

ちわわ、ちわ〜!
キミはトースターにこだわるかい?
トースター?
んなもんなんだっていいべ。


ところがまいけるよ、残念なお知らせじゃ。
なんだよ?


我が家のトースターが壊れたのじゃ。
なぁ〜にぃ〜〜〜?!


あのバルミューダを超えると噂される「シャープ ヘルシオ グリエ トースター レッド AX-H2-R」を紹介してみよう!
※この記事はドラねこが実際に自腹で買った製品をレビューする記事です。
「良いところは良い、悪いところは悪い」とプロダクトをしっかりレビューする内容となっており、記事を読みつつ「お、これは良いな、買ってみようかしらん?」と思っていただいた方だけリンク先から「ポチって」いただけたら幸いです。「お前には一銭の金も渡したくないんだよ、この水色ネコメガネが!!」という方は、読まずにブラウザバックをすることを推奨します。
過熱水蒸気がマジで半端ない
長いこと使っていたトースターが壊れた。
聞いてみるとオカンが結婚する前から家にあるものらしくご覧のとおりのまっ黒焦げ。
これまでこのトースターでパンを焼いたり冷凍ピザを焼いたり色々試してきたけど、これでもう限界。
仕方ないのでコロナの給付金で今回新しいトースターを買うことにした。
そこでわしが目につけたのが加水調理ができるトースター。
型番 | AX-H2-R |
梱包サイズ | 45.2 x 37.2 x 26.8 cm |
色 | レッド |
ワット数(W) | 1410 W |
電圧(V) | 100 ボルト |
梱包重量 | 7.56 キログラム |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
容量 | 0.04 L |
商品重量 | 6400 グラム |
これはあのバルミューダのトースターなどが、もちもちふわふわ食感のトーストブームに火をつけたことで有名だが、調べてみるとそのバルミューダのトースターも、美味しくは焼けるが物によると一年くらいで加水調理ができなくなる不良品が混じっているらしいとネットのレビューで散見したので、今回わしはあえて「あのバルミューダを凌ぐ!」と言われ大人気となったヘルシオの「グリエ トースター AX-H2-R」を買ってみることにしたのだった!

それではその「ヘルシオ グリエ トースターAX-H2-R」が実際にどのようなものだったか、詳しく語っていきたいと思う。
開封の儀
で開けてみるとこんな感じ。
箱にはしっかりと「加水蒸気によりしっかり脱油」と書かれていて、カロリーダウンが手軽にできるヘルシーなトースターであることが見て取れる。
良いところ
では以下に良い点を挙げていこう!
冷凍食品が劇的にウマくなる
横からと後ろから見ると意外と幅をとって前使っていたトースターよりも少しでかいことが見て取れる。
これは加水調理をするためのデフォルトの使用なのだろうか?
この機種最大の魅力は、「水で焼く」ウォーターオーブン方式を活かした加熱技術にある。
特に冷凍パンや揚げ物の“復活力”が群を抜いており、冷凍とは思えない外はカリッと、中はふっくらの食感を再現できる。
んで、本体上部にはこのように加水用の水タンクの使い方説明がちゃんと書かれている。
コンビニで買った唐揚げやスーパーの冷凍コロッケでさえ、まるで専門店の味に変貌する。
手抜き料理でも仕上がりはプロ級。これこそがヘルシオ グリエレンジの真骨頂である。
デザインがキッチンの主役になる
AX-HR2-Rの「レッド」は、いわゆる“調理家電の無機質さ”を覆す華やかさを持つ。
シャープらしい曲線美と発色の良さで、インテリアとしての存在感も申し分ない。人を呼んだ時の話題作りにもなり、料理をする気がなくても「置いておきたい」と思わせる力がある。
機能性とデザイン性の両立。それを家庭用レンジの価格帯で実現している点は、非常に評価が高い。
これがその水タンク部分。
外してみると、停止線の位置まで水を注ぐと、少しの水でどんな料理もできたての食感に焼き上げることができるようだ。
真正面からみるとこんな感じでルビーレッドのマットな色合いがなんとも可愛らしい。
こちらがボタン。
ココがポイント
焼き方は三種類
ボタンを押すたびに弱・中・強と三段階に切り替えられることで、調理品にあった火加減が調整できる仕組みになっている。
タイマーは最大15分。必ずしも水を入れて焼かなくても良いみたいだけど、お惣菜などをレンジではなくこのトースターで温め治す際は水を使うと便利であるようだ。
取り外し可能なトレー
下には取り外し可能なトレーがついている。
最近の新しいトースターのデザインとしてかゆいところに手が届く設計になっていて、こうしたお客さま目線でしっかりと作り込まれている点が素晴らしい。
ココがおすすめ
どのように素晴らしいかというと、このように引き出す構造によって、従来のトースターだと長年使ってい内にどうしても内部に落ちたパンくずや油などが貯まってしまい見た目が悪い。
だがこのトースターは、その都度下部のトレーを外して洗うことができるので少しめんどくさいかもしれないが、この点は衛生的。
ここらへんの目の付け所がやはりさすがにシャープであるw
トースターと電子レンジが一台に集約
内部はこんな感じで見た感じ普通のトースターなのだが、電子レンジとトースターをそれぞれ設置するスペースを持たないキッチン環境において、この機種は非常に強力である。
1台2役という合理性に加えて、グリル機能と電子レンジ機能を切り替えるのではなく「組み合わせて使う」ことが可能。
例えば、外側は焼き目をつけながら、内側はムラなく温めるという動作が、ワンタッチで実現する。
料理が苦手でも、「ボタンを押すだけ」で一流シェフのような食事を再現できるのが魅力だ。
中の網も実は2つ用意されていて、→の網が普通にパンなどを焼く際に使うもので、←の鉄板はお惣菜などを温める際に余分な油を受け止めるできる構造になっている。
実際に乗せるとこんなかんじ。
ココがおすすめ
ちなみにこの鉄板に専用の目玉焼きプレート(別売り)を乗せることでトーストとソーセージ、目玉焼きを同時に焼くことも可能なようだ。
これはすごい。
普通に朝の忙しい時間などにまとめて調理できる点は非常に便利であると言えるだろう。
レシピブック付き
本体には取り扱い説明書とともにもちろんレシピブックもついている。
こんなふうにトースターの焼き方とお惣菜の調理法。
冷蔵品を何分で温めるとベストになるかの早見表も掲載されている。
それでは実際に今回はトーストを作ってみよう!
実際に作ってみた
今回使うパンはこのどこにでも売ってる普通のパン。
ヤマザキの「ロイヤルブレッド」6枚切り。
さっそく中を開けてパンを放り込んでみる。
焼く時間は強火で4分半。
水タンクに水を入れてダイアルを回すと加熱が始まる。
「シュボ〜ボボボボボ〜」という音とともにすぐに前面ガラスに水滴がついてきた。
扉から煙が出ているがこれは水蒸気。
なんかトースターから普通に煙が出てくるって新鮮な光景だけど、決して火事にはなりませんので安心してくださいw
しばらくすると前面が真っ白になって内部が全く見えなくなってきた。
果たして本当にうまく焼けているのだろうか?心配になってきて一分たったころ・・・
焼き上がりのメロディとともにこんがりいい感じにパンが焼き上がった。
ダイソーのバターナイフ
んで、ここで便利なキッチンアイテムのご紹介。
今回改めて使うのはこのダイソーで売られているバターナイフ。
このバターナイフ、表面に凸凹がついているので非常にマーガリンがパンに塗りやすいと評判のナイフだというが、実際に塗れるのか試してみる。
こんがり焼き上がったパンの表面にマーガリンといちごジャムを塗っていく。
お味のほどは?
ぬりぬり・・・ぬりぬり・・・
ココがポイント
なるほど確かにこのナイフは塗りやすい!
ナイフに空いた凸凹がパンにしっかりとジャムを塗りつけてくれていい感じに均等に広がっていく。
そして肝心のトースターのお味は?

