

ちわ!おいさんじゃ!キミは千葉は好きかい?
今回は開運吉方旅行の【千葉編】第6弾じゃ!
今回はどこだっけ?
鴨川か?


いや、ここは鴨川の先の御宿じゃ。
おんじゅくってなにがあるんでしゅか?


外はすごい波でいっぱいだよ?
なんだかんだ一日中すごい波の音だったな。


ううむ、ここはサーファーたちの聖地なんだろうな。
でも今日はこれから伊豆熱川にも行かなくちゃけないし、パーッと観光名所を巡っていこう。
それでは!の今回は御宿を紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
洲埼灯台でおサイフを落としたよ、という話(*´ω`*)
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【千葉/伊豆・吉方旅行5】YOSHIKIの地元でやらかした⁉安房国一宮の悲劇と野島埼灯台の絶景!
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月の沙漠を歩いてみたら


さて、このうるさい御宿の海岸線で一夜明けた。

昨日は結局大浴場で風呂に入ったからこの備え付けのバスにははいらなかったな。

外を見るともう日が高い。なにげに本日のベストショットだぞ。

ベランダからの御宿の波はこの日も高そうだ。
・・・それにしてもホントにうるさいな。御宿の波は。
なかなか豪華な朝食


この宿は今回の旅で初めての朝食付きということで、おいしそうなバイキングの中から食べたいものを選んで食べる。

このソーセージなんかもおいしそう。


ここは女性客を意識しているのかサラダも充実している。

あ!あそこにご飯がある。納豆もあるから納豆ご飯にして食べよう。

さて、真ん中の席が空いているからここにしよう。

さあ!食うぞ!
普段は朝飯なんかほとんど食わないこのわしが、こういう時は意地汚さを前回にしてバイキングのメシを楽しむ。
育ちの悪さがモロに出ているな。


うるさいわいっ!
こういうところに来たら食ったもんがちなのよ。
ポポポ!


ポコちゃんもう食べたんでしゅか?!
・・・もうおかわりに行ったよお~


あいつ、おかわり3杯目だってよ。
5杯目じゃ。


このホテル一体どんな客層が泊まっているのかしら?と周りを見渡してみると、そこそこ年配のお客さん。
特に女性客がチラホラ見て取れるのが伺えた。
けっこう人気あんのかな?


まあ、金額の割には豪華じゃからな。


さて、メシも住んだことだし、時間もあるので大浴場の方にやってくる。
ここは露天とかはないんだけど、その代わりに大きなジェットバスみたいなのが着いていて、ステンドグラスの輝きが不思議な雰囲気を醸し出しているお風呂だった。


このホテルはしかしホントに内装がキレイだ。
今まで旅してきて泊まった格安素泊まりホテルでここがピカイチでキレイ。

部屋に帰ってくると窓からなんとも言えない日差しが中に入ってきていた。

サヤンテラスか・・・
この炎みたいなロゴもかっこいい。

幻想水滸伝3の「真の炎の紋章」みたいだよね!
しらねーよ。



さて、チェックアウトを済ませ、目の前の砂浜を歩いていく。

さて駅のほうへ歩いて行こうと思ったら、昨日泊まっていた部屋の真ん前にテントが貼ってあったw

覗くとどうやら外国人さんがここで一夜を明かしたらしい。
それにしてもここは気持ちいいなあ・・・昨日泊まっていた部屋はどれかしら?


この日はやっぱり波も高く、サーファーさんたちが元気よく海に乗り出してはこちらに戻ってくるを繰り返していた。
それにしても海岸線に打ち上げられている海藻の臭さよ。
生ゴミみたいに蝿がたかっているぞ。
ONJUKUマークと月の沙漠

しばらく歩いていると変なものを見つけた。
これに似たものは以前、山中温泉を歩いていた時もこんなものを見かけたな。

こうして見てみるとなかなか景観がいいけど、こういうのって今流行ってるのかしら?
なんもないタダの海がこうしたオブジェがあるだけでオシャレに見えるから不思議だw

さて、またしてもこの砂浜を歩いていく。
歩いているとわかるけど、ここ御宿の砂浜はかなり広いということがよくわかる。
ん?なんだあれ?


