ちわわ、ちわ~!
おいさんだよ!
今回はどこだ?
今回はいなかの風から伊那谷のキャンプ場に行くのじゃ。
もうそろそろ旅も終わりだな。
そうじゃ、今回でこの長い初めてのキャンプはこの記事で終わりじゃ。
それでは最後のキャンプ場を今回は紹介しよう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
いなかの風は最高だったよ!という話(*´ω`*)
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【ドラねこキャンプ12】ゆるキャン聖地巡礼も最後?!霊犬早太郎とこまくさの湯!
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さらば、いなかの風
いなかの風で一夜を明かした。
昨晩は雨も風もなく、快適な環境下で爆睡できた。
空も晴れ渡っているし、本日は絶好のキャンプ日和じゃ。
外には鯉のぼりが元気よく風にたなびいておるぞ。
南アルプスのきれいな山並みを眺めつつ、気持ちの良い朝を満喫する。
空にはキレイなひこうき雲が流れていく。
この日は本当に良い天気だなあ。
ここにはお世話になったのでそろそろお暇することにしよう。
次のキャンプ場へ向かうのだ。
ジビエ料理 鹿肉を食らう
しかし、次のキャンプ場へ行きたいと思っていたものの、まだチェックインには時間があるので仕方なく、近くの望岳荘と呼ばれるホテルに隣接されている「いろり」というお食事処で始めてジビエ料理をいただくことにした。
たぬきよ、ここはおいしいジビエ料理として鹿肉を食わしてくれるみたいだぞ。
ポポポ!
・・・しかし
な、なんだあ?
これが鹿肉か?これはなんというか・・・
・・・あんまりうまくないのう。
なんというか、臭みがあるわけじゃないんだけど、馴染みがないなあ。
甘辛いタレでごまかしてはいるけど・・・
もう一度食いたいか?と言われたら「もうけっこう。」
・・・という感じじゃな。
次のキャンプ場へのチェックインまでまだ時間があるので、お食事処でTVを見ながら3時間ほど時間を潰し、そろそろ飽きてきたぞ、というとこらへんで次の目的地へ向かうことにした。
近くに公園があるので、そこで1時間ほどまた時間をつぶすことにした。
なあ、こんなとこで時間潰してねえで、さっさと次のとこいきゃいいじゃねえか。
行きたいのは山々なんじゃが、チェックインの時間を3時に指定しているから、すぐには行けないのじゃ。
この公園からは南アルプスも見えるし、季節外れの桜が咲いていて、なんとも気持ちの良い季節であった。
信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ
さて、望岳荘から車で15分ほどで次のキャンプ地にたどり着いた。
しかし観光する場所がないと、すぐに着いちまうなぁ。
すぐ着いちまうって言ったって、ここまで来るのにすごいデコボコ道で大変だったぞ!
ここ伊那谷キャンパーズヴィレッジは、最近良くキャンプの本などに「とても良いキャンプ場」として紹介されている人気のキャンプ場。
わしもここは色んな本で紹介されているのを知っているので、期待に胸を膨らませてここまでやってきたのであった。
果たして、伊那谷キャンパーズヴィレッジは噂通りの良いキャンプ場なのか・・・・・・?
まずここにやってきて面食らったのが、何やらツギハギだらけのバラックがそこら中に建ててあるということである。
なんじゃ?
この汚い小屋たちは。
なんか汚らしい雰囲気だな。
これがキャンプ場?普通のあばら家じゃねーか。
いなかの風とは大違いだぜ。
あっちにキャンパーズヴィレッジとかかれているでしゅ。
それよりも「馬はここにつないでね」の文字の方が気になるぞ?
サイトは手作り感満載
一段上に上がった場所にはこのような開けた場所が。
なんか家の中のいらないものをテキトーに置いたようなものがたくさん並んでいる。
なんか情緒もへったくれもないな。
一応受付みたいなところはあるのだが、人は一人もいない。
隣にはクラフトハウスという、なにやらワークショップか何かを行う場所があった。
ミニミニショップって書かれてるぞ?
見てみるのじゃ。
中には何やら古めかしいジュースを冷やす冷蔵庫と何故かサンタクロースの置物が。
なんでサンタしゃんなんでしゅか?
一応、キャンプで使うものが色々置いてあった。
一応、キャンプで使うものには困らないようじゃな。
必要なものはここで買えるようになっているのか。
しかしどこを探しても管理人さんも一人もいない。
一応、今日チェックインすることは知らせてあるはずなんだけど、人っ子一人いないとはどういうことだ?
色んな場所を見て回るのだが、それらしき人影はまったく見えない。
きっとこういう場所は夏休みなどの家族キャンプには大人気なのだろう。
だが今は人がいないので、少し寂しいだけである。
こどもの隠れ家・・・?
どうやら子供連れの家族でも楽しめるような配慮が至るところでなされているようじゃな。
風呂場・シャワーもあり
そしてここは風呂もあるみたいなのだが、残念ながらかけ流しではなく、お金を払って頼めばいれてくれるタイプの浴槽のようだ。
ちなみにシャワー室もつけられているので、こちらで十分という人にはこっちの方がいいかもしれない。
う〜〜〜〜ん、しかし困ったなあ。
どこを探しても管理人の姿が形も見えないぞ?
どっかに呼び出しベルでもあるんじゃね?
そう思って受付の辺りを探していると・・・
「ご用のある方はお電話ください」との文字が・・・
で、電話って言ってもどこに受話器があるんじゃ?
・・・あ、これか!
