

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは伊豆の名所・韮山反射炉は好きかい?
韮山反射炉ってなんか聞いたことあるけど、それってなんだっけ?


韮山反射炉は日本が近代化を遂げる上で大変重要な役割を担った場所なのじゃ。
ふーん⋯
それがこの辺にあるのか?


そうじゃ!
それでは今回は韮山反射炉を紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
伊豆・修善寺に行ってきたよ!という話(*´ω`*)
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【ドラキャン71】トイレの神様も仰天?!伊豆の名刹・修善寺とは?
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韮山反射炉

伊豆・修善寺から車で20分。
吾輩は、韮山反射炉にやってきた。


韮山反射炉ってこんなかんじになっているんじゃな。
韮山反射炉って一体なんなんだ?


日本の近代化を成し遂げる際に役立った製鉄所じゃ。

反射炉入口こちら、と書かれているので案内に従って入口に進む。

すると、目の前には何やら博物館のような建物が。


まずはここでチケットを買うんじゃ。
ほーう、いくらなんだ?


大人一人450円(現在は500円)を払い、パンフレットをもらって中に入っていく。

韮山反射炉は1922年(大正11年)に国の史跡に指定され、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして、ユネスコの世界遺産に登録されたようじゃ。
へぇ〜⋯⋯そうなんか。



反射炉への道、って書かれているのう。
まずは博物館で歴史を学ぶ形になっておるのか。
なんか珍しいなw


入口の近くにはいきなり物騒なものが展示されている。

銃剣柵って書いてあるぜ。


ホントじゃ。
これは日露戦争の際にロシアから奪った銃剣をこうした柵に作り直したものだそうじゃ。

よく見ると所々剣が回っているものがあるが、

事故防止の為か先端は鋭さを失っている。


で、こちらは反射炉の博物館みたいじゃな。

これがこの反射炉で実際に出来た兵器たち。


これが当時作られた大砲みたいじゃな。
へぇ〜!


館内にある大砲はだいぶ小さいのだが、これが実際に使われていたものだと考えるとなかなか感慨深い。


これが以前の韮山反射炉の写真みたいじゃな。
現在までの写真が載っているのか。なるほどね〜⋯

製鉄の歴史

こちらは反射炉に持ち込まれる前の素材の鉄などが運ばれる様子を図に現している。

そしてこちらが製鉄で作られた武器の種類を展示していて、


これが元の素材の鉄鉱石。
山からこの形で取れるんじゃな。
こんな形をしているんだな。


この館内にはいろんな鉄の素材の種類が展示されていて、

これを西洋式の炉に入れることで、製鉄されるようである。

こちらが実際に作られた製鉄。

昔作ったものが出土したものらしい。

これが作られた砲弾。

こちらも砲弾と粘土を使った陶器みたいである。


こっちが製鉄の歴史を展示しているんじゃな。
へぇ〜、昔はこうやって作ってたんだw


韮山反射炉の図解。
レンガ作りの炉に風を吹き込むことで純度の高い鉄を作っていたようである。

けっこう単純な構造なんじゃなw
大砲の種類

こちらが作られた製鉄を使った大砲の種類が展示されてようである。



いろんな大砲があるのう。
こんなもん作って実際に使ったんか?


戊辰戦争や日清・日露戦争で使われたんじゃろうなあ⋯


こちらが臼砲。

この大八車に乗せれたようなやつは戊辰戦争でも使われたんじゃろうな。


こちらがカノン。

これ知ってる!
「るろうに剣心」で見たやつじゃ!
へぇ、こんなもんもあるのか。


そしてこちらが砲弾の内部の図解。



こんな風にこの韮山反射炉で作られたものの歴史を博物館で学べるんじゃなあ!
反射炉

では実際に反射炉に行ってみよう。

反射炉へは一度館内に入って右手の扉から内部へ抜けないと進めない造りになっている。

韮山反射炉の前にはこのような反射炉の説明をした看板が掲げられている。

よく見ると遠くに韮山反射炉が見えるではないか!