すると、いきなり謎の銅像が現れた。

よく見るとラクダだ。
ラクダに乗っている人たち。これは一体何だろう?

足元を見てみると「月の沙漠」と書かれた石碑があった。

そうか。
ここは大正時代の詩人・加藤まさをが作った童謡「月の沙漠」がここ御宿で生まれたことを記念しているらしい。その記念碑と歌詞を刻んだ三日月の碑がある。

これが三日月の碑。なんとも趣のある石碑だ。
ほーん、変な海岸だな。


こうして引いて見るとなんとなくこの海岸が沙漠に見えるから不思議だw
きっとこういうところから「月の沙漠」の着想を得たんだね。

奥に見える海さえなかったらなあ・・・

さて、そんな海の沙漠をオシャレに舗装された道沿いに歩いていると・・・

月の沙漠記念館というものが見えてきた。
しかし、この日は休館日。

もう何も見るもんがなくなっちまった。
どこへいこうかと空を見上げると、上にもちゃんと「月の沙漠」が。


へえ・・・ここ御宿はアカプルコと姉妹都市かなにかを結んでいるのか・・・
たしかにちょっとここらへんは外国っぽい雰囲気があるかもw

さて、涼し気な観光案内所のおみやげコーナーで時間を潰しつつ列車の時刻なので次の場所へむかうとするか・・・
月の沙漠の奇跡


ここ御宿からはなんと東京駅までの直通の特急が出ているというので、これに乗っていれば2時間以内に東京についてしまう。あとはそこから伊豆の踊り子号に乗り換えて伊豆熱川を目指す。
電車にしばらく乗っていると、わしのスマホの着信が入った。
電車の中で、しかも人がギュウギュウに詰め込まれた状態なので切ろうかとおもったのだが、見ると昨日電話した館山駅前の観光案内所からだった。
慌てて電話にでると昨日窓口で対応してくれたお姉さんが電話をしてきてくれ、話によると、なんとわしのサイフを見つかったのだという!

そう、懸命な読者にはもうおわかりのことだろう。
洲埼灯台の麓で自転車を止め、灯台を見に行ったとき、どうやらわしはサイフを落としていたらしい。

あ、あそこか!
そして親切にも洲埼灯台のお店を営むおばあちゃんが、店の目の前に落ちていたサイフを見つけたのだという。
中を開けてみると観光案内所で借りたレンタサイクルの半券が出てきたので、そちらに問い合わせて、次にお姉さんがわしに電話をかけてきてくれたのだ・・・
マジか!こんな奇跡ってあるのかよ!
お姉さんに拾ったおばあちゃんのお店の電話番号を聞き、お礼を言って教えてもらったお店に連絡をする。
電話に出てきたおばあちゃんはまだ手元にサイフを持っていると言う。本当は自分が実際に会って取りに行きたいのだが、もう反対方向の電車に乗ってしまった後だ。
だからお手数だがそれを館山市の警察署に持っていってもらうことを電話越しにお願いした(大変申し訳無い)
ばあちゃんに迷惑かけやがって!

警察署には先日遺失物届けを出しているので、後日警察から連絡があって間違いないようならサイフが郵送で届くはずである。電話を切って、大きなため息をつく。
マジか~!よかった〜〜〜!(´;ω;`)
わしの日頃の行いがいいのか、それとも安房神社の神様に願いが通じたのか、無事サイフは見つかった!

よかったでしゅね!
よかったな!


ああ……ホントによかった。
涙が溢れそうだった。
いや、これは昨日お参りした安房神社の天太玉命のご加護かもしれん!
嬉しい知らせのおかげで、なんとなく気分が良くなってきた。今日は良い一日になりそうだ!
昨日まで死んだ目をしながら晩メシを食ってたもんな。


たしかにきのうの「ばんごはん」はおいしゃんだけ「おつや」みたいだったでしゅ。
当たり前だろっ!死んだ気にもなるわっ!


お!千葉ポートタワーが見えてきた!
あそこは昔行ったことがあるぞ!
これから向かう場所に新たな希望を抱きつつ、列車は東京駅へ向かうのだった・・・