見るとなんとも古びたピンクの電話が備え付けられている。
どうやらこのキャンプ場ではこれを内線にして使っているようだ。
電話をかけて待つこと10分。
奥からやってきた管理人さんのおかげでやっとチェックインできた。
どうやら奥の林で作業していたらしい。
なるべく「大きくサイトを使ってほしい」とのことなので、ではさっそくどこにテントを設営するか場所を決めることにする。
感染症対策なんだろうな
色々と見て回って見ているも、いまいちパッとしないサイトばかり・・・
ちなみに宿泊料はソロで2500円じゃ。
やっとここならという場所を見つけて、テントを設営してここで2日野営をすることに決めた。
お天気アプリを見てみたら今夜から天候が崩れて雨が降り始めるみたいだから、この時間からタープも張るぞ!
タープ張るなんて久しぶりなんじゃないか?
今回の旅は運が良いことに10日間天候に恵まれていたから、ここまでほとんどタープを張らずにすんだのじゃ。
さて、この日の晩飯は買ってきたハンバーグをスパゲティミートソースにぶち込んで食べることにしよう。
日も暮れて焚き火の用意をする。
・・・思えばここまでの旅は長かった。
わしの旅の中で12日という日数は最長で、しかもそれが全部キャンプというのが前代未聞であった。
いやあ、正直キャンプ場といえど、慣れぬ野宿は辛かったわい。
慣れねーことをするからだよ。
高速道路を使って旅をするのも初めてだったし、キャンプも今回が初めてであった。
そんな今回の旅は正直言ってキツかった・・・かなりキツかった。
かなり自身過酷な目に合いながらの旅ではあったものの、なんとか死物狂いで日々を「生き抜く」という感じの旅であった。
そんなことを焚き火を見つめながら考えていたら、ふと見上げると空には光々と光る月が浮かんでいた。
この日、これから天候が崩れて雨が降るなんて予想できないほど、キレイな満月であった。
この日の移動距離は87kmと100kmを切っているけど、ここで2日を過ごすからこれの二倍の距離がここでの吉方位ポイントになるだろう。
キャンパーズヴィレッジ 二日目
朝起きてみたら天気予報のとおりこの日は少し雨模様で、シトつく天気の中、まだ早いうちからせっかくなのでサイト全体を見て回ることにした。
初めての2日続けての連泊なんだけど、意外とやることないからヒマなんだよなあ〜
この道を通って昨日はこのキャンプ場にやってきたのだ。
近くのサイトにはこの先に流れている小川で釣りをするためにやってきたキャンパーがテントを設営していた。
釣りもできるんだな、ここは。
そうこうしている間にくもり空だった空模様が本格的に雨模様になってきた。
う〜ん、本格的に降ってきたのじゃ。
急いでタープの下に戻るのじゃ!
初日に張っただけで今回の旅でほとんど活躍しなかったキャプテンスタッグの「オルディナ ヘキサタープ」が、このとき初めて役に立った。
このあとずっとしとしと雨が降り注ぐ中、焚き火の火を見つめながら時間をつぶすゆっくりとした時間が流れることになった。
ここまでの旅で毎日酷使して使ってきたキャプテンスタッグの「V型スマートグリル」もここで終わり。
これをずっと使ってきたけど、使い続けていくとこのグリルにも不満点が色々見つかってくるものである。
まずV型なので薪の量が少なくてすむのはいいのだが、グリルに入れるには薪を小さく切りそろえないと入れられないのが非常に面倒であること。
そしてバンバン燃やしていると、底に灰がどんどん貯まるのもいただけないw
これが邪魔なんだよねえ・・・
薪を大量に使わないですむのはいいのだが、今日みたいに寒い日に暖を取りたい場合は、ガンガン燃やして温まりたいのに薪をボンボン燃やせないので、寒い日には使いづらい。
ただ良いこともあって、灰がほとんど下に落ちないので直火禁止で焚き火をする際には焚き火シートを利用しなければならないサイトには、シートなしでも利用することができるだろう。
というわけで、この日は夜も遅くなってくると寒さが増してきたので、晩ごはんはおでんを食べることにしたw
熱々のおでんがうまい!
うまさが胃に染みる!
ホクホクしておいしいでしゅ!
これが最後の晩餐か。
なんとも思い出深いメシになりそうだぜ。
Map
旅を終えて
それではここまでの吉方旅行の移動距離を合計していこう。
PICA表富士からパインウッドオートキャンプ場の東北までは
- PICA表富士…95km
- YMCA…91km
- 朝霧ジャンボリー…89km
- ふもとっぱら…91km
- 四尾連湖…98km
- パインウッド…122km
移動距離は住んでる家から直線距離で計るんだよな?
そうじゃ!
なので全部で合計586kmになるのじゃ。
合計した距離に三倍吉なので×3をすると全部で1758pt!になる
- 高ボッチ…142km
- しだれ栗…133km
- いなかの風…91km
- ACN伊那谷…87km×2日
で、540kmなのじゃ!
高ボッチからACNまでの北はこのとき二倍だから×2なので1080pt!
この2つを合わせると2838ptということになる!
これはかなりの吉方位ポイントなのじゃ!
すごいポイント数でしゅね!
これでわしも幸運体質!
旅行した月から数えて4ヶ月・7ヶ月・10ヶ月後に強い吉方位効果を実感することになるぞ!
本当かよ?
こうして吾輩の初めての吉方位キャンプは12日間で終了した。
翌日はあいにくの雨で、だんだん強まっていく雨足の中、這々の体でテントとタープを素早くたたみ、4時間かけて家路に着いた。
最後はちょっと大変だったけど、初めてのキャンプでしかも11泊という過酷な旅を無事終えることができたのでそれだけでもよかった。
さて、ではこの吉方位キャンプで吾輩が実際に幸運体質になったのかどうか?
それは後日総集編でいくつかエピソードを交えてお話することにしよう!