はそんな坐禅アプリ「雲堂」を紹介していくのじゃ!
シンプルなUIと静寂の演出が際立っており、まるで禅寺に座しているかのような没入体験を提供する。
時間設定や鐘の音、姿勢のガイドまで、実践的で無駄がない。特に、ガイド音声が落ち着いており、日本語にこだわった設計は海外製アプリとは一線を画す。精神の乱れを整え、思考のノイズを削ぎ落とすツールとして、「雲堂」は唯一無二の存在といえる。広告なし・課金要素なしという誠実さも評価に値する。
デジタル疲れを癒やし、現代人の心に余白を取り戻すには、このアプリの導入が最適解となるだろう。
不安に苛まれる夜が続いて
最近、実はメンタル面で不調が続いていた。
その理由はまず自分の仕事がフリーランスであることが深く関わっている。
わしは普段、家に閉じこもってPCとスケッチブックを前に、しこしこと一人絵を描きながら仕事をしている。
友達もあまりいないし、お金もないのであまり外出もしないので、基本一人きりの寂しい創作活動と呼んでもよいようなことを毎日マイペースにこなしているのだ。
フリーランスの利点は、
- 自分の時間が持てる。
- 場所に捕らわれない。
- 嫌な同僚や上司に関わらなくてすむ。
など上げていけば一見良いことづくしのように見えるだろう。
しかし、それが実はそうではないのだ。
「え?お前、フリーランスなんて贅沢な肩書で仕事をしてるくせに何言ってんの?」
と思われる方もいるだろう。
しかし、この仕事は基本ひとりぼっちでこなし、失敗しても誰にも相談することができず、始めたばかりではまだ収入も安定しないので色々と不安が頭をよぎることが多々ある。
夜一人でいると、「もう、このままダメなんじゃないか。このまま仕事も先細りになって結局あの辛いバイト生活に逆戻りしてしまうんじゃないだろうか?」なんてことが、唐突に言いようもない不安となって押し寄せてくる。
フリーランスなんて言ったってわしはまだ駆け出し。
人脈もない、カネもない、技術もそこそこの時点でこの仕事をしようとしたのだから不安が時折覗くのは当たり前と言えば当たり前だ。
そこでわしが施した処置は二つ。
身体と精神面を強化しようと対策を考えてみた。
まず、体をよく動かすこと
以前から続けていたランニングを再開した。
冬は寒くて外にランニング出られなかったので、悶々としながらPCの前でいつも絵を描いていた。
冬の陰鬱な曇り空を眺めているだけで、なんだかこちらの気持ちまでどよんとしてしまい、ちょっとしたことで気分が参りがちであった。
そんな生活のおかげでだいぶストレスが貯まっていたようだ。
なのでこれからはそんなメンタル面を改善するため、これから暖かくなっていく春に向けてなるべく家に閉じこもらずに体を動かすことにしたのだ。きっとこれは良い効果を生み出すだろう。
しかし、それでもまだ不安は残る。
それは雨の日や冬の寒い日など外に出られない時には効果を期待することができないからだ。
そこで今度は精神面での改善法が必要になってくる。
「座禅」を組む
「瞑想」とも言う。
なぜいきなり座禅なのかと訝しげに思われる方もいるだろう。
それは決して変な宗教に目覚めたとか勧誘を受けたとかそういった類の話ではない。
実は先日読者登録してくださった方の記事で大変興味深いものを読んだからだ。
ライフハッカーもすすめる瞑想とは?
id:SikisimaHisayukiさんの「瞑想」に関する記事で、ライフハッカーがゴリ押ししていた瞑想を始めたら、なんと3ヶ月でメンタル面に改善が起こったという興味深い内容の記事を見かけた。
確かにライフハッカーは以前から「瞑想」や「禅」について紹介していたのは知っていた。
わし自身、神社仏閣巡りが好きだし、鎌倉の円覚寺など禅寺をよく訪れたりしていたので「禅」というものに元々興味はあったのだ。
実はいま海外では「瞑想」が一種のブームのようになっているらしく、ヨガと並んで宗教的な儀式というより一種の「健康法」という扱いで、宗教を信じない人を中心に急速に広がっているという。
わしも以前このブログで紹介したディズニーの「トロン:レガシー」で主人公の父親が、いきなり「瞑想の時間だ」と言って座禅を組むシーンを観てびっくりした覚えがある。
ディズニーの作品の中までまさか日本のお家芸と言われた瞑想が出てくるとは!
ディズニーで取り上げられるくらいだから、本当に向こうでは東洋思想ブーム、「禅」が見直されているのではあるまいか?
これは禅の本家本元である日本人が試さないわけにはいかない。
禅に持ってこいの本
そんなこんなで以前から禅というものに興味のあったわしは、世界的な名著として有名な「禅と日本文化」や「こんなに面白かった! 「ニッポンの伝統芸能」などを読み、禅というものを知識の上では知っていた。
そうした本には「禅」とはいわゆる知識で考えたり思考したりするものではなく、身体で自ら体験して理解するものだと一概に説明されていた。
つまり、他の宗教とは違って経典などで知識を学ぶのものではなく、自らの修行体験(瞑想)によってその真髄を覚醒させていくものなのであるそうな。
なかなか説明しづらいが、用はやったことのない人にはその感覚を伝えることはできないものらしい。
しかも座禅を組むのに向き不向きの資格のようなものはなく、誰でも座禅を組めばみなその感覚を体得することが可能なのだという。
ポイント
つまりはお金も難しい知識もいらない。
道具なんて座布団一枚あればそれでいい。
そんな「瞑想」には色んな効果が科学的に実証されているとライフハッカーの記事はいう。
不安が和らぐ
瞑想をすればするほど不安が和らいでいくのは、ある特定の神経経路の結びつきが弱まった結果であることがわかっています。「弱まった」というと、何だか悪い知らせのように聞こえますが、実はそうでもありません。
瞑想をしない人には、次のようなことが起きます。私たちの脳には、自分自身および自らの体験にかかわる情報を処理する「自分中枢」(正確には内側前頭前皮質と言います)と呼ばれる場所があります。この場所は、身体感覚および脳の恐怖中枢と神経経路でしっかりと結びついているため、恐怖や動揺を感じ取ると、自分中枢で強い反応が起こり、恐怖心や危機感が生まれるようになっています。
しかし、瞑想することで、この神経経路の結びつきを弱くすることができます。つまり、以前であれば自己中枢が大騒ぎするような刺激を受けても、強い反応を起こさなくなるのです。

