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【1996年の衝撃】hide『PSYENCE』が今なお神アルバムな理由

2017年5月16日

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【1996年の衝撃】hide『PSYENCE』が今なお神アルバムな理由

2017年5月16日

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ドラねこ
ドラねこ

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!

キミは90年代の音楽は好きかい?

なあ、最近の音楽ってなんか薄味じゃね?テンプレばっかっていうか

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

それは魂の爆発を知らぬからじゃな。『PSYENCE(サイエンス)』を聴いたことはあるか?

サイエンス?理系の話か?

まいける
まいける
ドラねこ
ドラねこ

バカモン、それはhideの2ndいアルバムの名じゃ!

ロックもテクノもミクスチャーも混沌もすべて詰まっておる、和製ミクスチャーロックの金字塔、それが「PSYENCE」じゃ!

そこまで言うほどの良いアルバムなのか?

まいける
まいける

\ ココがポイント!/

ドラねこ
ドラねこ

『PSYENCE』はhideがソロアーティストとしてその天才性と異端性を炸裂させた2ndアルバムなのじゃ!!

1996年のリリースから約30年近く経った現在でも、ジャンルレスな構成と唯一無二の音像はまったく古びていない。むしろ現代の音楽が失った“破壊と再構築”の美学がここにはある。生活に刺激が足りない者、創作に詰まった者、マンネリを感じる者。『PSYENCE』は脳内に革命を起こし、日常をサイケデリックに彩る起爆剤となるだろう。

聴く者すべての価値観を根底から覆す、危険で、優しくて、どうしようもなく愛おしいアルバムである。

hide?誰それ?

hide(ヒデ、本名:松本 秀人(まつもと ひでと)、1964年12月13日 - 1998年5月2日)は、日本のミュージシャン、シンガーソングライター。

X JAPANギタリストである。X JAPANでは大文字で「HIDE」、ソロ活動では小文字で「hide」と、表記を区別している。33歳没。

hide - Wikipedia

最近、X JAPANの活躍が去年あたりから騒がしいからか、過去のXやhideについての動画を観ている。

hideの思い出については以前もこのブログで散々書いた。わしのhideとの出会いは小学6年生の時だった。

あんまりおんなじ話をしてもしょうがないので、今回はアルバムについての思いでを語ろう。

今回紹介するこのアルバム「PSYENCE」は、hideの作品の中では個人的に最高傑作だと思っている!

ドラねこ
ドラねこ

「PSYENCE」は自分の一番好きなアルバムなのじゃ!

音楽好きにはSpotifyがオススメ!

項目内容
アルバム名PSYENCE(サイエンス)
アーティストhide
発売日1996年9月2日
レーベルユニバーサル ミュージック
収録曲数14曲
代表曲POSE/MISERY/LEMONed I Scream/BACTERIA
特徴ロック、テクノ、インダストリアル、ポップが融合
再生時間約65分
音源形態CD/配信/サブスク各種対応
リマスター版2014年に高音質リマスター盤が再リリース
https://www.spotify.com/jp

hideはSpotifyなどでも無料で聴くことができます。

海外サービスなだけあって日本の音楽アプリより洋楽が充実していますので、ぜひお試しください。

良いところ

以下に良いところを挙げていこう!

hideの天才性とユーモアが炸裂する

本作の魅力は、hideの“カッコよさ”と“バカバカしさ”の振れ幅にある。

「POSE」の破壊力あるイントロで脳を揺さぶられ、「LEMONed I Scream」ではまるで音の遊園地に放り込まれる。真面目にふざけて、本気で美学を貫くhideの姿勢が、音を通して伝わってくる。音楽を「作る」のではなく「遊ぶ」ことの本質がここにある。

ジャンルを超えた音楽的融合が刺激的

『PSYENCE』は単なるロックアルバムではない。

エレクトロ、パンク、インダストリアル、果てはダンスビートまでを自在に行き来するカオスそのものだ。しかもそれらが破綻せず、hideらしさという軸で見事に統一されている。ジャンルに縛られた音楽の常識を解体し、リスナーの感性を引き上げる“聴覚トレーニング”としても機能する。

