

こんちわ、おいさんだよ。
キミは焼きイモは好きかい?
お前、家で焼き芋作るってマジか?


マジじゃ。
ホーローの石焼きいも器ってやつ、知ってる?
いや、知らん。石って…炭火焼き的な?


違う違う、ガスコンロの上に置くだけ。
中に石が入ってて、その上にサツマイモを置くと…とんでもない焼き芋ができるのじゃ!
まさか~、オーブンとかでだろ?


ふふふ……甘いな、まいけるよ。
焼きイモは何も外でやったり、焼きイモ屋で買うだけのものではないぞ!
それ⋯⋯買うわ。

\ ココがポイント!/

ホーロー石焼きいも器は、自宅のガス火で本格的な焼き芋を作れるアイテムなのじゃ!!
それでは今回は「ホーロー 石焼いも器」についてレビューしていこう!
特別なテクニック不要で、ただ火にかけるだけ。それだけで、まるで専門店のような甘く香ばしい焼き芋が完成する。中の天然石がじんわりと熱を伝えることで、焼きムラが少なく、芯までホクホク。そして何より、皮のパリッと感と中のねっとり感のギャップが絶妙。この器一つで、秋冬の食卓が一気に豊かになるのは間違いない。
焼き芋ファンはもちろん、子どもや甘党にも強烈におすすめできる逸品だ!
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
自宅でカンタンに焼ける焼きイモセット!
焼きイモの漫画を描いていたら、久しぶりに本気で焼きイモが食べたくなった。
焼きイモ機を探すもプロの焼きイモ屋が使うような機械は10万を超える高級な機械であることが判明。
いや、さすがにイモでそんなに出せないでしょ?
と他に探してみると電気でできるコンパクトなものも存在するという。
しかしこれだと焼き上がりもイマイチで味もあんまりよくないらしい。
せっかくなら自宅でも本当に美味しい焼きイモが食べたい!
そこで見つけてきたのがこのホーロー製焼きイモ器。値段も手頃だし、さっそく買って使ってみよう!

これで毎日焼きイモが食えるのじゃ!
開封の儀
さっそくブツが届いたので検証していこう。
中を開けると出てきたのはこのような石焼きイモ器。見た目なんともシブい……
ガスコンロでもIHでも使えるって書いてあるから自宅でカンタンに作れるらしいが、見た目は安物のペラペラの中華鍋w
横からみるとこのように黒いシンプルなホーロー製なのがよくわかろう。
中にはこのように、河原で落ちてるような石がたくさん入っていた。
な、なんだこの石は?!


石焼イモ用の石じゃ。
石が入っているのは知ってたけど、もう少し大きいものが入っていると思っていたら、以外に小さかった。
ちゃんと注意書きに書いてあるように焼く前に洗って使うことにする。
フタの表側。ピカピカつるつるしていてかっこいい。
裏面はやはりシンプルですごくカンタンな作りだw
なんかすき焼きの鍋みたいw

良いところ
では以下に良いところを挙げていこう!
石焼きならではの甘さと食感
ホーロー石焼きいも器の最大の魅力は、焼き芋の「完成度の高さ」にある。ガス火を使い、天然石を中に敷いてじっくり加熱する構造が、芋の芯までゆっくり熱を通す。その結果、芋の糖度が引き出され、まるでスイートポテトのような自然の甘さが生まれる。また、外はパリッと香ばしく、中はトロッとした理想的な焼き芋になる。
市販の焼き芋やオーブン焼きでは味わえないレベルの「本物感」がここにある。
使い方がシンプルすぎる
見た目に反して、使い方は非常に簡単である。サツマイモを洗い、付属の石の上に置き、ガス火で中火〜弱火でじっくり焼くだけ。特別な準備や技術は一切不要である。焼き加減さえ調整すれば、誰でも失敗なくプロの味に近づける。調理中の香ばしい匂いも、食欲をそそり家庭的な温かさを演出する。
休日に子どもと一緒に作るのにも適しており、調理体験自体も楽しめる。
応用が利くマルチな使い道
実はこの器、焼き芋だけにとどまらない。じゃがバター、トウモロコシ、ナッツのローストなど、様々な「石焼き料理」に応用が可能。直火調理の利点を活かし、素材本来の旨味を引き出す力がある。ホーロー素材は熱伝導率が高く、しかも焦げ付きにくい。手入れもシンプルで、洗いやすく、収納にも困らない。アウトドア調理にも活躍するポテンシャルを秘めている。
まあ使えないことはないけど、案外鍋にも流用できるなw


