

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは河津の滝は好きかい?
滝?
もう桜も見たしキャンプ場へ行くんじゃねえのか?


ところが今回はもう一つ河津を代表する観光スポットに行ってみるのじゃ。
観光スポットってどんな?


それが河津七滝(かわづななだる)というものじゃ!
ななだるぅ?
なんだそりゃ?


それでは今回はそんな河津七滝を紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
河津桜まつりがすごかったよ!という話(*´ω`*)
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【ドラキャン65】桜に包まれる一日 河津桜まつりへ
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河津七滝(かわづななだる)

河津町から車で15分ほど、河津七滝にたどり着いた。
ここも河津桜が満開だなぁ!


駐車場は意外にも満杯で車を入れるのにここで15分も待たされてしまった……w


ここにはなにがあるんでしゅか?
ここは河津七滝と言ってな。
滝が見れるスポットなのじゃ。


?
「ななだる」っていったいなんでしゅか?

さて、では河津の名所を訪ねることにしよう。

ふと見ると「KAWAZOO」と書かれた何やら動物園みたいなものまであるではないか!


ここらへんはお茶屋さんもあるし、観光地化が進んでいるんだな。
だな。
桜がなくても夏とか人気スポットっぽいぜ。

大滝

大滝入り口と書かれた場所に訪れることができた。

ここが入口か。
行ってみるのじゃ!
オオタキ……ってことは滝があんの?


オオタキではなく「オオダル」じゃ。
伊豆では「滝」のことを「だる」と呼ぶから「ななたき」ではなく「ななだる」というのだそうじゃ。

細い入り組んだ階段を案内板に従って歩いていくと、左手にいきなり火事で全焼したであろう建物が現れた。

おいっ!
いきなり建物が燃えているぞ!
……いったい何があったんだよ?


・・・・・・こわいでしゅ。


そうこうしているうちに目の前にすごい光景が飛び込んできた。

おおーーー!
おおーーー!
すげえ、デカい滝じゃん!


いろもメッチャきれいでしゅ!

近くには一体どうやってこのような形になったか説明してくれる看板がおいてあったり、

滝の側に温泉があって、滝を見ながら温泉に入れるようになっている。



あの滝を間近で見たい場合はここで入場券を買わねばならんみたいじゃ。
入浴料がいるのか。
・・・どうする?


しかしあの温泉に入るには水着が必要みたいじゃ。
……残念ながら水着は持ってないから今回はまたの機会にすることにしよう。

というわけで先程の場所から少し進んだ橋に戻ってきた。

住所 | 〒413-0501 静岡県賀茂郡河津町梨本 |
入場料 | 無料 |
受付時間 | 6月~9月…8時~18時 10月~5月…8時~17時 |
問い合わせ | 0558-32-0290 |
ホームページ | http://www.nanadaru.com/ |

見ろ!
近くに道案内の看板があるぞ!
七滝っていうだけあって、あと6つあるんだよな、やっぱ。


どうやら他の5つの滝はこの奥に、最初にみた大滝の他にこの近くにもう一つ滝があるみたいなので、そちらを見てみることにしよう。

この近くじゃから行ってみるのじゃ!
出合滝


入口を探していたらすぐに見つかった。
本日二番目の滝「出合滝」である。

これまた入り組んだ坂道を歩いていくと今度は先程とは違った川が近くを流れていた。


けっこうな水の量じゃのう。
見ろよ、石の形がかなりギザギザしているぜ。


やはりこの七滝周辺の地形の特色だろうか。
不思議な形にエグれているような岩肌が対岸にそそり立っているのが見える。

そうかと思うと川下は多角形の石柱のような形になっていたりするし、

その間を普通のまあるい石が敷き詰められてもいる。

ちょっと歩いていると、宮崎の高千穂にあったパワースポットみたいな風景である。

そうこうしている間にたどり着いた「出合滝」と呼ばれる滝である。


それがこちら。
おおーーー!
これかあ!


これが「であいだる」でしゅか?
なんで「出合滝」って言うの?



それは川の合流点にある滝で川の出合いに当たるからこの名が付けられたというのじゃ。
わずかに奥に見える岩肌の形がとても珍しい。



さっきの大滝に比べて緩やかだけど、これはこれで見応えがあるなあ。
確かにこれもなかなか不思議な形をしているよな。


そして滝の河口は浅い川面が見えていて、

そのすぐ先は先程の大滝の方へ水流が流れこんでいる。



ここからさっき見た大滝の上の方につながっているんじゃな。
さっきの場所に比べてここは高いんだな。

カニ滝

続いて、先程の看板の場所に戻ってきて、今度は他の5つが残っている場所にやってきた。

それがこのカニ滝である。


カニ滝はここから下って行くんだな。
大丈夫かよ?
またさっきみたいに結構歩くんじゃ……



と、思っていたらあっさり河口に辿りついた。

なんだすぐ近くにあんじゃん。
アレなあに?


これは自然石を使ったお地蔵さんか?


七福神と書かれているぞ?

まぁそれはさておき、カニ滝である。
なんで「カニ」なの?


この川の近くでカニが歩いているからそう言われたそうじゃ。
……確かにサワガニが歩いてそうじゃのう。

ここは小さいながらも横に長く、近くまで歩いていける堤防みたいなものまである。

小さくて可愛いのだが、奥はやっぱりギザギザしていて面白い形になっている。


たぶん、これがこの滝の中で一番近くまで行ける滝ではないかな?

ここらへんは道が平らなので左手に川面を見ながらサクサク歩いていける。


ここらへんは夏に来たら涼しいじゃろうな。
風情のある道だぜ。


ここらへんから川幅がかなり広くなってくる。


ここらへんもキレイでまあるい巨石が転がっているな。

苔むした岩肌がとてもキレイである。

ここらへんは本当に静謐な空気が流れているような感じがして歩いていると心が軽やかになる。

しばらくすると何やら向こうに見えてきた。
あそこになんかあるよ!