聴くだけで生活がポップに彩られる

朝の目覚めに「POSE」、仕事帰りに「MISERY」、深夜の独白に「FLAME」。このアルバムはシーンに応じてまるで別人格のように表情を変える。疲れた日常に電流を走らせ、感情を揺さぶり、色彩を加えるサウンドスケープ。

まるで人生のBGMをhideが作ってくれているかのような感覚を味わえる。

PSYENCE

まずこのアルバムの一発目、「PSYENCE」からワクワクさせられる(*´∀`)

hideのアルバムは大体一曲目はイントロで始まるのだが、三枚あるオリジナルアルバムの中でわしはこの曲がすきだ。

このまるでスパイ大作戦や007みたいなイントロで始まるこの曲を聞いていると、「キタキタキタキターーー!!!」とテンションが上がるw

わしはスパイモノの映画が大好きだからこういった音楽はグリーンデイの「エスピオナージ」など大好物といった感じになるのだ。

ERASE

そして二曲目は「ERASE」

これなんか支離滅裂でファンキーな詩が、始めて聞いた時衝撃を受けたけど、むちゃくちゃなハードロックに載せられてガンガン迫ってくる感じが非常にたまらない。

それでいてハードロックにありがちな重すぎる感じはしない。

hideの分裂性と可愛らしさがなんとも言えないチャンプルーな感じで成立してしまっている。見事なアイデアの勝利である!

限界破裂

作った本人曰く「オレはこの曲を気に入っているんだけど、ファンはあんまり好きじゃないみたい」と言っていたけど、たしかに一見聞いてみるとマトモな曲じゃない。

曲調はともかく歌詞が怖すぎるw

これなんか完全にストーカーの世界丸出しな曲だから、みんなあまり好きじゃないのだろう。

だが、そんな「限界破裂」も大人になって聞いてみると、その深い矛盾に満ちた詩の世界はなんとも言えない味わいのある曲であることがハッキリとわかる。かなりサイケで尋常じゃない世界観が魅力な歌である。

DAMAGE

ゴリゴリのハードロック。

「オレにダメージをくれ!」っていうのがいいねw

大人になって気づく、昔かけられた大人からの言葉の意味ってあるよね。

LEMONed I Scream (CHOCO-CHIP version)

Lemonadeといえばやはりセカンドツアーのチロリン(ロザンナ)さんとのデュエットを思い出さずにはいられない。

DIEの「ナチュラル・ボーン・オナニスト」も好きだけどねw

Hi-Ho

「Hi-Ho」なんかもでいいですね。ポップな感じでw

最後に転調してガッツリ、サンバっぽくなるトコなんか

「ラテン系やないかーい!ヽ(=´▽`=)ノ」という感じであるw

ライブクリップ(当時はビデオ)の「PSYENCE A GO GO」の中の「Hi-Ho」を見た時なんかびっくりしちゃったね。

オイッ!トップレスのねーちゃんが踊ってるよ!ってwww

FLAME

沁みますねえ…

これは「MISERY」のもう一つのストーリーなんですよね。

その本当の意味を知ると、hideの優しさを知ります。そしてやっぱり「BEAUTY&STUPID」

これが来るともう最高である!この滅茶苦茶な詩がね。いいんですよ、もう。

ウソ八百 並べてみてもね
バケの皮 剥がされちゃうよね
惚れちゃったら 負けちゃってるよね
マジだったら No no no no
気絶する様な 恋の中
気持ちメチャクチャ ハートバラバラ
惚れたはれたで 勝負乗れば
いともたやすく 愚かな奴隷よ
めくるめくよな 日々泳いで
回り巡った ツケ抱えて
花を召しませ Fakeのバラを
みごと咲かせて High high high

ココらへんが一番好きw

BACTERIA

何度詩を読んでも全く何のことを言ってるかわからない。

いや、一回目、歌詞カードを見ずに聞いただけじゃ何を言ってるのかわからないw

でもこの、

あの裸の王様 ハダカのオッサン
あの裸の王様 ロバの耳だね
言っちゃならねぇ ことも有る
聞かれちゃいけねぇ 事も在る
子供心で気付いていても グッと堪えて穴の中

