

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは「発酵食品を手作りするのは面倒」──そう思っていなかったかい?
なんだよ急に?
⋯オレ、今日風邪気味なんだよ。


そんなお前に朗報じゃ!
今回紹介するアイリスオーヤマの「ヨーグルトメーカー KYM-014」は、お前のような風邪を引いたものの見方、
ヨーグルトはもちろん、甘酒や塩麹、さらには温泉卵やサラダチキンまでも、放っておくだけで完成便利家電なのじゃ!
なんでヨーグルトメーカーが必要なんだよ!
オレは風邪なんだよ!⋯⋯いや、ひょっとしたらインフルエンザかもしれないな?

\ ココがポイント!/

そのインフルエンザ効くヨーグルト、例えば「R-1」なんかをこれで大量に作れるのじゃ!
しかも、価格は5,000円台前後。手間も、時間も、知識もいらない!
KYM-014が1台あれば、毎日の食卓が変わり、体の内側から整い始める。そんなキッチン家電を今回は紹介していこう!
KYM-014は、「家庭用ヨーグルトメーカー」という枠を超えた多機能発酵マシンである。温度と時間を細かく設定できるため、ヨーグルト、甘酒、塩麹、サラダチキンまで自在に作れる。しかも、牛乳パックをそのまま使える仕様は、ズボラな人間にとって福音である。価格以上の働きをし、家計にも健康にも効く。
結論として、発酵に興味があるなら、これ以上ないスタート機として推奨できる。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
新しくヨーグルトメーカーを買って……
わしは5年くらい前から頻繁にプロバイオティクスをしている。
きっかけはクレジットカードの溜まったポイントでヨーグルトメーカーを購入してからだった。
先日、そのヨーグルトメーカーが壊れた。
そこでネットで新しいヨーグルトメーカーを調べて、前のものよりも高機能なものを購入することにした。
それがこちらの「アイリスオーヤマ KYM-013 ヨーグルトメーカー」
このヨーグルトメーカーのすぐれているところ
- 普通のプレーンヨーグルト
- カスピ海ヨーグルト
- ギリシャヨーグルト
- 甘酒・塩麹など
など色々なヨーグルトがご家庭で作れる!
んで、こっちは同じくアイリスオーヤマの「KYM-014 」

あれえ?なんで2つあるの?っというと実は⋯⋯
同じようなヨーグルトメーカーが2つ手に入りましたw
右の「KYM-013」はわしがAmazonで手に入れたヨーグルトメーカー。
左の「KYM-014」はわしがヨーグルトメーカーを購入した3日後、オカンが忘年会のビンゴで当てた景品だったのである。

まさかこんなことがあるとは……(´;ω;`)
それにしてもオカンめ、
わしが買ってきた3日後に忘年会のビンゴでヨーグルトメーカーを当ててくるなよ……しかも同じメーカーで同じような機能を持つ型番が近いヤツを。
どっちのヨーグルトメーカー優れているか調べてみると、「KYM-013」と「KYM-014」はそんなに大きな違いはなく、ただ単に「KYM-013」の方が音でお知らせする機能がついていて、付属品として飲むヨーグルト用のかき混ぜ棒がついているだけなのだという。

うーん、これはどうしたことか。
正直同じようなヨーグルトメーカーが2つもなんていらない。
どっちかあきらめよう。どっちにする?
どっちにする?ったってな。
どこがどう違うんだよ?

価格の面では「KYM-014」の方が700円ほど高かったので、わしが買った方を返品することにした。
違うのは価格だけかよ。

開封の儀
では実際に中身を見ていこう。
ヨーグルトメーカーなので中身はシンプルでこんな感じ。

これはなんじゃ?
と見てみたらこちらはギリシャヨーグルトを作るための水切りだって。
ここに作ったヨーグルトを入れてしばらくしておくとチーズのようなギリシャヨーグルトができるようだ。
で、こちらが外観。
機能としてはお好みの温度設定に変更可能でタイマーもついている。
めんどくさい場合は自動メニューからプレーン・カスピ海・甘酒・塩麹の4種類から選ぼう。蓋をあけるとなんか容器が。
こちらはパックを使わずにヨーグルトを作る場合に使う容器。
もちろん甘酒や塩麹を作る際にも活躍する→はヨーグルトを混ぜるためのかき混ぜ棒。
で、こっちは……?

あ、わかった。ヨーグルトの上を閉じるためのピンだ。
良いところ
では以下に「IYM-014」の良いところを挙げていこう!
温度・時間の自由設定が神
「KYM-014」最大の強みは、温度25〜65℃を1℃単位で設定できる点にある。
市販のヨーグルトメーカーの多くは「ヨーグルト専用」であり、温度固定型が多い。だが、KYM-014はカスピ海ヨーグルト(27℃)、甘酒(60℃)、塩麹(50〜55℃)、サラダチキン(65℃)など、あらゆる温度帯のレシピに対応。
しかも、時間は1〜48時間まで設定可能。菌や調理方法に合わせて「最適」を選べる。

発酵において、温度と時間の管理はすべてである!
牛乳パックそのまま使えるズボラ仕様
ヨーグルトを自作する際、最大の障壁は“容器の洗浄”である。
専用容器はどうしても洗う手間が発生し、雑菌が気になる人も多い。だが、「KYM-014」は牛乳パックのまま発酵できる。衛生的で手間いらず。容器に触れるのは最初と完成時だけ。パックごと冷蔵庫に入れれば、保存もスムーズ。

