ちわ!わしだよ。
キミは太宰府に行ったことはあるかい?
今回も前回に引き続いて福岡か。
福岡の中でも今回はデートスポットとしても人気の太宰府天満宮に行ってみたよ。
うわぁ、すごくきれいなお庭みたいな神社だね!
ポー!
確かに太宰府天満宮の中はキレイだけど、大宰府ってなんかおもしろいもんあんのか?
それがわしも今回行ってみたけどまぁすごく良いとこだったんだよ!
それを今回きっちり紹介していこうと思うよ。
「一人旅・後半戦」6日目
初めて博多にやってきたドラねこは、夜の博多の街を散策し、初めての屋台に舌鼓を打ちつつも、その日泊まったゲストハウスでエライ目にあって、睡眠不足のまま目覚めるのであった。
今回も福岡・博多からご案内します!
前回まではこちら
初めて博多の夜を体験したよ、という話(*´ω`*)
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【史上最悪】福岡一のひどい宿、泊まってみた
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福岡観光2 太宰府は最高のデートスポット
最悪のゲストハウスから一夜明け、わしは地下鉄を乗り継いで太宰府駅に着いた。
よーし、気を取り直して太宰府を満喫するぞ!
明らかに寝不足でふらつく足を引きずりながら改札を抜け、駅の外に出る。
ここが太宰府かぁ!(*´∀`*)
よーし、さっそく参道を散策してみよう!
歩き出すといろんなお店がひしめき合っている。中でもすぐ目につくのは梅ケ枝餅のお店だろう。
太宰府名物の梅ケ枝餅を売る店がとおりのあちらこちらに軒を連ねていて、あたりからはモチを焼くあま~い匂いがこちらに漂ってくる。
ああ……いいなぁ。わしも梅ケ枝餅食いたいなぁ。
ちなみに梅ケ枝餅とは下の写真のような食べ物である。↓
梅ヶ枝餅(うめがえもち、うめがやもち)は、主に福岡県太宰府市で販売されている餅菓子の一種である。
小豆餡を薄い餅の生地でくるみ、梅の刻印が入った鉄板で焼く焼餅である。出来上がると軽く梅の刻印が入るようになっている。
その名称は菅原道真公のエピソードに由来しており、梅の味や香りがする訳ではない。よくまんじゅうと勘違いされることがあるが、実際は餡子入りの焼餅である。
この時、わしは朝からハラを空かせていた。
先日のゲストハウスでろくに眠れず朝を迎えた上に、眠りたくて眠りたくてしようがないまま電車を乗り継ぎ、メシを食う余裕がなかった今が空腹のピークであった。
ああ…梅ヶ枝餅を食いたい。
でも食ったら絶対今以上眠くなるんだろうな(;´∀`)
よし、境内を参拝し終わったら食べることにしよう!
今はガマンだ!ガマンして太宰府の本殿に参拝するぞ!
と、境内の方に歩いていたら、変なスタバ発見!
これは一時ネットで有名になっていた斬新なデザインのスタバだな。
なるほど、確かに斬新だ。
斬新すぎてここでコーヒーを飲みたくないくらい斬新だ!
それにしてもすごい内装だな。ここは太宰府の前だぞ?
もうちょっとなんとかならんかったんか?(;´∀`)
さて、いよいよ真打ちの天満宮の登場だ。中へ進んでいくことにしよう。
太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)は、福岡県太宰府市にある神社。旧社格は官幣社で、現在は神社本庁の別表神社。
神紋は梅紋である。菅原道真(菅原道真公、菅公)を祭神として祀る天満宮の一つ(天神様のお膝元)。
初詣の際には九州はもとより日本全国から毎年200万人以上の参詣者がある。現在、京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされ、また菅公の霊廟として篤く信仰されている。
すげぇ!ここが菅原道真公を祀る天満宮の総本山!
