

ちわわ、ちわ〜!
汚れは見えるものだけではない。眼鏡、アクセサリー、時計のバンド、歯の矯正器具……表面はキレイに見えても、実は皮脂やホコリ、細菌がびっしりと付着している。
そんな“目に見えない汚れ”に戦いを挑むのが、ツインバードの超音波洗浄器なのじゃ!
いきなりどうした?


吾輩は今回始めて超音波洗浄機を買ったのじゃ!
超音波洗浄機ぃ?


超音波洗浄機は、超音波の微細振動で水を共鳴させ、人の手では届かないミクロの隙間に入り込んで汚れを落とすというもの。
今回はそんなツインバードの「超音波洗浄機」について語っていくぞ!
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
高級感もあってかなり強力な超音波洗浄器

メガネの洗浄機を買いたい。
という思いで、なにか良いものはないかと探していたら愛読している「家電批評(MONOQLO?)」にこちらの商品が掲載されていて購入に踏み切った。
お値段およそ4400円ほど。
とお値段の割にはそこそこ見た目もしっかりしている。

箱の中身とスペックはこんなかんじ。
型番 | 247465 |
梱包サイズ | 32.8 x 17.5 x 17 cm |
素材 | プラスチック |
電源 | 交流式 |
梱包重量 | 1.12 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
お手入れ | 本体が汚れた場合は柔らかい布で拭いてください。 |
メーカー保証 | メーカー保証1年。購入日がわかるものをご用意ください。 |
商品重量 | 1.83 ポンド |

付属品として珍しいものにこんなものもある。

これは時計やブレスレットの洗浄に使うための台座付き。
パッと見ひし形の装飾が高級感があってそこらへんの安物の超音波洗浄器とは違うのがわかるだろう。
では、実際の効果のほどはどうなのか?

検証してみよう!
良いところ

では以下にまず良い点から挙げることにしよう。
想像以上の洗浄力
ツインバードの超音波洗浄器を初めて使うと、まずその洗浄力に驚かされる。
眼鏡の鼻パッドやフレームの隙間、指輪の裏側、時計のバンドの隙間……普通の洗浄では落ちない汚れが目に見えて水に浮いてくる。専用洗剤を使わなくても、水と超音波だけでこれほどまでに落ちるのかと感心せざるを得ない。
毎日使うものほど、その違いは歴然である。
使い方がシンプルで誰でも使える
操作は実に簡単で、水を入れてスイッチを押すだけ。
煩わしい設定やタイマー操作は不要で、機械に不慣れな人でも直感的に使える点は大きなメリットだ。
デザインも無駄がなく、洗面所やリビングに置いても違和感がない。

シンプルだが実用的な構造こそが、ツインバードの真骨頂なのじゃ!
幅広いアイテムに対応可能
眼鏡や時計以外にも、アクセサリー、入れ歯、カミソリの刃、マスクの金具など多種多様な小物に対応している。
特に金属やプラスチックなどの硬質素材には抜群の相性を見せ、皮脂や水垢もスッキリ落とす。
「これは超音波洗浄しても大丈夫か?」という疑問には、公式サイトに一覧表があるので安心。
対応素材を確認すれば、家の中のあらゆる“細かいもの”が洗浄対象になるのだ。
実際に使ってみて

説明書によると使う際は食器用洗剤を2、3適入れてよくかき混ぜてから使うのが良いらしい。

洗剤を混ぜてスイッチを入れる。
およそ5分ほどで洗浄は終わる。
洗浄後

洗浄後はこんなかんじ。レンズの見た目だけでもよく汚れが落ちてるのがわかる。
だが驚くのは洗浄後の水である。

ご覧いただくとわかるとおり、洗浄前は透き通ったキレイな水だったのに、洗浄後はメガネのつるや鼻あてにこびりついた脂がキレイに取れてかなり水が濁っているのがわかるだろう。
ココがポイント
メガネをみるとやはりレンズだけでなく、布などで汚れを拭いても手が届かない細部までキレイに汚れが落ちているのでこの超音波洗浄器がかなり優秀な商品であることが見て取れる。
ただ洗浄できる容器の大きさは大きくてもあくまでメガネくらいなので、プラモデルの洗浄用としては向かないだろう。

実際に使ってみてここまでキレイになるとは思わなかったのじゃ!
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では次に悪いところを挙げていこう。
頑固な汚れは落ちにくい
どれだけ優れた洗浄力でも、長年こびりついたサビや酸化は完全に落ちない。
特に放置されたジュエリーやくすんだ金属には効果が薄いこともある。そのため、“魔法のように新品になる”と期待するとガッカリする可能性もある。
定期的に使うことで最大の効果を発揮するタイプの製品だと言える。

汚れ落ちするのはあくまで皮脂などの油や泥汚れなどじゃ。
音と振動がやや気になる
稼働中は「ブーン」という低音の振動音が発生する。
夜間や静かな場所で使うと気になるレベルであり、アパートや寝室での使用には注意が必要だ。
また机に直接置くと微振動が響くため、下にタオルを敷くなどの対策も必要になる。

けっこううるさい音がするのじゃ。
水の入れ替え・排水が少し手間
悪い点は、使い終わった水をこぼして洗う際に、ボタンスイッチに水が入り込みそうで怖い点である。
使用後の水は毎回捨てる必要があるが、排水口がない構造のため、本体を持って水をこぼすような動作が必要となる。
こういった精密機械は電気ケトルなどもそうだが、ボタン部分の隙間に水が入って故障してしまうことが多いから、満水で運ぶとこぼしやすいため、慎重に扱う必要がある。
なので洗う際にうっかり水をボタン付近にこぼしてしまわないように気をつけなければならない。

これでわしのメガネもキレイになったのじゃ。
まとめ
記事のまとめ
- 眼鏡やアクセサリーを毎日使う人 → 見えない汚れまで落とし、肌荒れやくすみ対策にもなる。
- ガジェット・精密機器をキレイに保ちたい人 → イヤホン、時計、スマートウォッチのバンドにも使えて便利。
- ズボラだけど清潔は保ちたい人 → スイッチひとつでOK、ほったらかしでキレイになる。
ツインバードの超音波洗浄器は、「清潔」を簡単に、かつ確実に手に入れたい人にとって極めて有用な家電であった。
操作のシンプルさ、洗浄の確実性、そして対応アイテムの広さ。派手な機能こそないが、「あってよかった」と実感できる道具である。
一方で、頑固な汚れには過度な期待は禁物だし、音や水の処理にはちょっとした工夫も必要。
だが、それらの欠点を補って余りあるのが“日常がちょっと気持ちよくなる”体験であり、これこそが超音波洗浄器の真の価値だろう。

普段使いのメガネや装飾品をキレイに洗浄したいという人にはおすすめの製品なのじゃ!