

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは角瓶は好きかい?
カクビンって、サントリーのウィスキーか?
⋯⋯オレは、やっぱり飲みやすいのは角ハイ一択だな。


角瓶で作るハイボールはうまいからのう、やはり角瓶は昭和から令和まで愛され続ける定番なのじゃ。
しかもハイボールにすると軽くて食事に合うし最高だよな。


戦後の日本人が洋酒に親しむきっかけを作ったのも角瓶なのじゃ。
確かに!家で飲んでも居酒屋気分になるし、コスパも抜群だぜ。

\ ココがポイント!/

サントリー角瓶は、1937年に誕生して以来、日本の洋酒文化を象徴するウイスキーとして愛され続けているのじゃ!!
特に「角ハイボール」の普及は、ウイスキーの飲用シーンを若年層に広げ、家庭消費や外食市場においても大きな影響を与えた。実際にサントリーの発表によれば、角瓶を中心としたハイボール需要の拡大で2008年以降ウイスキー市場はV字回復し、2020年時点で出荷量が10年で約2倍に増加した(出典:サントリー公式リリース)。さらに、価格帯が手頃でありながら味わいのバランスが良く、和食をはじめとする日常の食事との相性も高い。結論として角瓶は「日常に寄り添う日本の定番ウイスキー」であり、家庭の晩酌から居酒屋、パーティーまで幅広いシーンで生活を豊かにする存在だと言えるだろう。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
結論(冒頭でズバッと)

角瓶を買ってみた。
意外なことに実は今までこうしたスタンダードなウィスキーを買って飲んではいなかったのだ。
で、先日興味を覚えて注文してみる。

今まで色んなウィスキーを飲んできたけど、意外とこうしたスタンダードなウィスキーは避けて通ってきたのじゃ。
まぁ角瓶なんて誰しもが飲んだことのあるウィスキーだもんな。
今更これを飲んで何も語ることはないだろ?


それが実際にはそうでもないのじゃ。
ではどんなもんか実際に開けて飲んでみるべ。
開封の儀

で、実際に飲んでみた。
すると驚くほどあっさりとしている。
香りは柔らかく、味はすっきり、それでいてクセがなく初心者でも飲みやすい。
だが、ウィスキーを飲み慣れた人からするといささか物足りない感じがするかもしれないが、一周回ってこれを飲みたい、常用しているという人も多くいるだろう。

そんなクセのないとっつきやすい味わいだったのじゃ。
まぁ、飲みやすい味わいだよな。
でも、あんまり「山崎」と比べて深みは感じないな。


ロックにすると少し甘みが増すかな?
でもバランタインファイネストに比べるとそこまで甘くはないので、先程のストレートとは違ってより複雑で奥深い 味わいを感じさせてくれる。
だが、少しアルコールっぽさはやはりある。

まぁ、安いけどそれなりの気品は感じさせてくれる味わいなのじゃ。
まぁ、なかなか毎日あっさり飲む分には最適なんじゃね?
やっぱり最適はハイボールだろ。


⋯うぃ〜⋯⋯、やしゅく「てがる」よえてとてもおいしいでしゅ。
モウイッパイ!
バッ、おい、クロ⋯!
お前未成年なのに「角瓶」飲んじまったのか?


クロスケも手軽に酩酊するほど定番のお酒なのじゃ。
良いところ

商品名 | サントリーウイスキー 角瓶 |
発売年 | 1937年 |
アルコール度数 | 40% |
容量 | 700ml(他に180ml, 1.92Lなど展開) |
価格帯 | 約1,400〜1,800円(700ml参考価格) |
製造元 | サントリースピリッツ株式会社 |
特徴 | バニラや穀物の香り、バランスの取れた味わい |
主な飲み方 | ストレート、ロック、ハイボール |
では以下に良い点を挙げていこう!
コスパに優れた定番ウイスキー
サントリー角瓶は1,500円前後で入手できるため家庭用として非常に手頃である。国産ウイスキー市場が高騰する中、安定供給される定番品であり、コストパフォーマンスに優れる点は大きな魅力である。
ハイボール文化を定着させた功績
角瓶といえば「角ハイボール」である。2008年の「ハイボール復権プロジェクト」により居酒屋チェーンを中心に角ハイが全国的に浸透した。その結果、若者層にもウイスキー文化が根付き、角瓶は世代を超えて楽しまれる存在となった(出典:日本洋酒酒造組合市場統計)。
料理との相性が良い
角瓶はクセが強すぎず、香りと味わいのバランスが取れているため、唐揚げや焼き鳥などの居酒屋メニューはもちろん、家庭料理ともよく合う。特に炭酸割りにすると油料理の口直しとして最適で、食中酒としてのポテンシャルが高い。この「食事との親和性」こそ角瓶が日常に根付いた理由である。

まぁ2000円以下で飲めるウィスキーの定番じゃな。
これ以外に定番なんかあるかよ?


まだ紹介してないがジムビームがあるのう。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ

では以下に悪い点を挙げていこう。
高級感には欠ける
価格帯が安定している一方で、プレミアム感を求めるウイスキーファンには物足りないと感じられることがある。香りや余韻はシンプルで、飲み比べると上位レンジとの差がはっきり出る。
シンプルすぎる味わい
角瓶の味わいは「バランス型」であるため、逆に個性を強く求める層には物足りなさを覚えることがある。シングルモルトのような複雑な香味や熟成感を期待する人には不向きだろう。
市場での差別化の難しさ
角瓶は圧倒的に普及しているがゆえに逆に「特別感」が薄い。スーパーやコンビニでも買えるため、特別な一本として語られるよりも、日常酒としての印象が強い。

といったところかのう?
まぁどこでも帰るウィスキーであるからこそ、特別感はないわなw


日常的に愛飲することができるお手軽なウィスキーなのじゃ!
まとめ
こんな人におすすめ!
- 家で気軽にウイスキーを楽しみたい人
- 食事に合うウイスキーを探している人
- 初めての国産ウイスキーに挑戦する人
サントリー角瓶は日本の洋酒文化を支えてきたロングセラーであり、今なお生活に根付く「日常のウイスキー」である。価格の手頃さ、料理との相性、そして角ハイボールを中心とした飲みやすさが、多くの人々に支持される理由である。一方でプレミアム感や個性を求める層には不十分な面もあるが、それ以上に「生活を豊かにする手軽さ」という点で大きな価値を持つ。結論として角瓶はウイスキーの入門編でありながら、長く付き合える信頼の一本である。

角瓶はまさに庶民の味方、日常に寄り添うウイスキーなのじゃ