

ちわわ、ちわ~!
君は占いは好きかい?
それは水晶玉子の本か?


2019年一発目はこの水晶玉子のオリエンタル占星術の本じゃ。
あれ?前も紹介しなかったっけ?


いや、今回で初めてじゃ。
というのも前のものは買ってはいるけど、このブログで紹介するのはこれが初めてじゃ。
今回紹介するものはそのライト版じゃな。
ライト版?

\ ココがポイント!/

『相性も運も引き寄せる!すごいオリエンタル占星術』は、精密な分類と年・月・日の運勢解読を可能にする一冊なのじゃ!!
特に注目すべきは「本命宿」「相性宿」「運命のサイクル」の三本柱で、それぞれが詳細に解説されており、占い初心者でも自分と他人との関係性を理解しやすい構成になっている。
また、2024〜2025年の年間運勢も記載されており、実用性の高いガイドブックとしても機能する。内容は女性向けに見えるが、実際には年齢性別を問わず役立つ普遍性を持つ。
信じる信じないにかかわらず、自分を客観視する鏡として読む価値は大いにあるだろう。
すごいオリエンタル占星術
すごい。
すごいってナニがすごいんだ?

すごいってナニがすごいんだ?
本書を手に取りながら一人本屋で考えてしまった。
中身をペラペラめくると、以前買ったオリエンタル占星術の本に比べて格段に読みやすく口当たりもライトであるw
そうか、今回はこんなふうにわかりやすく占いを押してくるのか……
ページをめくりつつ、自分の宿である「鬼宿」のページに目を止めた。
非常に27宿別にざっくりとその宿がどんな星でどのように考え、今後どんな運勢なのかが書かれている。

例えばわしの宿である鬼宿のページを開いてみると…
鬼宿
人や物事を育てる、マイペースな変人。
【特徴】
物よりも心を重視する
心のツボが人とは違う個性派
頼られると損得勘定抜きで人に尽くすお人好し
自由を求め、方にはまらない好奇心の強い勉強家。
ハハハ・・・!
当たってんじゃん!

こうした文章のあとに「基本性格と運命」「開運のポイント」「ライフスタイル」「恋愛するなら」「仕事するなら」「仲良くするなら」と各項目が分けられていて、それを見ていけばその宿の人にどのように接すればいいかがわかりやすく整理されている。
こうしたところを参考に苦手な上司との付き合い方や、付き合い始めた恋人どのように接するかを考える際にはとても参考になりそうであるw
そして、「恋愛するなら」の項目を見れば気になる異性へのアプローチの仕方も学べるし、付き合って行く際のアドバイスもしっかり盛り込まれている。
以前読んだ水晶玉子のオリエンタル占星術の本に比べて文字も大きいし、文章のレイアウトもしっかりとしているので見やすく、自分が調べたい宿の調べたい部分をすぐに見つけ出すことが出来て便利だ。

占いをコミュニケーションのツールに
ここまで詳細にまたわかりやすい本をそのまま家で一人で読んでいてはおもしろくない。
どうせならやはりこうした本は飲み会などのコミュニケーションツールをして使えば盛り上がることも間違いないだろう。
苦手な上司や密かに狙っている異性などを占ってあげて、そうした人たちとの今後の付き合い方の指針にするもいいし、自分自身を占って考え方の指針にしてもいい。
いろんな使い方のあるオリエンタル占星術。
これはそこらへんの占いとまた一つ違うおもしろい占いの本だと言えるだろう。
良いところ
あらすじ
本書は日本で圧倒的な支持を得る占術家・水晶玉子による「オリエンタル占星術」の最新版である。
東洋の宿曜経をベースに、そこへ西洋の占星術や数秘術の要素を掛け合わせた独自理論により、人間の本質と運勢を多角的に解き明かしている。
読者は自分の生年月日から「本命宿」と「分類」を割り出し、恋愛・結婚・仕事・人間関係における相性や運気の流れを知ることができる。また各宿ごとの性格・相性・ラッキーカラーや開運方法も詳細に解説されており、実用的なアドバイスに満ちている。
さらに、巻末には2024年〜2025年の年間運勢も網羅されており、単なる性格診断にとどまらず、未来を計画するためのガイドブックとしても活用可能である。
読み進めるごとに、「占い」というより「人間理解の道具」としての深みを感じる構成である。
では以下に良いところを挙げていこう!
本命宿と相性の精度が高い
自分と他者の「宿」を基軸に関係性を分析する方法は、的中率の高さに定評がある。
恋愛やビジネスにおける人間関係に悩む読者にとって、相手との相性や距離感を見直すきっかけになるだろう。単なる性格診断ではなく、「どのように付き合うべきか」まで提案されている点が秀逸だ。
未来予測に使える年間運勢付き
本書には2024〜2025年の運勢が宿別に掲載されており、これが実に実用的だ。
単なる一過性の占いではなく、スケジュールの計画や行動戦略にも反映できる情報が得られる。運気の波を「知る」「乗る」ことの重要性を説いており、自分のリズムを見失わないための羅針盤になり得る。
説明が丁寧で初心者に優しい
難解になりがちな占星術の理論も図表とイラストを交えて親しみやすく説明されている。
占いに不慣れな読者でも安心して読み進められ、読み終える頃には自然と「宿の見方」が理解できるよう構成されている。章立ても明確で、見たい部分にすぐアクセスできる利便性も高い。
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところ挙げていこう。
具体例がやや少ない
全体的な解説は丁寧だが、読者の生活により結びつくような「リアルなエピソード」やケーススタディがもう少し欲しかった。抽象的な内容が続くと、現実との距離感が出てしまう。
ボリュームが多く読了に時間がかかる
各宿・分類・運勢・相性などを網羅しているため、非常に情報量が多い。じっくり読み込む必要があり、軽く読みたい読者にはややハードルが高いかもしれない。
全体に女性向けのデザイン・言葉選び
レイアウトや語り口にやや女性向けの印象が強く、男性読者はやや照れくささを感じる可能性がある。占いの内容自体はユニセックスなので、装丁にもう少し中立性があればなお良かった。
そこらへんは好みだろうけど、気にならないヤツは気にならないだろうな。

まとめ
こんな人におすすめ!
- 恋愛・仕事・人間関係の相性に悩んでいる人
- 自分の運気やバイオリズムを知りたい人
- 東洋×西洋の占術を総合的に学んでみたい人
『すごいオリエンタル占星術』は単なる占いを超えた「人生のナビゲーションツール」である。膨大な情報を分かりやすく整理し、読者が自分の宿命・運気・人間関係に対してより深く理解できるよう導いてくれる。
相性診断だけでなく、未来の運勢や行動指針を含めたトータルなガイドとなっている点が秀逸で、初心者から占術マニアまで幅広く満足できる一冊だ。
時間をかけてじっくり読み込み、自分の「宿命」と対話する機会として手元に置いておく価値は十分にあるだろう。

自分という謎を解く鍵は案外“星の宿り”に隠されておるものなのじゃ。
信じるも信じぬも、おぬし次第じゃ。