不安が安らぐ?!
これこそわしが今切実に求めているものだ!
瞑想を続けていくと、脳が不安を感じにくくなるということなんだろう。

これは確かに「禅と日本文化」でも、北条時宗の話で同じような例が紹介されている。
北条時宗は不安から開放されるために禅に傾倒し、その奥義を体得した暁には、あの未曾有の国難と呼ばれた元寇に立ち向かって大きな戦功を得たという。
創造性がアップする
瞑想が創造性にもたらす影響についての研究はいくつか行われています。
オランダにあるライデン大学の研究者たちは、集中する対象物(自分の呼吸など)を決める「フォーカス・アテンション」瞑想と、集中する対象物を決めずその瞬間に移ろう思いなどを観察する「オープン・モニタリング」瞑想の研究を行っています。
実験では、これら2種類の瞑想を被験者に行ってもらい、その後の創造性の向上具合を確認しています。
その結果、フォーカス・アテンション瞑想を行なった被験者には明らかな変化が見られなかったものの、オープン・モニタリング瞑想を行った被験者では、新しいアイデアを問うタスクでパフォーマンスが向上していることが確認されました。
仕事上アイデアが出ないことは死活問題である。
わしはいつもアイデアを出してナンボのクリエイティブな仕事に付いているため、こうした作用は願ったり叶ったりである。
座禅アプリを使おう!
しかし初めて見たいものの座禅なんてどうやればよいのだろう?
そんな折にライフハッカーの記事では座禅アプリ「雲堂」を紹介していた。
「雲堂」は家で手軽に座禅を組みたい人の為に開発されたアプリで、これを使えば誰でも手軽に座禅を組むことができる。