これはあそこにある岩のくぼみに石を投げて入ると願いが叶うというヤツだな。
宮崎の鵜戸神宮にもあったのう。
ああ、そういえば昔やったことがあったな。


よく見るとけっこう多くの石が投げられているではないか。

ここらへんは流れもなかなか早くなり、

見えている岩もだんだん荒削りなものが多くなっている。

かと思うとしばらく歩くとまた石柱が立ち並び、

ズラッと敷き詰められている。


まったくこの辺りは歩いていても見飽きないな。

ホントに刻々と姿を変えていくよな。


ここらへんから少し整備された道が続き、

深い渓谷に似た雰囲気になっていく。

ふと見上げるとなかなか切り立った崖になっているではないか!

下を見ると川面があんなに遠くなっているし、

上を見上げるとすげえ形をした岩肌が剥き出しになっている。


この見事な岩肌に皆、立ち止まり見上げて息を止めて見つめてしまう。


うひゃあーーーー!
これはすげえな!!とんでもない複雑な岩肌じゃ!
すげえ、これも自然に出来たんだよな。


すごいでしゅ!
すごいね!


ポポポ〜!

何をどうやったらこんな形になるのか……本当に自然というのは複雑で不思議である。

ここらへんは滝というよりさながら渓谷である。

で、結構長い階段を登ると、

唐突に滝が現れるのだが、どうやらこれは七滝の一つではないらしい。

おかしいのう?
これも滝の一つじゃと思うんじゃが、看板は見当たらないぞ?
こんなに立派な滝だってのに、七滝じゃねえってのか?


初見滝

次にしばらく歩いていると、初景滝と書かれた看板が現れた。


見ると先程とは様子が違う広場に足を踏み入れた。


こ、これは……!
伊豆の踊り子でねえか!
そうか!ここは伊豆の踊り子の聖地!小説の舞台になった場所だったんじゃ!
へぇ、そうなんだ。
…でも、読んだことはねえな。名前だけ聞いたことはあるけど。
ところでなんで初景っていうんだ?


「初景」という坊さんの名前が由来のようじゃ。

銅像の奥には小ぶりながらもキレイな滝があった。


……これが初景滝という滝か。
キレイじゃのう。
確かにキレイだな。水も澄んでるし。


ここは近くまで寄って水を実際に触れられるのでとても涼しかった。

近くには

水も冷たいのう。
……ずっとここにいたいのじゃ。
たしかに。



ふと上を見上げてみるとここから更に上に向かう階段が続いているではないか。


ここは伊豆の踊り子にちなんで踊子歩道というんじゃな。
おい、どうすんだよ。
まだ先に続いてるぞ?



もちろん、この先に進むのじゃ。
蛇滝

更に高い階段をやっとこさ登ってきた先に、またしても何かが目の前に現れた。


これは蛇滝の七福神みたいじゃ。
ということはここは蛇滝か。


周りをみるとここらへんのどこが蛇なのかしら?

とい首をかしげたくなるような澄んだ清流が穏やかに流れる滝である。


よく見ると奥にギザギザした石柱が。
この細くくねるような流れを蛇に例えたのが由来のようだ。


アレが蛇を表しているのかのう?
もう少し何故そう呼ばれるようになったのか由来を書いておいてくれたらよかったな。


滝壺は短く、岩肌がギザギザしている。


ここもけっこう近くまで寄って長められるのう。


上からも長められるぜ。
しかも岩肌がギザギザだ。


不思議だのう。
少し前訪れた「東尋坊」みたいな形じゃな。

滝壺はどこまでも澄んでいて、

近くには意外にも穏やかな流れの滝?がたくさんあった。


上に行ってもこうした流れをいくつも眺められるのう。
エビ滝

こちらがエビ滝。
エビの尾のように折れ曲がったのが特徴であるという。


エビ?
どこがエビなんだ?


滝壺は一見普通の滝なのだが……


ひょっとしてこのギザギザのところなのかのう?
エビの背に見えなくもないが……

釜滝

で、さらに高い場所まで歩いてくると次は釜滝という場所にやってきた。

高さ22m。
もっとも迫力のある滝として巨大な岩を流れ落ちる様子は圧巻。



ここは今までの中でも「大滝」に続いてかなり落差がある滝じゃのう。
久しぶりに滝らしい滝をみたなw

猿田淵

さて、ここまで来て七滝はほとんど見てしまったのだが、

まだ階段は先に続いているので登ってみることにしよう!


猿田淵と書いてあるな。
これはなんじゃ?
まだどこかにつながってるの?


面白そうだから行ってみようぜw

途中吊橋みたいな橋を渡り、


短いけど橋があるんだな。


これならそんなにこわくないでしゅ。

更に歩くとまた橋が現れ、


今度は逆に曲がった橋が現れたのう。
歩いていると楽しいよう。


少し休憩できるようなスペースが現れると、


次も吊橋のような橋が現れる。

滝見橋って書いてあるぜ?



あれがその滝のようじゃ。
うわぁ〜〜〜!


だいぶ高いとこにきたのう。

ここまでだいぶ歩いてきた。
この道のりはかなり長かったw
そうこうしてやっと猿田淵にやってきた。



ここか!ここが猿田淵か?!
どうやらそうみたいだぜ?


どうやらここがその猿田淵のようである。

下がよく見えるような広いウッドデッキがあって、

猿田淵と書かれた看板がある。



おお!
青い水たまりがあるのう!
これが猿田淵か。
ふーん、これが猿田淵か。


どうやらここが終着点だろうな。
さて、では猿田淵も見たし、キャンプ場へ向かうか!