

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは扇風機は好きかい?
クーラーってさ、空気が重いし喉カッサカサになるんだよな〜


本来、自然の風というものはもっと自然で優しいものなのじゃ。
でも普通の扇風機って風も強いし、当たりすぎると風引かね?


日立の「HEF-DC6000」の風は“自然の風”じゃぞ。
風に包まれるとは、こういうことかと気づかされる素晴らしい造りなのじゃ。
うおっ?!これリモコンで首振りまで操作できんの?
しかも静か…夜とか最高じゃん。

\ ココがポイント!/

日立「HEF-DC6000」は、扇風機の常識を塗り替える一台なのじゃ!!
まず圧倒的に静かである。深夜でも風の存在だけを感じ、動作音はもはや無音に近い。次に風質である。直線的な風ではなく、包み込むような柔らかい風。自然風に近づける「うちわ風」モードまで搭載されており、冷房が苦手な人間にとっては救世主となる。
さらに首振り・高さ調整・リモコン操作まで揃い、リビングから寝室、さらには書斎まで場所を問わず活躍する。DCモーター搭載で省エネ性能も優秀。夏をもっと快適に、もっと健康的に過ごしたいと考えるなら、この一台は間違いなく“買い”である。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
シンプルで高性能な扇風機
ずっとこれが欲しかった。
去年「シャープ コードレス3D扇風機PJ-F2DBG-C 」をおすすめしていたけど、本当はこちらの方が欲しかった。
だったら、なんでこの扇風機を買わなかったんだ?


この「HEF-DC6000」が当時は価格が4万円台とかなり高かったからじゃ。
はぁ?


ではさっそく中身を見ていくことにしよう!
開封の儀
この「HEF-DC6000」の特徴は中を開けるとこのように扇風機が入っている点だ。
それがなにか?と不思議に思われる方もいるかもしれないが、これがこの「HEF-DC6000」の特徴の一つで、買ってから組み立て不要で箱から取り出し、すぐに使える点がメカに疎い人には非常に嬉しい作りになっているのだ。

組み立て不要で箱から出してすぐ使える点がこの日立の扇風機の特徴じゃ!
他の扇風機はわざわざ組み立てんの?


