

ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミはオールディーズは好きかい?
なあ、最近の音楽もいいけど、昔の曲とかもいいもんないかな?


ほほう、例えば何を聴きたいんじゃ?
ドゥー・ワップなんてどうだ?


それなら「ドゥー・ワップ・ナゲッツ」がいいのじゃ!
あの山下達郎が監修しているCDなんじゃぞ!
マジかよ、やっぱ時代を超えるオールディーズもいいのがあるんだな。

\ ココがポイント!/

「ドゥー・ワップ・ナゲッツ 」は山下達郎が監修・選曲・解説を手掛けたドゥー・ワップの名曲集なのじゃ!!
彼のコンサート(2008~2017年)の入場BGMとして使用された楽曲から厳選されており、ドゥー・ワップの魅力を存分に味わえる一枚となっている。収録曲はほぼ全曲が日本初CD化であり、音楽ファンにとって貴重なコレクションとなるだろう。このアルバムを聴くことで、日常生活に新たな彩りと豊かさをもたらし、音楽の持つ時代を超えた魅力を再認識できるはずだ。
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
山下達郎選曲の珠玉のドゥーワップ!!

「ドゥーワップ」
その名を聞いてちゃんと音楽を思い浮かべられた人はどれだけいるだろう。
ハモネプみたいな音楽といえばある程度の年代の人にはピンとくるだろう。
それでもわからなければゴスペラーズみたいな音楽といえば完璧に理解していただけると思う。
日本のドゥーワップの第一人者といえば山下達郎だろうが、達郎氏が自身のコンサートで幕入りの時に流しているドゥーワップの楽曲の数々をCD化したものである。
山下達郎自身も「オン・ザ・ストリートコーナー」というドゥーワップしか収録していないアルバムを3枚リリースしていて、今回のアルバムはその中の元ネタも詰まっているお得なアルバムと言えよう。
「オン・ザ・ストリートコーナー」が好きな人はこの「ドゥーワップ・ナゲッツ」も合わせて聞いてみると、よりそれぞれの楽曲の魅力を検証することができるだろう。
最近のブラック・ミュージックの趨勢ではやっぱりラップなどが流行っているのだろうが、機材を殆ど使わずに自らの声だけで音楽をするという「ドゥーワップ」の姿勢を改めて楽しんでみるというのも面白いと思う。
良いところ
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | デザリー~ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.1 |
監修・選曲・解説 | 山下達郎 |
発売日 | 2018年8月8日 |
レーベル | ワーナーミュージック・ジャパン |
価格 | ¥2,037(税込) |
収録曲数 | 25曲 |
特徴 | 山下達郎のコンサート入場BGMから厳選、ほぼ全曲日本初CD化、歌詞付き |
では以下に良いところを挙げていこう!
山下達郎の情熱が詰まった選曲
山下達郎が自身のコンサート入場BGMとして使用した楽曲から厳選された本作は、彼の音楽に対する深い愛情と知識が反映されている。ドゥー・ワップの魅力を再発見するには最適な一枚であり、彼の解説も含まれているため、楽曲の背景や魅力をより深く理解できる。
貴重な楽曲の日本初CD化
収録曲のほとんどが日本初CD化となっており、これまで入手困難だったドゥー・ワップの名曲を手軽に楽しむことができる。音楽ファンにとっては、コレクションとしての価値も高い。
日常生活に彩りを添えるサウンド
50年代のドゥー・ワップは、現代の音楽とは異なる独特のハーモニーとリズムが特徴である。
このアルバムを聴くことで、日常のBGMとして新鮮な気分を味わうことができ、生活に豊かな音楽的風景を添える。朝の目覚めやカフェタイム、夜のリラックスタイムなど、どんなシーンにも自然に溶け込むサウンドであり、「ただ聴くだけ」で日常がちょっと楽しく、優雅になるのだ。
どこか手作り感というか、温かみがあって、歌の本質を楽しめるような内容になっているのでどなたでも楽しめる一枚になっていることだろう。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところ挙げていこう。
音質はオリジナルに忠実ゆえ、現代基準では荒さも
リマスターは施されているものの、録音当時の音源のため、音質にノイズやレンジの狭さを感じる場面がある。高音質に慣れているリスナーには、やや物足りなさを覚えるかもしれない。
楽曲のジャンルに偏りがある
本作はドゥー・ワップに特化した内容であり、幅広いジャンルを求めるリスナーには不向きだろう。特にテンポの遅いバラード調が多く、ノリの良い曲を期待すると拍子抜けする。
初心者にはマニアックに感じる可能性
山下達郎ファンやドゥー・ワップマニアには堪らない選曲だが、ポップスやJ-POPしか聴いたことがない層には、ややハードルが高く感じられる。歌詞も英語であり、内容を掴むには一工夫が必要だ。
そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- 昭和レトロやヴィンテージ音楽が好きな人
- 山下達郎やシティポップを愛する音楽ファン
- 一風変わったBGMで日常を彩りたいライフスタイル重視派
『ドゥー・ワップ・ナゲッツ』は、山下達郎という音楽職人が選び抜いた“音楽の宝石箱”である。
収録された25曲は、1950年代のドゥー・ワップ黄金期を象徴するような珠玉のナンバーばかり。日本初CD化の音源が多く、音楽マニアにとってはコレクターズアイテムともいえる。
音楽そのものにストーリーがある。それぞれの曲が、時代を越えてリスナーの心に語りかけてくるのだ。現代のEDMやシンセ・ポップとは一線を画す生々しく温かいハーモニーは、日常に“懐かしくも新しい風”を吹き込んでくれる。
音楽をただ流すのではなく、“聴く”という体験に立ち返りたい人にこそ、手に取ってほしい一枚だ。

古き良きドゥー・ワップに耳を傾ければ、わしらが忘れていた大切な何かに出会えるのじゃ!