これはさっそくやってみなくては!
良いところ
では以下に良いところを挙げていこう!
シンプルで美しいUIと無音の哲学
「雲堂」の魅力は、機能より“余白”にある。
派手なアニメーションや通知は一切なく、ミニマルなデザインが座禅の本質を際立たせている。アプリを開くと、まず無音の世界が広がる。まるで禅寺の静寂をスマホに閉じ込めたような設計だ。鐘の音も美しく、設定も直感的。座禅の本質である「無に向き合う」ことを、アプリのUIそのものが表現している。
この設計思想が、他の瞑想アプリとの差別化ポイントである。
実践的なガイドと選べる坐禅時間
「雲堂」は単なるタイマーアプリではない。
座り方、呼吸、姿勢といった座禅の基本をナレーションでガイドしてくれる。しかも声が落ち着いており、まったく違和感がない。時間は5分、10分、15分と選べるので、初心者から上級者まで対応可能。
忙しい朝の5分にも、寝る前の15分にも適応する柔軟性を備えている。
広告なし、課金なし、そして誠実
多くの瞑想アプリは途中から課金に誘導されるが、「雲堂」は一貫して無料である。広告も一切出ない。
ユーザー体験を損なわないという思想が徹底されており、商業主義とは一線を画す。この誠実さは、禅の精神そのものであり、アプリ自体が一種の“修行”空間になっている。ユーザーは「無料なのにここまでしてくれるのか」と驚くだろう。
おまけに今まで座禅を組んだ回数や時間なども記録されて、ツイッターと連携して自分が座禅したことツイートできる。

これで時間の空いている時に座禅を続けていけば、いずれ精神面も何かと改善されて良い効果が期待できるのじゃ!
悪いところ
次に悪いところを挙げていこう。
見た目が地味であるため、継続の動機が弱い
他の瞑想アプリのようにバッジや達成記録といった“続けたくなる仕掛け”がほぼ存在しない。「効果はあるが、地味」──その潔さが裏目に出る可能性もある。特にスマホ世代のユーザーにはやや淡白に映る。
「座禅開始」の画面をタップするとぽくぽくと木魚の音が流れて、男性のアナウンスで座禅に取り組む前の心得や座り方など一連のレクチャーを受け、鐘の音が3つなると座禅を開始する。いわゆるタイマー機能のあるアプリで画面中央の線香が燃え尽きると鐘が一つなり、これで座禅は終了である。

渋い!何この何ものも一切廃した感じのシンプルなデザインは。全く遊び心がねぇ。
外部との連携が一切ない
「雲堂」はAppleヘルスケアやGoogle Fitなどのヘルス管理アプリと連携しないため、習慣トラッキングや分析には向かない。あくまで“その場限り”の体験を重視しており、数値で成長を可視化したい層には不満が残る。
音声ガイドが1種類のみでバリエーション不足
現在のところ、音声ガイドの選択肢が1つだけであり、男女の声やイントネーションの違いを選ぶことはできない。慣れてくると単調に感じる可能性がある。ここは今後のアップデートに期待したい部分である。
これで本当に瞑想できるのか?

まとめ
こんな人におすすめ!
- SNSやニュースに疲れた人
- 瞑想アプリに課金したくない人
- 座禅を試してみたい初心者
座禅アプリ「雲堂」は、デジタル時代における“静寂”への入り口である。
派手な機能やインセンティブはなく、ただ静かに、丁寧に、心と向き合う空間を提供してくれる。その潔さと誠実さは、日常に忙殺される現代人にとって救いのような存在となる。時間に追われる毎日にこそ、わずか5分でも座る習慣を持つことの大切さを、このアプリは静かに教えてくれるのだ。
手軽さ、誠実さ、本質への導き──これこそが「雲堂」の真価である。

「雲堂」はアプリでありながら、現代の“寺”である。心に余白を持ちたいなら、今すぐインストールすべきである。