

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは梅ウィスキーは好きかい?
梅ウィスキーってなんだよ?
この時期は例年どおり梅ジュースだろ?


ところが今年からは新章突入なのじゃ!
ハァ?


毎年毎年、梅ジュースを漬けて来たんじゃが、今回は趣向を超えて梅ウィスキーを漬けることにしたのじゃー!
梅ウィスキーって梅酒のウィスキー版ってことだろ?

\ ココがポイント!/

梅と氷砂糖を使ってウイスキーを漬けるだけで手間も技術もいらず、自宅に極上の贅沢が誕生すなのじゃ!
これは単なる梅酒ではない。
ウイスキーの奥行きある香りと梅の爽やかさが織りなす他にない深みがある。市販では得られない、あなただけの味がそこにある。仕込んで数ヶ月待つだけで、食後に一杯、読書や映画の時間を格上げしてくれる魔法の液体が完成するのだ。材料もスーパーで揃い、瓶に入れて放置するだけ。これほどまでに簡単で、これほどまでに生活を豊かにしてくれるレシピが他にあるだろうか。
時間を味方にする酒、それが「梅×氷砂糖×ウイスキー」なのである。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
最高の梅ウイスキー!

例年どおり、毎年この時期になると我が家の梅を使って梅シロップを作っていた。
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この梅シロップを炭酸で割って梅ソーダを作るのが毎年の我が家の夏の定番なのじゃ!
この日のためにわざわざソーダを作る機械まで買ったんだろ?

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ところが今年はオカンの知り合いから南高梅サイズの大きな梅をいただくことができたので、思い切って梅酒ならぬ梅ウィスキーを作ってみることにしたのだ!

それではまずウィスキーを開封してみるのじゃ!
開封の儀

というわけでアマゾンでウィスキーを注文した。

この時期になるとホームセンターなどで梅用のウィスキーが安くなって売られているが、今回頼んだブラックニッカ4Lはなんとそれよりも安い4000円というお値段で購入することができた。

家の近所のホームセンターよりも安いというのが驚きだったな。
普通こういうのっていくらなんだ?


大体、ブラックニッカなら4Lで4200〜4800円の間かの?
ちなみに梅酒を作る際には漬け込む酒は必ずアルコール度数20度異常のものを使用してください。それ以下の酒だと酒税法の関係で罰せられます。

そして氷砂糖もアマゾンで1kgを3つほど買うことにした。

ここでちょっとしたトラブルがあっての。
なんだよ?


アマゾンで頼んだ氷砂糖が届くのに一週間もかかってしまったのじゃ。
だから梅はあるのに氷砂糖が無くて漬けられないという事態に陥ったのじゃ。
幸い、梅は氷らせておいたから問題なかったのじゃが⋯
実際に作ってみて

では実際に梅を漬けていこう。
美味しく漬けるために洗った梅を前日から凍らせておいた。

こうしておくと早く梅のエキスが溶け出して飲み頃が早くなるのじゃ。


今年漬けるのはこの大振りな梅。

果たして味の方はどうなんじゃろうなあ?
やっぱ味の違いってあるんだろうな。


今回は多分、3袋くらいで漬けられると思うので1kgを3つ用意した。
ちなみに漬ける前に瓶はアルコール除菌をしておこう!
熱湯消毒でよくね?


それをすると温度の違いでガラスが割れるぞ。

まずはこのように梅を敷き詰めていき、

その上に氷砂糖をふりかけて、下から層になるように重ねていき、最後に一番上が氷砂糖で終わればOK!
これ隙間が空いているけど、これでいいんか?


どうせすぐ溶けてしまうからこれでいいのじゃ。

で、一番上までいけばこれで完成。

と、いうのが従来のやり方だったのじゃ。

今回はこれにウイスキーを加えていく。
加えるウイスキーはなんでも良い。出来れば安いものの方がコスパはきっといいだろう。


そしてこのように上からウイスキーをヒタヒタになるまで注いでいって⋯

梅が隠れてしまえばこれで完成!

後はこれを最低でも一ヶ月寝かせておけばいいだけである。

これで完成なのじゃ。
やっぱカンタンだぜ。


まぁそんなに大変ではないのじゃ!
良いところ

項目 | 内容 |
---|---|
使用する酒 | ウイスキー(ブレンデッド推奨) |
使用する梅 | 青梅(南高梅など) |
氷砂糖の量 | 梅1kgに対して氷砂糖500g〜700g |
漬け込み期間 | 最低1ヶ月〜推奨3ヶ月以上 |
保存容器 | ガラス瓶(密閉可能なもの) |
味わいの特徴 | 深みある香りと甘酸っぱさの絶妙なバランス |
飲み方 | ロック、ソーダ割り、ミルク割りなど自由 |
では以下に良いところを挙げていこう!
自分だけの味を育てられる
市販の梅酒は万人受けするよう調整されているが自家製であれば好みの甘さ・香りに仕上げられる。
氷砂糖の量を加減し、熟成期間を調整することで、唯一無二のウイスキー梅酒が完成する。
年単位で寝かせばさらに味は深くなり、まさに「育てる酒」となるだろう。
ウイスキーの香りが新たな魅力に変わる
通常、ウイスキーはストレートかロックで楽しむものという先入観がある。
だが梅と氷砂糖を加えることで香りが一層際立ち、まろやかさが増す。初心者にも飲みやすく、まるで高級リキュールのような仕上がりになる。
来客時にふるまえば、ちょっとした驚きを演出できるだろう。
生活に「待つ楽しみ」が生まれる
仕込んだあと日々熟成していく様子を眺めるのも楽しみの一つ。
現代は即効性ばかり求められる時代だが、時間をかけてゆっくり味わいを育てるこの工程は、日常に静かな喜びをもたらしてくれる。
「待つ時間」そのものが贅沢になる体験と言える。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪い点を挙げていこう。
すぐに飲めない
漬けてすぐに美味しくなるわけではない。
最低でも1ヶ月は必要で即席の楽しみではなく気長に待つ覚悟が求められる。
保存環境に注意が必要
直射日光や高温多湿を避けて保存する必要がある。
誤った管理をすると風味が損なわれたり発酵が進みすぎたりすることもある。簡単とはいえ、最低限の注意は必要である。
ウイスキーの個性が強すぎる場合も
使用するウイスキーによっては熟成後もアルコール感が強く出過ぎてしまうことがある。
特にスモーキーなシングルモルトなどは合わない場合があるため、ブレンデッドやライトタイプの選定が重要だ。

といったところかのう?
まあ作るのに時間はかかるから仕方ないよな。


なのじゃ。
ただ待つ喜びというものもあるから楽しみにしているのじゃ!
まとめ

こんな人におすすめ!
- 自分だけのオリジナルリキュールを楽しみたい人
- 食後や休日に「大人の時間」を持ちたい人
- 手間のかからない趣味を生活に取り入れたい人
梅と氷砂糖を使ったウイスキー仕込みは、手間いらずで贅沢な時間を生む「生活を豊かにする趣味」である。
必要なのは材料と時間、そしてほんの少しの好奇心。熟成されるごとに変化する香りと味は、まるで人生を飲んでいるかのような感覚をもたらしてくれる。飲み終わるころにはまた仕込みたくなるはずだ。この一本があなたの暮らしに静かな豊かさを与えることだろう。

手間を惜しまず待つことこそ、美味なる報酬を得る近道なのじゃ。