マグロでいうのところのトロですね!(*´∀`*)
表参道をしばらく歩くともう一つ鳥居が見えてきた。
近くに牛の像が置いてある。これは神牛というものだ。
そういえば、前住んでいた町田天満宮にもおんなじ牛がおったなぁ…
よく遊びにいったっけ。懐かしいなぁ(*´∀`*)
太鼓橋
境内は爽やかな新緑の木々と、朱塗りの太鼓橋が鮮やかである。
そしてこの日の空気も非常に気持ちの良いものだった。
入ってみてわかったのだが、
大宰府は普通の神社には見られない不思議なものがいっぱいあるびっくりスポットが満載。
以下に色々紹介してみよう(*´ω`*)
太鼓橋を渡る。
両脇にはおおきな心字池が見渡せ、その綺麗な水面が参拝客を癒してくれる。
綺麗な庭園だなぁ。
ここは二人でデートに来たら楽しいわ。参道に出たらいろんなお店があるし。
遠くで噴水が水を吹き上げている。すげぇキレイw
びっくりスポット・その一 ご神木
池の真ん中の島に大きな木が生えている。すごいな。
なんでこんなところに植えたんだ?まさか自然に生えて来たわけじゃあるまいし。
振り返ってみると、こんなふうに木はその大きな巨体を横に伸ばしているのがわかるだろう。
いつか倒れて池に落ちたりしそうだ。大丈夫かアレ?^^;
橋を渡りきってようやく境内の中心に歩む。
中は掃き清められた広い境内が、奥の本殿まで続いていた。
更に奥まで行ってみよう!
びっくりスポット・その二 麒麟の像
すると右手に立派な麒麟の像が置いてあった。
かっこええ!!(゜o゜;
狛犬とか牛とかの像なら見たことあるけど、麒麟を置いてある神社は珍しい。
珍しいので何枚も写真に収める(*´ω`*)
びっくりスポット・その三 おみくじ結び所
そしてもうひとつ、目を見張ったのがこのおみくじを結ぶ場所。
普通のおみくじはどこも白だが、ここ大宰府は紫である。
いいな、あれ。
あとで引いてみよう。
それにしても横の小さな牛がかわいいwww
びっくりスポット・その四 手水舎
そしてさらにもうひとつ、この手水舎である。見よ、この広さ。
普通の手水舎の何倍もある大きさで大きな岩(!)が繰り抜かれて使用されている。
なんだこれ?デカすぎでしょ!(ノ∀`)タハー
あとで調べてみたら、ここが全国で一番広い手水舎だそうな。
すげぇ!全てが規格外な社、それが太宰府なのだ!
きらびやかな本殿
いろんなことに驚きつつ、やっと本殿に辿り着く。
後ろを振り返ると今通ってきた楼門の立派なこと。ここはすごいわ。
こんな立派な社があるなんて福岡県民は良いなぁ…うらやましいなぁ…(*´∀`*)
本殿もこんなに立派だし、何よりも神社全体が美しい。
この華美な装飾に目を奪われる。これは愛されるはずだわ。
なんでこの太宰府が人気のデートスポットなのか、その意味がわかった気がした。
しっかりと頭を下げて参拝するわし。そして、横の販売所で紫のおみくじもゲットする。
またここにも牛が眠っていた。牛好っきゃなぁ…(*´∀`*)
本殿の裏手にはこんな大きな石碑がいくつか立てられていて、こういうのを見ているだけでも全然飽きない。
ホントにこの天満宮は色々おもしろいものが置いてあるのだ!
びっくりスポット・その五 松・竹・梅
大人の頭ほどにデカい石に松竹梅と掘られた石も置いてあった。
しょうちくばい?(;´∀`)
なんでいきなり松竹梅なのかしら?これは一体なんなのかしら?大きな漬物石なのかしら?
