
ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミはNASは好きかい?
俺はどちらかというと「きゅうり」かな?
バカモノ!
ナスとは野菜のことではないわ!
わぁ~ってるよ!
前買ってたクラウド型のストレージのことだろ?
そうじゃ!
実はそのNASのHDDについて今回は語ってみたいと思うのじゃ!
\ ココがポイント!/
Seagate IronWolfは、家庭NASにおいて最も重要な「安心して預けられる」という価値を、現実的な価格で実現するHDD!
家庭NASの役割は高速化や業務効率ではない。家族写真、子どもの成長動画、確定申告の書類、趣味で集めたデータといった、失われると取り返しがつかない情報を長期間、安全に保管することにある。
IronWolfはNAS常時稼働を前提に設計され、振動対策や耐久性、長期運用の安定性が明確に家庭用途へフィットする。
Backblazeが公開するHDD故障率レポートでも、NAS向けモデルは長期的に安定した傾向を示しており、24時間稼働環境に強い設計思想が数字として裏付けられている。
家庭NASを「便利な箱」から「家族の記憶を守る基盤」へ引き上げたいなら、HDD選びで妥協してはならない。IronWolfはその前提を崩さない、極めて堅実な選択肢だろう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
新しいNAS用HDDへ

以前もこのブログではNASについての記事を書いた。
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確か台湾製のメーカーで「シノロジー」のNASを買ったんだよな?
そうじゃ。
しかし、実はそのNASが壊れたのじゃ。
はぁ?
と言っても、壊れたのはNAS本体じゃなくて中身のHDDなのじゃが。
今回はそのHDDを交換して行こうと思うのじゃ。
開封の儀


それでは現物を早速開封していこう!
HDDは厳重にプチプチに梱包していて、それを剥ぎ取ると更に衝撃にやられないように透明なケースに入っている。
二重の緩衝材じゃな。
衝撃に弱いHDDをこうやって保護しているのじゃ。
良いところ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Seagate IronWolf |
| 用途 | 家庭用・SOHO向けNAS |
| 容量 | 1TB〜20TB |
| 回転数 | 5400rpm〜7200rpm |
| キャッシュ | 最大256MB |
| 想定稼働 | 24時間365日 |
| NAS対応 | 対応 |
| 保証 | 3年 |
| 特徴 | 振動対策、長期安定動作 |
では以下に良い点をあげていこう!
家庭NASで最も重要な「静かに、壊れにくい」を満たす
家庭NASはリビングや書斎に置かれることが多い。
IronWolfは回転数と振動制御のバランスが良く、常時稼働でも生活音を邪魔しにくい。夜間でもNASの存在を意識せずに済む点は、家庭用途では想像以上に大きな価値となる。
写真と動画を長期保存する前提で設計されている
スマホの高画質化により、家庭データの中心は動画へ移行している。IronWolfは連続書き込みや長時間稼働を想定しており、バックアップ用途でも安心感が高い。家族の思い出を「消えない前提」で保存できるのは精神的な余裕につながる。
家庭NAS初心者でも選びやすい安定性
家庭NASではトラブル対応が最大のストレスになる。IronWolfは対応実績が多く、SynologyやQNAPなど主要NASとの相性情報も豊富である。結果として、設定後に悩む時間が大幅に減る。これは生活の質そのものを底上げする要素だろう。
実際に使ってみた

シノロジーのNASからHDDを外すためには後ろに止めてあるネジを外さないといけないので、一本ずつ外していく。
中に入っていたウエスタンデジタル製のHDDは買って毎日電源を付けて使いっぱなしにしていたら3年で壊れたw
NAS用の強いHDDという触れ込みだったはずなのに、とんだ食わせ物だったのじゃ。
海外のメーカーが言っていることなんかそのまま信じちゃダメだな。

使っている最中にNASから異常なピープ音が聞こえてきて、検査してみたところ上下どちらかのHDDが壊れたとのこと。
ストレージ設定も「RAID0」にしていたのでそれが寿命を早めたのかもしれん。
自業自得じゃねえか。
なので今回は2TBのHDDを2つ買って、これを「RAID1」で2つのHDDを同期させて使うことにしたのじゃ。

その点「シーゲイト(SEAGATE) IronWolf」はウエスタンデジタルの代替として最近評価が高まっている高品質なHDDということなので、前回のような失態は犯さないはずである。
今度は壊れんといいのじゃがのう。
悪いところ

では以下に悪い点を上げていこう!
家庭用途ではオーバースペックに感じる場合がある
写真と書類だけなら、一般向けHDDでも動作はする。IronWolfの耐久設計は、用途によっては余力を持て余す可能性がある。
これはHDD単体というよりもシノロジーのNASについてなのだが、最近本体のアップデートをしていなかったら内部のOSの使用が変わっていて、Cドライブ以外に同期ファイルを作れない仕様に変更されていた点である。
吾輩はパーティションをわざわざ区切って、いわゆるOSが入っている「Macintosh HD」以外に写真や音楽を入れているので、この仕様の変更点は非常に困る内容になっているのじゃ。
価格はエントリーモデルより高め
家庭用HDDと比較すると、初期費用は確実に上がる。ただし、データ消失リスクを考慮すれば保険料と捉えるべきだろう。
静音とはいえ完全無音ではない
リビング設置では、環境によって動作音が気になることもある。設置場所の工夫は必要になる。
なんでシノロジーは「Synology Drive Client」なんていうアプリでCドライブ以外に同期フォルダを作れない仕様に変えてしまったんだ!?
やろうと思えばできるんだろ?
いや、そもそもアプリを入れた初期設定の時点で同期フォルダがCドライブ以外表示されないのじゃ。
前のアプリだとCドライブ以外にもできたのに。
最近使ってなかったから気づかなかったけど・・・・・・最悪じゃ。
まとめ

記事のまとめ
- NAS用に調整されているHDDは付けて使いっぱなしでも故障はない安心設計。
- 値段もそこまで高くないので2TBなら2つ載せで安心。
- だけど最近はSSDを使ったNASもあるみたいなので、新しもの好きはそっちを買ったほうがいいかも。
NASを導入して早7年。最初に買ったウエスタンデジタルのHDDは足早に死んでしまったが、今回のSEAGATEはそれなりに実績があって安心ということもあって、使っていて静音性・動作に問題なく、エラーなどにも悩まされることなく動いている。
ただ残念なのはシノロジーのNASの方で本体OSのアップデートにより旧アプリが使用できなくなって新アプリの使い勝手が悪くなったのは残念であった。
まぁでもNASの寿命がきたらそちらを買い換えれば済むだけの話なのでそこまでは心配してないのじゃ。