これはズボラ人間にとって夢のような仕様で、発酵への心理的ハードルを劇的に下げてくれるのじゃ!
発酵食品の自給で家計が救われる
ヨーグルトを1パック150円で週2回買うと月1,200円。甘酒はもっと高くつく。
だが、自作すれば牛乳1Lで約100円、甘酒は米と麹で数十円。月に1,000円以上節約できる。しかも、自分で選んだ素材で作れるため、添加物フリー。

安全で安く、量も調整可能。1ヶ月で元が取れると言っても過言ではない!
実際に作ってみて
では実際にR-1をこのヨーグルトメーカーで増やしていく。
材料は種菌のドリンクタイプのR-1ヨーグルトと成分無調整の牛乳。
ココがおすすめ
- 種菌はドリンクタイプのモノを使う。
- 自家製ヨーグルトの牛乳は成分無調整の牛乳が良い。
ヨーグルトはカップのものを使ってもいいのだが、牛乳に入れる際に雑菌が入らないようにスプーンを熱湯で煮沸しなくてはいけない。

こういう時は、めんどうだからドリンクタイプのものを使おう。
これならわざわざ牛乳に入れる前に熱湯で煮沸する必要がないので失敗しにくくなる。
冬場は失敗しないために冷たい牛乳を一度電子レンジで温めよう。
700Wなら3分ほどでOK。
牛乳パックは口を開けなくても3分ほどなら爆発はしないよ。
で、温めたらフタの口を開けて、まずは200mlほどコップに取り出し、パック内部にドリンクタイプのヨーグルト一本が入る余裕を作る。あとはドリンクタイプなら蓋を開けてそそぐだけでOK。
注意
もちろん牛乳の口を開ける際に中をベタベタ触らないように注意しよう。
雑菌が入ってしまう。
あとはさっきのピンで口を封して容器に入れるだけ。
自動メニューからプレーンを選んでスタートボタンを押す。
「9h」と書いてあるので9時間後にはヨーグルトができるということ。
これで9時間後には勝手にタイマーが切れるので温めすぎてヨーグルトの酸化が進み、酸っぱくなってしまうのを防いでくれる。

手順はこれだけ。カンタンすぎぃ!
9時間後
タイマーが切れたのでヨーグルトメーカーから取り出し、フタを開ける。
上の部分にぶつぶつができている。うまくできたようだ。
できたヨーグルトを大きめの容器に移す。
あとは予熱をとって冷蔵庫で1・2時間おいておけば固まるのであとは普通に食すのみ。
これで簡単お手軽にR-1ヨーグルトを増やすことに成功した。
R-1を自家製で作るメリット
市販のものを買うと150円するが自家製なら断然安い!
ヨーグルトメーカーで増やせば量が10倍くらいになるからとってもお得!
冬場はインフルエンザや風邪なが猛威をふるい、色々と気を使わなければいけない時期だが、R-1ヨーグルトを食べていれば外でウイルスをもらっても免疫力がアップさせることによって侵入を防いでくれることだろう。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところを挙げていこう。
本体デザインと操作性に古さを感じる
機能は優秀だが、デザインは無骨であり、液晶表示も控えめ。
ボタンの感度もやや鈍く、直感的な操作とは言い難い。加えて、表示が角度によって見づらい点もマイナス。機能性が優れているだけに、この古臭さが余計に目立つ。キッチンにおしゃれさを求める層には刺さらないだろう。
容器・付属品の耐久性に不安あり
専用容器やスプーンは軽く、耐久性に乏しい印象を受ける。
繰り返しの使用で変形や変色が発生する可能性もあるため、長く使いたい場合はガラス製容器の導入を検討すべきだ。コストカットが見える部分であり、惜しい点である。
ニオイ移りが発生する場合がある
甘酒や塩麹など、香りの強い発酵物を連続で作ると、本体内やふたにニオイが残る。
次回の仕込みに影響が出る場合もあり、こまめな洗浄や乾燥が必要になる。発酵は繊細な作業であるため、香りの混在は致命的になりかねない。
1台で複数用途をこなす人は、ニオイ管理にも気を使う必要がある。
まとめ
こんな人におすすめ!
- 健康志向で毎日ヨーグルトや甘酒を摂っている人
- 忙しくても「手間なく」自炊・菌活したい人
- 家計を節約しつつ、食の安全にこだわりたい人
「KYM-014」は、発酵をもっと自由に、もっと簡単にしてくれる優秀な調理家電である。温度・時間の柔軟な設定、牛乳パック対応の手軽さ、そして発酵食品を量産できるコストパフォーマンス。これらすべてが、日常生活の質を一段引き上げる。「健康になりたい」「節約したい」「でも手間はかけたくない」
──そんな矛盾を、「KYM-014」はすべて解決してしまう。本気で菌活を始めたい人はもちろん、発酵に興味がある程度のライトユーザーにも強く推奨できる製品である。唯一無二の機能性と扱いやすさで、キッチンの主役になり得る存在だ!

手間なく、賢く、発酵生活。「KYM-014」は、ズボラでも続けられる健康革命の入り口である。