そういった説明は、あたりに看板も何もなくそのまま置いてある。謎だ(;´Д`)
更に奥に進むと境内の中でも梅ケ枝餅を食べさせてくれるお店が二軒もあった。
一軒はお休みだったので残りのもう一軒に立ち寄り梅ケ枝餅を食べる。
外に出ている畳の台の上に足を投げ出すと、
店員さんがさっそく注文を取りに来たので一つ100円の梅ケ枝餅を2つ頼んでみた。
美味しいほうじ茶をすすりつつ、境内の方を眺めて一服する。
ああ…ほっとする瞬間だ。(*´∀`*)
歩いてきたせいか眠気も何処かへ行ってしまい、足の裏の痛みとともに空きっ腹がひどくなって来た。
すると調度良いタイミングで熱々の梅ケ枝餅が出てきた。
うほー、うまそう!(๑´ڡ`๑)
さっそく美味しいほうじ茶とともにいただく。
もぐもぐもぐもぐ……
うまいっ!( ;∀;)
このあんこの絶妙な甘さ加減が最高!
甘さがしつこくなくて、いくらでも食べれそうな気がする。
これはうまいわ。本当にうまい!
わしは実はモチが苦手なのだが、この梅ケ枝餅は表面がぱりっと焼きあがっていて、
ちょうどせんべいとモチの中間のような食感でパクパク食べることができる。手も全然ベタつかない。
瞬く間に梅ケ枝餅2個を平らげ、もう一つだけおかわりをしてそれもほうばる。
そしてもう一杯ほうじ茶を飲むとそのまま店を出た。
いや~、至福の時間だった(*´∀`*)
びっくりスポット・その六 大楠
本殿のある境内に戻ってくると左手に大きなクスノキがあった。
あまりにデカすぎて全体像がうまくカメラに収まらないほどの大きさであるw
この大楠は樹齢1000年以上の天然記念物だそうな。すごく立派な大木だ(゜o゜;
さっきの太鼓橋の木といい、この大楠といい、ここ大宰府は大きな木がたくさん生えている。
さて、大体これで全部かな?
右に行くと九州国立博物館なるものがあるけどお金がかかりそうなので今回はパス。
それに眠気は感じないといっても寝不足の頭ではしっかり展示物を見れる気がしない。なのでもう帰ることにする。
右手をグルっと回っていくと菖蒲池に行き当たり、ちょうど見頃の花菖蒲が咲き誇っていた。
いいですねぇ…花菖蒲。わしは菖蒲の花が大好きである。
池の舞台の上では保育園児達が引率の先生に率いられて遠足(?)か外出しに来ていた。
いいなぁ…こんないいところに遊びに来れるなんて、太宰府に住んでる子どもたちは幸せものだなぁ(=´▽`=)
本気で保育園児たちをうらやましがる無職。
太鼓橋を横目に見つつあじさいを眺める。
クスノキの下に先客のおばちゃん二人が楽しそうに談笑しながら座っていた。
二人はわしが来るとすぐに立ち去ってどこかへ行ってしまったので次に座ってみることに。
よっこらしょ(;´∀`)
すると不思議なことに気がついた。
この木の周りが温かい。
いや、いま座っていた地面が暖かいのではない。
木の周りの空気がなぜかふわっと温かいのだ。
試しに一度その場を離れて、もう一度きにゆっくり手をかざしながら歩み寄ってみる。
すると、
あ、いま変わった!(゜o゜;
と温かくなる境目がハッキリと感じることができた。
そうか、きっとここは太宰府の中でも良い気が充満しているホットスポットに違いない。
だからこの木もこんなに大きくなれたんだな。
大楠の木の下で、木に守られながら気持ち良い時間を過ごした。
木にお礼を言いつつ、その場にしばらく腰掛けて太宰府の池を眺め、(大宰府は素晴らしいところだった……また来よう(=´▽`=)
と、心の中で誓っていたわしだった。
その後、参道をまた散策し、匂いに耐えきれなくなったわしは梅ケ枝餅を売る売店で、またおみやげ用の梅ケ枝餅5個入りを買い、帰りのバスの中でおなかがすいたので3つほど平らげてしまった。よっぽど腹が空いていたんだな^^;
一路、別府へ
そして博多駅に着いて特急の切符を買うと、一路、別府を目指して夕暮れの中を電車は走り出した。
残りの梅ケ枝餅はその日の晩御飯に消えましたとさw
おいしかった(*´∀`*)