
ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは星野源は好きかい?
この間「YELLOW DANCER」ってアルバム買ったんだけど、よかったぜ。


ああ、あの作品は星野源の多才さが際立っておるなぁw
特に『SUN』のリズム感、たまらないだろ


うむ。『地獄でなぜ悪い』のエネルギーも圧巻じゃ
映画は色々賛否両論あるが、もなかなかカオスな作品だったのじゃ。
\ ココがポイント!/

『YELLOW DANCER』は、星野源の音楽的才能が凝縮されたアルバムなのじゃ!!
それでは今回は「YELLOW DANCER」について語っていこう!
ポップ、ソウル、R&Bなど多彩なジャンルを巧みに融合させ、聴く者を魅了するサウンドを展開している。シングル曲の完成度の高さはもちろん、アルバム全体としての統一感や流れも秀逸で、リスナーに新たな音楽体験を提供している。星野源のアーティストとしての成長と挑戦が感じられる、まさに傑作と言えるだろう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
ポップなアルバムに仕上がっています、けど…
星野源の「YELLOW DANCER」は聞いていると、思わず踊りだしたくなるような名曲がちりばめられたアルバムだ。
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | YELLOW DANCER |
アーティスト | 星野源 |
リリース日 | 2015年12月2日 |
収録曲数 | 14曲 |
ジャンル | J-POP、ソウル、R&B |
レーベル | JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
受賞歴 | 第8回CDショップ大賞 大賞、第6回ミュージック・ジャケット大賞 大賞、第58回日本レコード大賞 優秀アルバム賞 |
アルバムの前半から「時よ」「Week End」や「SUN」などの素晴らしいダンスチューンが聞いているこちらを否応なく楽しませてくれる。
特に「SUN」はわしが久しぶりに買ってみたいと思わせるかなり大好きな一曲で、実際シングルでも買ってMP3でしばらくカーステレオからヘビロテしていたほどに好きな音楽だ。
「YELLOW DANCER」一の名曲
女の子かたくさん出てきておもしろい内容のPVなだけに知っている方も多いと思うが、この曲はこのアルバムの中で一番のキラーチューンあることは間違いないだろう。
後半の「地獄でなぜ悪い」 「桜の森」「Crazy Crazy」と続くが、中でもわしのお気に入りは 「桜の森」で、この何とも言えない軽快なダンスチューンを聞いていると思わず腰が動き出してしまう。
このアルバムは総じて躍らせる音楽が満載のダンスアルバムとなっていると言っても過言ではないだろう。
Spotifyでも聴けるのでよかったら聴いてみてください!
良いところ
では以下に悪いところ挙げていこう。
多彩な音楽ジャンルの融合
『YELLOW DANCER』は、ポップス、ソウル、R&Bなど、多様な音楽ジャンルを巧みに融合している。
例えば、シングル曲「SUN」は、軽快なリズムとキャッチーなメロディが特徴で、聴く者を自然と踊らせる力を持っている。また、「地獄でなぜ悪い」は、エネルギッシュなサウンドと情熱的な歌詞で、ロックの要素も感じさせる。このように、各曲が異なる音楽的アプローチを持ちながらも、アルバム全体としての統一感を保っている点が秀逸である。
高い音楽的完成度と洗練されたサウンド
アルバム全体を通して、サウンドのクオリティが非常に高い。
タイトで乾いたドラムサウンドや、緻密に計算されたアレンジメントが、各楽曲に深みと広がりを与えている。特に、「桜の森」では、AOR的な要素を取り入れた洗練されたサウンドが印象的で、星野源の音楽的探求心とセンスの良さが感じられる。
星野源の表現力と独自性
『YELLOW DANCER』では、星野源のボーカルが曲によってさまざまな表情を見せる。
たとえば、「時よ」では柔らかさと切なさを同居させた歌声が印象的であり、「Friend Ship」ではファンク色の強いリズムに乗って、遊び心すら感じさせる表現が光る。リリック面でも独特の言葉選びと視点が光っており、日常の機微や人間の感情を豊かに描写している。
ジャンルや形式に縛られず、自らの個性を貫く姿勢は、まさに唯一無二のアーティストであることを証明している。
悪いところ
では以下に悪いところ挙げていこう。
音楽的に“濃すぎる”と感じるリスナーも
アルバム全体の構成が濃密なだけに、ライトなポップスを期待していた層には「聴きごたえがありすぎる」と感じられる可能性もある。特に1曲ごとの音楽的アプローチが大胆なため、バックグラウンドで流すには情報量が多く、集中して聴くことを求められる作品でもある。
一部の楽曲は“とっつきにくさ”がある
「Soul」や「Snow Men」などの内省的・実験的な楽曲は、万人に受け入れられるポップさよりも、作家性を前面に出した構成となっている。そのため、初めて星野源を聴くリスナーには、やや敷居が高く感じられる曲も存在するだろう。
曲順によるテンポ感の偏り
全体を通して緩急はあるものの、中盤〜後半にかけてミドルテンポな楽曲が続く構成となっており、人によっては「少し中だるみする」と感じる部分がある。テンションの高い曲の直後に内省的なナンバーが入ることで、アルバムのリズムが崩れると捉えるリスナーもいるかもしれない。
Amazonに騙された
それにしても星野源とは関係ないことだが、今回Amazonで売っている「YELLOW DANCER (初回限定盤A)」の高さは異常だろう。
この「初回限定盤A」はCD+ブルーレイ点いているタイプで、Amazonでは7,400円で売られていた。
はじめは「なんだよ星野源、7,400円って高けぇよ!」と思ったのだが、単純にライブの様子を収めたブルーレイが付くのならこの価格はしょうがないかと思って何も考えずにポチったのが失敗だった。
Amazonでなら最安だと思い込んでいたおかげで、届いた商品についているメーカー小売価格が5,000円という表示を見て、嫌な予感がした。
案の定、タワーレコードオンラインで調べてみたらその予感は当たった。
なんとタワーレコードでなら同じ初回限定盤Aが4,500円で売ってるじゃないか!

