

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
最近ウイスキー始めたいんだけど、いきなり山崎とかはちょっとな……
だったらティーチャーズだな。
1000円ちょっとで買えて、味はしっかりスコッチしてるぜ。


そんな安いやつで満足できないのじゃ!
吾輩は安酒では満足できない体になってしまったのじゃ!
なんとなくイヤらしい感じで言うな!
むしろ初心者ほど、クセのあるティーチャーズで慣れるべきだとオレは思ってるぜ?
このウィスキーはスモーキーだけど飲みやすい。氷でもソーダでも割れるしな。


⋯そんなに良いもんなのか?
ちょっと気になるな。クセがあるって言うけど、嫌な感じのクセじゃないのかえ?
おう。
“クセが旨い”っていうかな?そこがこのティーチャーズ魅力なんだぜ!

\ ココがポイント!/

ティーチャーズ 「ハイランドクリーム」は、1000円台という価格帯で圧倒的な個性と完成度を誇るスコッチなのじゃ!!
今回はそんなティーチャーズの魅力を語っていくぞ!
アイラモルトを含んだブレンドにより、ピートのスモーキーさをしっかりと感じさせつつ、バニラや麦の甘みも残している。いわば「スモーキー入門」の理想形である。ハイボールにすると香りが立ち、スモーク感が爽快に広がる。ストレートでは少し粗さもあるが、それも含めて“野性味ある旨さ”を楽しめる。ウイスキー初心者にありがちな「物足りなさ」や「全部同じに感じる」という悩みを吹き飛ばしてくれる一本だ。
日々の晩酌や宅飲みで“通好みの味”を体験できるのが、ティーチャーズの最大の強みであることを以下に語っていこう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
ティーチャーズ ハイランドクリーム

あんまり酒を飲まないわしなのだが、最近ウィスキーにハマって飲むようになっている。
ウィスキーブームなんてものが続いているらしく、この間YouTubeを見ていたらたまたまウィスキーを紹介している動画を見たので、つい欲しくなって色々手を出してしまった。
で、何がうまいのか色々探していた挙げ句、この「ティーチャーズ・ハイランドクリーム」はお値段980円と安くお手頃価格だったので購入してみることにした。
ティーチャーズは1884年から販売されているかなり長い歴史を持つブレンデッドウィスキー。
創業者はウィリアム・ティーチャー氏。
「ティーチャー」という名前ゆえに本場スコットランドでも「先生のウィスキー」と呼ばれているのだとかw


飲むなら美味しいハイボールを飲みたいと思っていたので、ついでにしっかりとウィスキーを測ってきっちりとした味を飲みたいので、ついでにメジャーカップも購入したみた。
手に入れたのはアマゾンで900円くらいで手に入るもの。

これ一つあるだけでウィスキーの計量がスムーズにいくのじゃ!
良いところ

では以下に良いところを挙げていこう!
価格破壊の本格スモーキー体験
ティーチャーズは安価でありながら、アイラモルト由来のスモーキーな香りをきちんと感じられる。
これは他の同価格帯ウイスキーにはない個性であり、安ウイスキーにありがちな「甘いだけ」「薄いだけ」の味とは一線を画している。
アイラ好きには物足りないかもしれないが、「これがピート香か」と感じ取るには十分。スモーキー系に進むための“入り口”として、これ以上に適した1本はなかなか存在しない。
ハイボールで覚醒する味設計
ストレートでは若干の粗さもあるが、ハイボールにした途端にその真価を発揮する。
炭酸で割ることで香りが一気に立ち、麦の甘みとピートの香ばしさが爽やかに広がる。特に食中酒としての相性が良く、脂っこい料理やスパイシーなつまみと並べても味が消えない。
単なる“割るだけのウイスキー”ではなく、“割って映える設計”がされているのではないだろうか?
飲み続けても飽きない“奥行き”
ティーチャーズは安価でありながら、味わいに一本芯が通っている。
初めて飲むときのインパクト、次に飲むときの香りの変化、食事との相性。どれもが少しずつ違っていて、繰り返し飲んでも飽きがこない。
そして、どこか“粗さ”や“雑味”のような要素も含まれているのが逆に魅力。完璧すぎないことで、飲み手の記憶に残るウイスキーでもある。