なんか周りは意外と日本庭園にしているんだな。


前はもちろん、何もなかったのを世界遺産に登録されて整備したんじゃろ。

韮山反射炉の立て札を横目に進むと⋯

なんと先程館内でみた大砲の実物が。


そして足元には先程みた短めの大砲もw
これ何度見てもかわいいなw


かわいいでしゅw

そして見えてきたのが「韮山反射炉」である。



おお!
これが韮山反射炉か!
へぇ、意外と⋯⋯


意外と小さいのう。
こんなにこじんまりとしたものを一基だけで製鉄が間に合ったんじゃろうか?


近づいてみるとこんなかんじ。


このレンガ作りの塔に周りを鉄骨で囲っているのがとてもカッコいいw


⋯⋯なんかこうして見てみると、なかなか立派じゃのうw
韮山反射炉は、当時の日本人がオランダ語の技術書を苦労して読み解き、試行錯誤の末に西洋の技術を自力で取り入れた、日本の近代化の第一歩を示す象徴的な存在。
現在も美しい姿で保存されておるのじゃ。
すごいレトロな中に不思議な威厳があるなw


わ〜!すごいでしゅ!
すごく高いね〜!


ポポポ!


真正面から見てもなかなか絵になるw

表の下はこんなかんじ。

よく見ると正面から鉄を入れるのではなく灰を取り出すための穴のようだ。


こっから灰を取り出したんじゃな。
ふ~ん。


ちょっと裏手に回ってみよう。

左手側面に来るとこんなものが。
こりゃなんだ?



一つは鉄を入れる穴。
⋯⋯もう一つは?


わかった!石炭を投入する穴じゃ!
その隣は?


この大きなのは原料の鉄鉱石を入れるものらしい。

炉の天井がドーム状になっていて、そこで燃料(石炭など)の炎や熱を反射させ、約1,300℃の高熱を作り出して鉄を溶かすことから「反射炉」と名付けられたようじゃ。


ここから鉄鉱石を入れるんじゃな。
ふ~ん、面白いなw



で、こちらが裏手。

で、こちらから液状になった純度の高い鉄を取り出すようである。

裏から見た反射炉もまた素敵だw

⋯なんか、こっから見るとスゲーかっこいいなw


確かにカッコいいのじゃ。

そして反射炉の構造を解説している図解が足元にあった。

韮山反射炉の周りは意外と広く、世界遺産というより近所にある有料の公園といったかんじ。
そんな公園をしばらく歩いていると⋯⋯



あ、あれはなんじゃ?!
え?



たぶん、建設に尽力した韮山代官の江川英龍(たんなん)か、息子の英敏だろうな。
こいつが作ったんか。へぇ⋯


で、こちらが出口。
しかしまだお土産を見てないのでここからまた来た道を戻ってみることにしよう。

遠くに見える韮山反射炉の姿がとても美しい。

この川は反射炉に動力を伝えるための川として作られたようだ。

水車を利用して動力を得ていたようじゃ。

で、こちらにポツンとある建物がトイレ兼お土産屋さんのようである。


なんかレストランみたいなかんじになっているみたいだな。
⋯何かうまいもんでも食えるのかしら?
ポポポ!


中はこんなかんじ。

ここで買えるお土産は河津桜まつりで買えるようなおまんじゅうや羊羹などの和菓子類。

そして静岡や伊豆のお茶などの定番品。

なんとなくどこでも手に入りそうなお菓子がいっぱいあるのだが⋯


見ろ!韮山反射炉のクッキーなんかもあるぞ!
へえー⋯


韮山反射炉の饅頭なんかもあるぞ。


ポポポ!
⋯ポコちゃんがめっちゃはんのうしてるでしゅ



⋯こういうの見ているとどれもうまそうだけど、どれがいいんかのう?

色々悩んだ挙げ句、チョイスしたのはコレ!