ナニコレ?!一体どーゆうこと?
なんでAmazonでは3,000円近い高値で新譜が売られているんだよ!


やられた!Amazonに騙された!!
まさかこのわしがAmazonで従来よりも高値で取引されているアルバムを買うハメになるとは!!
めちゃめちゃ腹が立って返品しようと思ったのだが、近所のHMVに出向くと同じ初回限定盤Aはもう売っていなかった。
めんどくさいからここは涙を飲んで今回は返品を見送った。
だって、一刻も早く星野源が聞きたかったんだもん( ;∀;)
このアルバムは買いである!
そんな風に今回のアルバムは涙ながらに発売から二週間遅れでやっと聞いた。
従来の値段よりも高い商品を掴まされたというショックが消えるまでだいぶかかったからだ。
でも聞いてみてスッキリした。
星野源はColdplayと違ってやっぱり安心して「星野源の音楽」をわしらにしっかりと届けてくれたのだ。
星野源はこれからもまだまだ伸びていくに違いないと思わせる今回のアルバムであった。
年末の忙しさにかまけてブルーレイがまだ見れてないけど、これは正月の楽しみにとっておくことにしようw
そこらへんは人の好みだろうな。気にならないヤツは気にならないだろ。

まとめ
こんな人におすすめ!
- 星野源の音楽的な深みと進化を味わいたい人
- ポップスの枠にとらわれないジャンル融合系が好きな人
- 歌詞にも耳を傾けながら、じっくり音楽を聴き込みたい人
『YELLOW DANCER』は、星野源というアーティストの表現力と音楽的探求心が凝縮された一枚である。
ポップス、ファンク、R&B、ソウルなどのジャンルを自由自在に横断しながら、全体としての統一感も保たれており、まさに“聴くアルバム”として完成度が高い。聴けば聴くほど新たな発見がある、奥行きのあるサウンドが魅力的だ。決して軽く流せる作品ではないが、それだけに一曲一曲をじっくり味わう価値がある。星野源の音楽的世界観に深く触れたい人には、これ以上ない入門かつ頂点とも言えるアルバムだろう。
迷ったらこれで間違いない!

この『YELLOW DANCER』こそ、星野源という音楽家の才気が炸裂した一枚なのじゃ。聴き手の感性をくすぐり、魂を躍らせる旋律に満ちた名盤。