ランニング

ハイテクシューズは足に悪い?大企業Nikeの罪とは?

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※2017/9/16 リライトしました。

 

ちわ~!おいさんだーい(=´▽`=)ノ

キミは普段ランニングについての本を読むかい?

 

実は先日、「BORN TO RUN 走るために生まれた」というを読んだ。

この本を読んでいたら無性に走りたくなってしまった。それも裸足でw

そう、裸足で走りたくなる本。それが「BORN TO RUN」である。

 

この「BORN TO RUN 走るために生まれた」は足に故障を抱えたランナー(著者自信)が、走るために生まれてきた部族「タラウマラ族」の秘密を探るべくメキシコの奥地に向かい、そこでウルトラランナーを集って、史上もっとも過酷なウルトラマラソンに参加するまでの顛末を書いたノンフィクション的自伝である。

 

この本を読んでいるといくつか興味深いことがあったので、ここで少し紹介してみよう。

それはナイキによる『ハイテクシューズの罪』の話である。

 大企業・ナイキの罪とは?

元々ナイキという会社を設立したのは、なんでも売って儲けてやろうとするオレゴン大学のランナー、フィル・ナイトと、自分はなんでも知っていると自負するオレゴン大学のコーチ、ビル・バウワーマンだった。

この二人が手を組むまで、現代的なランニングシューズは存在しなかった。

それは現代的なランニング障害の大半もそうだったという。

バウワーマンは自宅の地下室でゴムを溶かしては新種のフットウェアの開発に取り組んだ。

 

それがクッション性の高いランニングシューズ「コルテッツ」だった。

これがナイキのハイテクシューズの原型である。

 

バウワーマンは自身の新型シューズの新たな走法を提唱し、それまで安全に行えなかった走り方ができるようになるという。それは骨ばった踵で着地することだった。

クッション性のランニングシューズが発明される前はランニングフォームは全て同じだった。背筋を伸ばして膝を曲げ、腰の真下で足が地面を後ろにかくように走っていた。

だが、バウワーマンは重心よりも前に足を着地させれば、若干距離が稼げるのではないか?

踵の下にゴムの塊をつければ、脚を伸ばし、踵で接地して歩幅を長くすることができるだろう。

 

そう考えた彼はシューズとともに新たな走法を売りに出した。

 

この戦略は当たった。

バウワーマンの天才的なマーケティングは、やがてシューズの売れ行きに生産が間に合わなくなり、「オリンピック・イヤーの1972年」を境に、ナイキは世界一の巨大企業に生長した

そして、爆発的に広まったハイテクシューズは、その売れ行きと比例するように脚の故障者も大量に生み出すことになる。

 

ハイテクシューズは足に悪い?!

そのことをバウワーマンのランナーの師であるアーサー・リディアートはこう語る。

「どの年齢にせよ、平均的な人に裸足で走ってもらっても、その人の足の動きにプロネーション(踵が内側に傾くこと)やスピネーション(足をひねること)の兆しはまず見られない。」とリディアートは訴えた。

「そうした足首の横への傾きは、足をランニングシューズに通して初めて生じる。多くの場合、シューズの構造が足の自然な動きを一変させてしまうからだ。」

「昔はキャンパス地のシューズで走ったものだ」とリディアートはつづける

「足底筋膜炎にはならなかったし、プロネーションもスピネーションも起きず、マラソンを走った時に粗いキャンパス地のせいで靴ずれができることはあっても、総じていえば足の問題は生じなかった。最新のハイテクランニングシューズに数百ドル払ったところで、そうした故障を逃れられる保証はなく、きっとあれこれの怪我に悩まされることだろう」

「支えをすれば、その箇所は弱くなる。たくさん使えばそのぶん強くなるのだ……裸足で走れば、面倒は一切生じない。」

「裸足のときのように足を機能させるシューズ

ーそれが私好みのシューズだ」

つまりはナイキがハイテクシューズを生み出したおかげで故障者は爆発的に増大し、そんなシューズにお金をかけても結局は足の故障を防げるわけではないという。

 