オカンが好きなわらび餅を買うことにしたのじゃ。
昨日の伊東マリンタウンでも同じようなわらび餅の味違いを買ったからどっちか必ず気にいるじゃろw
まぁ、わらび餅を嫌いって人はいないだろうからな。
無難だなw

住所 | 〒410‑2113 静岡県伊豆の国市中268(反射炉ガイダンスセンター) |
入場料 | 一般(高校生以上)500円(団体20名以上450円)/小中学生 50円 ※伊豆の国市民・障がい者(介添1名可)は無料 |
受付時間 | 3月〜9月:9:00〜17:00 10月〜2月:9:00〜16:30 |
営業期間 | 通年(毎月第3水曜日定休、祝日の場合は翌日/年末年始12/31~1/1休館) |
問い合わせ | 韮山反射炉ガイダンスセンター:055‑949‑3450 |
ホームページ | 韮山反射炉|伊豆の国市 |
Map
earth color

韮山反射炉からまたしても車で15分ほどで本日のキャンプ場にやってきた。

それがここ「earth color」である。

あ〜すから〜?
という名前のキャンプ場じゃ。


てーか、ここ。
⋯キャンプ場っていうか、普通の一軒家じゃん。


⋯⋯みたいじゃのう。
あれえ?おかしいなあ?

⋯⋯おひさまサイトって書いてあるよお?


うーむ、やっぱりキャンプ場で間違いないようじゃ。
管理棟

とりあえず管理棟に向かってみようと思い、たぶんこの一軒家がそうなのだろう。狭い庭の道を歩いていく。

玄関のチャイムを鳴らすと、やはりここの管理人が出てきて、お金を払い、どこでも好きなところにテントを張ってよいということを言われる。

やっぱりここがキャンプ場で間違いなかったか!
個人で経営するキャンプ場なんだなw

炊事棟

で家の前にはここで水を汲むらしい炊事棟があり、


休んだり焚き火が出来たりするスペースも確保されていて⋯

すぐ下の畑のような場所には、

何やら椅子が置いてあったりもしたw

さて、じゃあさっそく戻って場所を決めることにするか!
トイレ

で、管理棟(一軒家)の隣にはこのキャンプ場唯一のトイレが設置されていて、


利用者はここをみんな使うしかないようであるw

ここから遠い場所にもサイトはあるのに、そこにはトイレはないんだな。
混み合って不便だからそっちにも作りゃいいのに。


そんな家の前には何やらピザ窯のようなものが置かれていて、

このブロックは焚き火台を乗せるためのブロックのようであるw

どっからどうみても一軒家なのだが⋯

ウッドデッキも置いてあってここにテントを張ることも可能なようだ。


張ってみたいのう、しかし⋯
夜、風が心配だよな。

謎のアスレチック


そして隣に咲いている河津桜が綺麗である。


よく見るとその隣にはハンモックがある!

⋯これは、なかなか良い場所ではないか!


決めた!
吾輩はここをキャンプ地とする!
おお!いいね!
トイレも近いしなw


いいでしゅ!さんせーい!
わ〜い!


ポポポ!

それにしてもさっきから気になっていたのだが、あれはなんだろう?

⋯このボルタリング用の壁みたいなのはなんだろう?
これって登っていいんか?


⋯⋯さあ?

そしてこのレインボーのハンモックはなんだろう?
これって使っていいんか?


⋯⋯さあ?

まぁ、そんなこんなでテントを張ることにして、


やっと出来たのがこちらである!


う~ん、いいねえ。
なんか無駄にカッコいいねw
⋯ほんとだ。
なんか今日はやたらにバエルなw


そんなこんなでテントを張ったわしなのだが、

今日一日少し疲れたのでここで休憩w

⋯そういえばあっちには何があるんだろう?

興味を覚えたので歩いて近づいてみる。
月見の丘

すると⋯⋯

月見の丘って書いてあるよお?


⋯⋯まさか、


見ろ!遠くに富士山が見えるぞ!
ほんとだ!富士山だ!
すげー!



そして隣の原っぱには「星空ひろば」と書かれたサイトが。


ここも良さそうじゃのう。
でも先客がいるぜ?