はむっ
むしゃむしゃ・・・
どうよ?


ううむ、うまいっ!
加水調理でパンがふっくらもちもちに焼き上がっていて、なんともみずみずしいできたての食感になっているわい!
ほんとかよ?

このパンは確かにうまい。
これがバルミューダに匹敵するふわふわもちもち食感のトーストなのか。
ただ個人的にはあんまりこうしたもちもちした食感が嫌いに人がいるかも知れないが、そうした人は水無しで焼くことをおすすめする。
ココがおすすめ
このトースターの他にも優れている点は前述したが買ってきたコロッケや唐揚げなどのお惣菜を温める際にも活躍する。
普通、買ってきた唐揚げをレンジでチンしただけではどうしてもブヨブヨになってしまい、冷めるとカチカチになって食べづらい。
パリパリのできたての食感にしようと思ったらレンジで500W20秒で温めて、その後トースターで焼けばできたてに近い食感にすることはできるが、このトースターならば水を入れてタイマーを回せばそれだけでできたての食感に加水調理ができてしまうのだ。
しかも余分な油を落としてカロリーを減らしてくれるので、ヘルシーで健康的w
気になった方はこちらからどうぞ
悪いところ
では以下に悪いところを挙げていこう。
サイズに対して容量が小さい
外観はやや大きめにも関わらず、庫内の有効スペースはそこまで広くない。
特にグリル皿を使う場合、一度に調理できる量には限界がある。
大家族向けには不向きで、2人暮らしや一人暮らし向けのサイズ感である。
慣れるまで操作に戸惑う
シンプルに見える操作パネルだが、グリルとレンジの組み合わせや温度調整にやや癖がある。
特にマニュアル加熱を多用したい人にとっては、説明書を何度か確認する必要が出てくる。
「直感操作」という面では改善の余地があり、最初は戸惑う人も多い。
レンジとしてだけ使うには割高感
グリル機能をフル活用すればコスパは抜群だが、電子レンジ機能だけを目当てに買うと割高である。
単純な温めだけなら1万円以下の電子レンジで事足りるため、“焼く+温める”を一緒に使う人に向いている。
価格に見合う満足度を得るには、この機種の多機能性を理解し、活用する姿勢が必要だ。
まとめ
記事のまとめ
- 冷凍食品やパンを“本気で美味しく食べたい”人
- キッチン家電を最小限にしたい一人暮らしや共働き世帯
- 見た目もこだわりたいおしゃれキッチン愛好者
ヘルシオ グリエレンジ AX-HR2-Rは、単なる調理家電の枠を超え、「食生活の質を一段階上げる装置」である。
冷凍食品の革命的な仕上がり、トーストや揚げ物の復活力、そしてボタンひとつで完成する美味しさ。これらは忙しい現代人にとって大きな価値だ。
その反面、容量の制限や操作の癖はあるものの、それを補って余りある魅力がこの赤い一台には詰まっている。
「手抜き料理を美味しく見せたい」「料理が苦手だけど、食事に妥協したくない」。
そんな思いを叶えるための、最強の“台所の相棒”といえるだろう。

“電子レンジ”という概念に革命を起こしたのが、この赤いヘルシオだったのじゃ!