で、購入したティーチャーズを飲んでみた。飲んで驚いたのがそのスモーキーさだ。
味はほのかなスモーキーさと優しい甘味が特徴で、スコットランドが持つ個性を遺憾なく発揮してくれる。人によっては気になるそのクセのある味に難色を示す方もおられるかもしれない。
のどごしに強烈なアルコールの刺激が来るのはストレートで飲んでいるから当たり前なのだが、このティーチャーズとして味の真価を発揮されるのは、やはりハイボールにした時だ。
味もしっかりと個性的なのだが、ハイボールにするとその香りが際立って、飲んでいてここまで安く、うまいハイボールにはなかなかお目にかかれない。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところを挙げていこう。
ストレートだとアルコール感が強い
価格帯相応というべきか、ストレートで飲むとアルコールの刺々しさが目立つ。
口当たりがややトゲトゲしく、慣れない人には「キツい」「飲みにくい」と感じられることがある。
加水やハイボールで中和すれば問題ないが、ストレート愛好者にはやや物足りなさを感じさせる構成である。
ボトルデザインが“安っぽい”
内容に比べて外観がシンプルすぎる。安ウイスキーにありがちな「ラベルの主張が強い」パターンで、バーでボトルが並んだときに見劣りしてしまう。
人に贈ったり、SNSに“映え”として載せたりするには少し地味。家庭用や自分用で完結するなら問題ないが、見た目の印象は価格相応というところか。

まぁわしは自分がうまければそれでいいんだけどねw
好みが分かれるクセの強さ
やはり気になるといえばそのスモーキーさなどクセのある味わいだ。
“クセがあるからこそ旨い”というのがティーチャーズの持ち味だが、それゆえに好き嫌いははっきり分かれる。
特にバーボン系の甘さを好む人、マイルドなブレンデッドを求める人には、ピート香が「煙たい」「焦げ臭い」と感じられるかもしれない。
逆にこれを旨いと感じられるようになれば、スモーキー沼への第一歩。だが、万人ウケはしない。
ただストレートで飲むとそれほどのスモーキーさを感じることはないので、あまり気にしなくてもいいかもしれない。
安いウィスキーってソーダで割ると味が薄まる傾向があるのだが、この「ティーチャーズ」はしっかりとした味わいを残しつつ、初心者に優しい甘みと強烈な香りが残っているので飲んだ後の余韻で旨さをしっかりとわからせてくれるから美味しく感じられるののではないだろうか。
ブラックニッカもハイボールにするとそれなりに上手いほうなのだが、やはりスモーキーさではティーチャーズの方に軍配が上がる。
なので、ウィスキー初心者が飲み始めるのにはティーチャーズは最適なのだということを購入してわかった。
まとめ
こんな人におすすめ!
- スモーキー系のウイスキーを試してみたい初心者
- 毎日の晩酌にコスパ重視で旨いウイスキーを探している人
- ハイボール好きで、香りのある味変を楽しみたい人
ティーチャーズ ハイランドクリームは、1000円台でスモーキーな味わいが楽しめる奇跡のようなブレンデッドウイスキーである。
粗削りな面はあるものの、それが逆に“クセになる味”を演出している。ハイボールにすれば、爽やかさと香ばしさが絶妙に絡み合い、飲みやすさと満足感を両立できる。ストレートやロックでの深堀りも可能で、初心者から中級者まで幅広く対応する1本。
価格・味・使い勝手のバランスを考慮すれば、ティーチャーズは“買わない理由がない”と言っても過言ではない!

クセはあるが、それこそが旨さ。ティーチャーズは「通」になる最初の一歩である。