仕方ないので諦めるも、管理棟の裏手のサイトには別のお客さんがテントを張っていた。

そしてこもれび広場と書かれたサイトはかなりブッシュクラフト感強めのサイトのようである。


こんな風にスタイルによって選べるサイトになっているんじゃな。
⋯なかなか手作りにしてはやるじゃんw


というわけで、あっという間に日暮れである。

遠くに見える富士山が夕焼けに照らされて美しいw
住所 | 〒410‑2113 静岡県伊豆の国市中1606‑71 |
利用料 | 大人 2,000円/小学生~中学生 500円/幼稚園以下 無料 |
チェックイン・チェックアウト | チェックイン 14:00/チェックアウト 11:00 ※アーリー・レイト可能(前後予約がない場合) |
営業期間 | 通年営業(定休日なし) |
設備 | 水洗トイレ、水場(お湯なし)、ピザ窯(薪・炭・ペレット対応)、焚火台・BBQレンタル、薪・炭販売、ハンモック、サロンあり |
サイト数・種類 | 全5区画(宿泊サイト)・うち車乗り入れ可能サイト2区画/芝・土の地面 |
ペット・焚火 | ペット可(リード必須)、焚火可(焚火台使用、直火・花火禁止) |
アクセス | 伊豆縦貫道 大場・函南ICより車で約25分。伊豆長岡駅からバス・タクシーで約10分/駐車場 約8台 無料 |
問い合わせ | WEBサイトのメールフォームより |
ホームページ | https://earthcolor-izu.jimdofree.com/ |

普通の一軒家かと思いきや、意外としっかりとしたキャンプ場なのじゃ。
Map

焚き火タイム

日が暮れた。

なので今回の伊豆キャン最後の飯を食うことにする。

伊豆のキャンプを締めくくるのは豪勢にステーキにすることにしよう!

思えば今回の旅も長かったけど、これで最後の焚き火か⋯

気温は8℃と少し低めなので十分温まって今日は早めに寝ることにしよう。

思えば今回も長い旅だったのじゃ。
今回は北海道よりも過酷じゃなかったから良いよな。
意外と楽しめたぜw

ここまでの旅費&走行距離

まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして110kmなので吉方ポイントはそのまま110pt.になる。

最後の走行距離は110kmだったのじゃ。
お、最後にけっこう伸びたじゃん!

8日目の旅費
温泉 | 350円 |
食糧費 | 974円 |
韮山反射炉 | 450円 |
おみやげ | 650円 |
earth color | 2,000円 |
一日の合計 | 4,424円 |
ここまでの累計 | 45,598円 |

そして恐ろしいことに今回の旅にかかったお金はこれじゃ。
全部で5万円もかからなかったのじゃ。
約10日でたった4万5000円?
安すぎだろ、マジで金がかかんねえな。

最終日

最後の夜が開けた。
コレで伊豆の旅は本当におしまい。

旅の締めくくりに朝ご飯を作ろう。

本日の朝飯は梅干しそば、であるw

たった一日過ごしたキャンプ場だけど、とても快適なキャンプ場だった。

人も少なく、穴場的なキャンプ場だったのでうるさく遊び回る子どもなどおらずに快適な夜を過ごせた。


遠くには綺麗に雪化粧した富士山。

泊まったサイトを綺麗にしてここを立ち去ることにしよう。

持ってきた荷物を車に戻し、キャンプ場をあとにした。
車で走ること30分。
途中高速に乗り換えて1時間ほどで、帰りはあっという間に家路についた。
ここまでの旅費・走行距離

家に帰って車のメーターを見ると走行距離の合計は630kmほどだった。
けっこう走ったなあw


旅費は昨日の奴にガソリン代が3335円足した費用が旅の総計だったのじゃ。

そしてこちらが伊豆で買ってきたわらび餅w
開けて食べてみるとこれがなかなか美味しく、けっこう良いお土産を買ってこれたと安堵した。


食ってみると意外とうまいのじゃ。
ほんとだw
けっこううまいぞ。


最後に今回の吉方旅行の吉方ポイントを計算しておくと。
今回は吉方旅行が2月25日〜3月5日の9日間の合計が817ptでそれ掛ける3倍吉なので2451ptになるのじゃ!
⋯やっぱさすがに北海道に比べるとなかなか少ないなw


いや、まだこれでは終わらんぞ!
今年(※2023年当時)はまだ東の方位が吉方位になる月があるので、また6月に今度は千葉に20泊するのじゃ!
げぇっ?!

というわけで、今回の旅は東の方位に約10日ほど吉方旅行をすることができた。
途中、東の方位である「驚く」ようなアクシデントに見舞われたことがあったけど、それもなんとか無事乗り越えることができたw
あとは吉方効果が出るのを待つばかり⋯
なのだが、この年はもう一月、東の方位が吉方位になるので、6月にまた旅行をすることにしよう!
でもその時の話はまた今度。