は、「そのとおりだな(*´∀`)」って子供心にもわかりましたw

GOOD-BYE

沁みますね、ホントに沁みますね。

これを聞くとあの「PSYENCE A GO GO」の最後に言っていた「あの青空の、雲の彼方に帰ります」と言って消えていくhide氏を思い出してしまいます。

あぁ…本当に雲の彼方に行ってしまったんだな・・・行かないでほしいな・・・と

LASSIE (demo master version)

おもしろい曲だよねぇ。なんでこんなおもしろい曲が書けんだろ?

犬の目線で話が展開していくんだよねw

「俺はそーゆーふーに 呼ばれたかない!」ってwww(*´∀`)

POSE

これはどちらかっていうと、シングル版の「Hi-Ho」に入っているライブVer.の方が好きなんですけどねw

意味無い処に煙立て ただわめき散らせ
すがる物など 何も無い 己に入り込め

深いですねぇ・・・・・・w(*´∀`)

MISERY (remix version)

hide氏の曲の中でも、一二を争う大好きな曲である。

さわやかでありながらもどこか芯を失わないハードな曲調が心地よく響いてくる。

それでいて、そこはかとなく感じるこの哀しみはなんだろう?

この哀しみはhide氏自身のもんなんだろうか?

悲しいと言うならば 空の青ささえも
届かないもどかしさに 君は泣くんだろう
君の小さな身体包んでる夢は 痛みを飲みこみ 鮮やかになる

こんな風に一曲一曲に当時の思いでを書いていたら……なんだか泣けてきた。

そうか、わしってこんな風に思いながらhideの曲を聞いていたのか……

たぶん、これからもわしにとって大事なhideという人の曲はずっと大切にしながら聞いていくのだろう。

ドラねこ
ドラねこ

いま思い返しても惜しい人を無くしたのじゃ。

⋯hideよ、安らかに眠れ。

気になった方はこちらからどうぞ

悪いところ

次に悪いところを挙げていこう。

初見には“音の情報量”が多すぎる

『PSYENCE』は一聴すると情報量がとにかく多く、音の洪水に呑まれる感覚を覚えるかもしれない。特に普段J-POPやシンプルな音楽に親しんでいる層には、脳が追いつかない可能性もある。

歌詞の内容がカオスで意味不明に思える曲も

hideの世界観は独自の比喩や造語が多く、歌詞に明確なストーリーを求めるリスナーには難解に感じられることもある。だがその“意味不明さ”こそが魅力という側面もあるため、捉え方次第である。

ノイズや加工音が苦手な人には不向き

エフェクトやノイズ、サンプラーを多用した曲も多く、耳に優しいとは言い難い。いわゆる“綺麗な音楽”を求める人には向かない部分がある。

そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まいける
まいける

まとめ

こんな人におすすめ!

  • 創作活動のインスピレーションが欲しい人
  • 現代音楽に飽きてしまった刺激を求める人
  • hideの思想や人生観を深く感じたい人

『PSYENCE』は、hideの音楽的探究と狂気と優しさが濃縮された、稀有な一枚である。その音楽は単なるエンターテインメントを超え、聴く者の思考や感性に強烈な爪痕を残す。まさに“音のアート”と呼ぶべき作品であり、生活を豊かにし、世界の見え方すら変えてくれるポテンシャルを秘めている。

もし人生に行き詰まりや閉塞感を感じているなら、『PSYENCE』は音で開けるもうひとつの扉となるだろう。

ドラねこ
ドラねこ

聴くたびに世界が変わる、覚悟を持って聴くのじゃ!


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  • この記事を書いた人

ドラねこ(おいさん)

「運も人生も、自分で掴み取れ!」をモットーに、吉方旅行をきっかけに運気を上げる旅や、旅先で本当に使える便利アイテム・ガジェットを中心にレビューしています。 「旅と運を味方につけたい人」に役立つ、リアルでちょっとお得な情報を発信中。 お気に入り登録・SNSフォロー大歓迎!

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