そう、足に良いと思われていたハイテクシューズは実は足を弱くし、更に故障しやすいと欠点を持っていたのだという。

 

つまりは裸足はやはり健康に良いものだったんだ。

確かに小学生のころ、わしは学校に着くとすぐに靴を脱ぎ、いつも裸足でグランドはおろか校内を駆け回っていた。朝も昼も夜も、夏だろうと冬だろうといつも裸足だった。上履きなんか、ほとんど履いたことなかった。

 

それでも足に怪我をしたことなど一回もなく、身体も丈夫で冬でも半袖短パンw

クラスに一人はいたでしょう?そう、わしがそれw

そんな生活は小6まで続いた。

 

今振り返ってみると、そうした生活はより人間らしい正しい生活だったのだ。もちろん、1回も足を故障したことはない。足の裏が冷たかったこと以外は……(;´∀`)

 

 ベアフット(裸足)ランニングの効能

ナイキがスポンサーを務める、スタンフォード大学の陸上部コーチのヴィン・ラナナはこう言う。

「シューズのサポート機能をどんどん増やすことで、我々は足を自然な状態から遠ざけてきたんだ」

とラナナは訴えた。だからこそ彼は、ランナーたちがトレーニングの一環としてトラックを裸足で走るよう徹底する。

「シューズメーカーにとって、スポンサーを務めるチームに製品を使ってもらえないうれしいことではないのだろうが、人は何千年もシューズなしですごしていた。

シューズにいろいろと矯正機能を加えようとすれば、過剰に足の機能を補うことになると思う。直す必要のないものまで直すことになる。裸足になって足を鍛えれば、アキレス腱や膝、足底筋膜などに問題が生じるリスクは減るだろう」

そう、ハイテクで高級なシューズが足を保護してくれていたのではない

 

逆に足を退化させていたのだ!

 

こうしてナイキがハイテクシューズを開発したおかげで、マラソンを走るランナー達に足を故障した者達が続出してしまった。

 

その後、ナイキは方針を切り換える。

ある不可能に思えた極秘プロジェクトを推し進めるのだ。

それは裸足をもとに金を稼ぐ方法を見つけることだった。

そうして二年の歳月をかけ開発された新製品のナイキ・フリー。かつてのコルテッツよりも薄いスリッパを世界のアスリートを使ったCMで大々的に放映する。

そのキャッチコピーは、

「裸足で走れ」

そういえばナイキといえばわしが小学生の頃、エアマックス95とか「エアマックス狩り」なんて社会現象になるまで流行していたのに、そうした厚底の靴はいつの間にか姿を消していた。あの透明なエアーが見える靴は、当時見た目にも斬新でカッコ良かった!

ナイキといえばあのエアーが入っていた厚底靴というイメージだったのに、今ではどこのメーカーと大差がないような平べったいシューズを売るようになっている。あのエアの入った靴なんか見もしない。

 

その理由はじつは故障しやすさにあったのだ。

いまではナイキは裸足に近い感覚になれる薄いシューズを販売している。シューズメーカー各社も競ってそうした薄いシューズの製造を始め、中でも一番最初に始めたのは、このブログで何回も取り上げているビブラムだろう。

 

ファイブフィンガーズの効果

ビブラムはそうした同行をいち早く察知して『ビブラムファイブフィンガーズ』を開発する。

 

もともと『ファイブフィンガーズ』はヨットレーサー用のデッキシューズとして開発されたもので、そのねらいは滑りやすい甲板でのグリップを強めつつ、素足の感覚を保つことにあったそうだ。

そうか、やっぱり『ファイブフィンガーズ』って良い靴だったのか(*´∀`*)

しつこいようだが、わしは決してビブラムのまわし者ではないw

だけど、この本を読んでいたらいてもたってもいられなくなって『ファイブフィンガーズ』を履いて外へ飛び出した!

 

他にも人間の走ることの歴史などが色々とわかりやすく書いてある、

ランニングに興味がない人ほど読んでほしい本である。

 


びっくりするほど売れてますw

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