ではさっそくこれらを使っておいしい石焼きイモを作ってみよう!
実際に使ってみて
まずは下ごしらえ。袋に入っている石を台所で勢いよく水を出して洗おう。
シャカシャカシャカシャカ……とりあえず石についた汚れを落としていく。
で、なるべく石が乾いていたほうが美味しく焼けるのでストーブで石を乾かしてからイモを焼こう。
そうでないと石焼きイモでなく蒸し焼きイモになってしまう。
使うイモ 遠州名物「うなぎいも」
で、使うイモはこちら。「うなぎいも」
「うなぎいも」とは中田島砂丘周辺で売られている、浜名湖で取れたうなぎの骨や川を乾燥させた肥料で作ったイモのことで、浜松人なら今知らないものはいない美味しいイモである!
わしは今回始めてこれを食すのだが、せっかくならうまいと評判のイモを使おう。
イモをゴロゴロと並べ、石とイモの水気がなくなるようにしばらくフタを外して焼いていく。
美味しく焼くポイント
焼く際にはイモも乾燥している方が美味しく焼けるという。なのでこうして少し乾かしてからフタをするといいだろう。
1時間後
取扱説明書には片面15分。
ひっくり返して15分と全部で30分でできると書いてあったけど、
初めての石焼きイモはストーブ側の火力の調整ができず、結局1時間ほどで焼き終わった。
フタを開けるとこんな感じ。
イモに火が通り始めるとあたりになんとも言えない焼きイモの美味しそうなあま~い匂いが漂ってくる。
なんかうまく焼き色をつけることができなかったけど、外側は乾燥しているのでなんとなく出来ている感じ。
では「うなぎいも」を実食してみよう!
ポキっと良い音とともに甘い香りが鼻に漂ってきた。
見た目の焼き色はとても美味しそう。
黄色……というよりオレンジ色の焼き色におもわずかぶりついてみる。
ホフホフッ……あ、熱い!
でも、うまいっ!
うなぎいもの、このなんとも言えない甘さが口いっぱいに広がって、久しぶりに食べた焼きイモの旨さに感動した夜だった。
これならわざわざ仕事場に石焼き芋屋さんが来るのを待つ必要もないし、スーパーの店先で売っている高い焼き芋を買う必要もない。自分が好きなときに好きなように思いっきり石焼き芋を食べることができる!
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところを挙げていこう。
ガス火専用という制限
最大のネックは「IH非対応」である点。
最近の家庭ではIHコンロが普及しつつあり、使用環境を選ぶのはマイナスだ。火加減の調整にも慣れが必要で、慣れるまで焦がす可能性もある。また、火を使う以上、調理中は目を離せないという制限がつきまとう。
焼き上がりまで時間がかかる
一般的な調理家電と比べて、焼き芋が完成するまでの所要時間は40〜60分ほどかかる。
短時間でサッと作るには向かないため、忙しい平日の調理には不向き。じっくり焼くスタイルであるため、余裕のある時でないと使いづらいのが現実だ。
石のメンテナンスが面倒
使用後、内部の石には芋の糖分や焦げがつくことがある。これを定期的に洗って乾燥させる必要があり、放置するとカビの原因にもなる。また、石の出し入れが地味に面倒であり、頻繁に使う人ほどメンテナンスの手間を感じやすい。石の替えが手軽に手に入らない点も難点である。造りがシンプルなのであまりないのだが、長いこと使っていると付属の石が芋の蜜で汚れていってしまう。
なので定期的に買い替えなければならないのだが、それが近くにはあまり売っていない点が挙げられる。

一応キャプテンスタッグから石焼き芋の石を売っているのじゃ!
キャンプギアのメーカーがそんなもん売ってるのか。

まとめ
記事のまとめ
- • 自宅で本格的な焼き芋を楽しみたい人
- • 食材本来の味をじっくり引き出したい料理好き
- • 子どもと一緒に料理体験をしたいファミリー層
ホーロー石焼きいも器は、焼き芋を日常のごちそうに変えるアイテムである。ガス火を利用した本格的な石焼き調理により、甘くてねっとりとした理想の焼き芋が再現可能。操作はシンプルで、料理初心者でも扱いやすい。
一方で、使用にはガス火が必要で、時間もかかる。メンテナンスの手間も見逃せないが、それ以上に得られる「味」の価値は計り知れない。
季節限定の楽しみとしてだけでなく、一年を通して使える「小さな贅沢調理器具」と言えるだろう。

石焼きの力、侮るなかれ。家で本気の焼き芋、始めるのじゃ!