高い扇風機にはそういうものも販売されているのじゃ。
付属品は取説とリモコンのみ。
では扇風機にかかったカバーを剥がしていこう。
良いところ
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | 日立 扇風機 HEF-DC6000 |
モーター | DCモーター |
羽根枚数 | 8枚 |
リモコン | あり(全操作対応) |
風量切替 | 8段階+うちわ風 |
タイマー機能 | 入・切タイマー(1~9時間) |
首振り機能 | 左右約55度/70度/90度(角度選択可) |
高さ調節 | 約72〜95cm |
本体重量 | 約4.5kg |
消費電力 | 約2~20W(モードによる) |
その他の特徴 | 静音設計、リズム風、チャイルドロック、節電モードなど |
では以下に良いところを挙げていこう!
圧倒的な静音性で“夜の快眠”を支える
「HEF-DC6000」の最大の武器はその静音性である。
弱モードでは稼働音がほぼ聞こえず、睡眠中に使っても一切気にならない。うちわ風モードでは“風が肌に触れている”ことだけが感知でき、エアコンとは全く違う快眠体験が得られる。
扇風機の音で眠れなかった人にとって、これはまさに福音である。
風が「優しい」。体調管理にも好影響
「HEF-DC6000」の風は、直撃型ではなく“包み込む風”である。
これにより、冷えすぎることもないし、体に負担もかかりにくい。エアコンの冷風で頭痛になる人、普通の扇風機で疲れる人にはぜひ一度試してもらいたい。
風は単なる快適性だけでなく、体調管理の味方にもなるのだ。
操作性と機能性が高次元で融合している
リモコンひとつで全操作が可能。
風量・首振り・モード切替・タイマー、すべてが手元で完結するのは実にスマートである。特に首振り角度を段階的に設定できる機能は、自分のライフスタイルに合わせて風をコントロールできるという点で、非常に価値が高い。
さらにデザインもシンプルで、どんな部屋にも馴染む美しさを備えている。
横から満た図。
2万円オーバーのDCモーター高額機な堂々としたフォルムをしているw
このファンが8段階の風量と微風(うちわモード)を搭載していて、夜寝るときにそこまで寒くないので心地よい。
後ろの取っ手はしっかりとした作りで握ってみると驚くほど使いやすい。
こうした細かな作りがよく行き届いているのである。
ベースの裏を見てみると丸いくぼみがある。
これは邪魔なコードをここにしまって置くための収納スペース。こうした細かなところによく配慮が行き届いているw
優秀なリモコン
特徴的なのがこのリモコン。
従来の扇風機ではボタンで風量やタイマーを調整するだけだが、「HEF-DC6000」は「こっち向いてボタン」がついていて、これを長押しするとファンが風に当たりたい人の方に向くしくみになっている。
で、そのリモコンをピッとやると……
お、ついた。
このように緑のキレイなLEDが点灯する。こうしたところが高額機っぽいw
便利なリモコン収納機能
その他に裏の側面を見ると変な穴凹が……
これは実は奥深くにリモコンを収納するための穴なのであるw
奥に押し込むと……
「カチン」と音がして内部にしっかり収納されたのがよくわかる。
これで冬場物置に収納してもリモコンがどこにいったのか探し回らずに済むので安心。
こちらがタッチセンサー式のパネル。
このようにそれぞれ振られている番号を押すと風量が大きくなり、
アイコンを押すと温度センサーモードに切り替えられたりする。
ヘッドが90°まで曲がる!!
そして極めつけが90°まで曲がるヘッド部分である。
わしにこの扇風機の買いの決め手にしたのがこの90°まで曲げられるという点で、ヘッドを天井に向けて曲げることによってサーキュレーターとしての機能を発揮することができるので、冷やしすぎや電気代を節約するためにエアコンと併用することができてエコなのだ。
注意ポイント
ただ去年紹介した「シャープ PJ-F2DBG-C 」のような3Dターンという、
上下約90°〜下に約10°まで首を振って部屋中の空気を撹拌するような機能はついてない。
なので手動でヘッドを曲げて一直線に空気を撹拌することしかできない。
この点が「シャープ PJ-F2DBG-C 」に比べて非常に不満を持った点である。
しかし扇風機としては出来も非常に優秀で、こうした機能が備わっていなくても真夏の暑い日には素晴らしい能力を発揮してくれる、DCモーター初心者にはぴったりの扇風機であることは間違いないだろう。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
次に悪いところを挙げていこう。
価格がやや高めである
DCモーター搭載の高機能扇風機であるがゆえ、価格は一般的な扇風機よりも高い。初期投資として1万円台後半〜2万円前後というのは、購入をためらう層もあるだろう。
首振り角度が大きすぎると狙いがブレる
自動首振りの角度は便利だが、広角にしすぎると“風が自分に当たらない時間”が長く感じられることがある。ピンポイントで涼みたい場面ではやや不便に感じることもある。
リモコンのデザインがやや無骨
本体デザインは洗練されているが、リモコンはややチープな印象を与える。操作性は良好であるが、質感にこだわる人には不満が残るかもしれない。
そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- エアコンなしでも快適に過ごしたい人
- 睡眠の質を向上させたい人
- 静音性と省エネ性を重視するミニマリスト
日立「HEF-DC6000」は、単なる“風を送る機械”ではない。風の質に徹底的にこだわり、静かに、柔らかく、そして優しく暮らしを包み込んでくれる。
使うたびにその違いを実感でき、夏を過ごす価値観すら変えてしまう可能性がある。高機能であるがゆえに価格は高めだが、その分の価値は確かにある。
特に「夜、快適に眠れない」と悩む人にとっては、もはや生活必需品と言ってよい。

良き風は、良き暮らしを育むのじゃ。