ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
君はキャンプを愛してるかい?
今回はどこだ?
そろそろこの旅も、もう終わりに近づいてきてるだろ?
そうじゃな。
思えば初めてのキャンプで富士宮に来て以来もうすでに9日目。
そろそろ家が恋しくなってきたのう。
じゃあ、もう家に帰えんのか?
今回を含めてもう一つ、訪れてみたいキャンプ場があるのじゃが、この旅も残すところあと3日じゃ。
今回はそんな中でも一番雰囲気の良いキャンプ場を訪れてみるぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
しだれ栗森林公園キャンプ場で山火事にあったよ?!という話(*´ω`*)
-
【ドラねこキャンプ11】浸かるな危険?!あわや大惨事と化したローマ式温泉とキャンプ場の「事件」
続きを見る
さらば、しだれ栗森林公園キャンプ場
ドラねこキャンプ・9日目。
しだれ栗森林公園キャンプ場の夜が明けた。
朝早く車を見てみると、屋根には薄く霜が積もっていた。
昨夜は夜がどれくらい寒かったのかこれでよく知れるというものである。
昨夜は森林公園の外では風が荒れ狂っていた印象だが、サイト内は静かでテントの中はあんまり寒くもなく、けっこう快適に眠れた。
朝早くからメシを作ると、早めにテントを畳んで、出発の準備を整える。
よーし、それでは本日の観光地へと向かうぞ!
こっから先、観光するとこなんかあんのかよ?
光前寺
車を走らせること一時間。
到着した場所は「ゆるキャン」でも登場した霊犬早太郎で知られる光前寺だ。
しだれ桜で有名とのことだが、吾輩が訪れたときはなにやら綿花みたいな桜が咲いていた。
光前寺と大きく書かれた看板の横には霊犬早太郎伝説としっかり書かれている。
はやたろうってなんでしゅか?
ここらへんには霊犬早太郎と呼ばれたかしこい「わんこ」がいたのじゃ。
ざっくりしてんなぁ。
ボク、犬怖いよう。
大丈夫じゃ、今は犬がいるわけじゃない。
その犬を祀った木像があるだけじゃ。
参道を歩いていると途中の社務所にゆるキャンでも登場した早太郎のおみくじが置いてある。
これが早太郎じゃ。
かわいいでしゅ。
でも高いから買わない。
・・・オニでしゅ。
なかなか立派な造りの山門をくぐり抜けると・・・
本堂へと続く階段が見えてくる。
せっかくなのでここで一枚。
本堂もこじんまりとした造りながらもけっこうしっかりとした木彫りが施されている。
この彫り物の立派なこと。
霊犬早太郎
中に入ると、志摩リンが見たように早太郎の木造が置いてある。
これが霊犬早太郎。
これは・・・
かなりゴツいでしゅ。
やっぱり怖いよう・・・
けっこうしっかりとした犬とともにパシャリ。
ドラマで紹介されたとおり、本堂の隣にはそんな霊犬の墓があるようだけど・・・
見るとたしかに早太郎のお墓がしっかりとあった。
けっこうシンプルな墓だったな。
わしらもこの犬のようにいつかは祀られたいものじゃ。
苔の古道と名付けられた道を横目に眺めつつ、光前寺を後にした。
Map
こまくさの湯
さて、光前寺から車で15分。
「こまくさの湯」にやってきた。
見ろ。
遠くに見える南アルプスがとてもきれいじゃ。
ホントだ。
ここからでもしっかりと見えるな。
ここは「ゆるキャン」でも出てきた温泉なのじゃ。
そうだったっけ?
ここは最近では「ゆるキャン」に登場したことで有名になった知る人ぞ知る温泉なのだ。
外観はドラマそっくりじゃ。
どんな湯なんかな?
ちょっと楽しみだぜ。
中はこんなかんじ。
ちょっと昭和レトロな哀愁を感じる造りである。
入湯料は700円。
この日は平日なのにけっこうな人で地元客で賑わっているようだった。
それでは脱衣場に向かうことにしよう。
中はこんなかんじ。
(引用 : こまくさの湯)
中の写真は撮れなかったけど浴室内の写真は内湯と露天の2つがある。
なかなか広くて気持ちの良い温泉だったのじゃ。
おゆがあったかいでしゅ。
特に露天は外に見える南アルプスの山並みが美しくてずっと入っていたいと思わせる温泉であった。
ここでリンちゃんも露天で疲れを癒やしたことだろう。
さて、風呂から上がったら休憩スペースでくつろごう。
志摩リンが座っていた場所は部屋の隅の和室スペースだが・・・
実際のスペースは多分ここらへんだろう。
よっこいしょ。
実際に座ってみるのじゃ。
ここらへんでリンちゃんはソースカツ丼のセットを食べていた。
ここはなんたってソースカツ丼が有名なんじゃよ。
前も一度福井で食ったよな。
ポポポ!
メッチャうまそうじゃん。
このこまくさの湯には入湯料とお食事のセット券があったりするのじゃ。
ポポポ〜・・・
うまそうに食っているな。
しかし、今回はソースカツ丼は食べないこととする。
ポポポ〜!
・・・・・・ポコちゃんがないてるでしゅ
何も食べることはないけど、実際にここらへんの雰囲気を感じ取りたいがためにここに来てみた
このときは外のテラスにテーブルが設置されていて、川を眺めながら食事を楽しめるスペースになっている。
食堂は意外と人がいないので案外のんびりできるスペースであった。
Map
キャンプファーム いなかの風
さて、温泉からここまで買い出しを済ませてやってきたのはキャンプファーム「いなかの風」
ここはかつて農家が棚田にしていた場所を、キャンプサイトに改造したという異色のキャンプ場である。
棚田のキャンプ場か・・・
どんなとこなのか楽しみだなw
「いなかの風」の真ん中には釣りもできる人工の溜池まであるという充実ぶり。
管理棟でお金を払うと釣り竿を借りられるのじゃ。
へえ、釣りもできんのか。
サイトを見回してみると、こんなかんじ。
おお、確かに棚田だ。
どこまでも田んぼが広がっていて、雰囲気はとっても牧歌的。
そしてなによりも気に入ったのは、この日は泊り客が少ないのかとても静か。
わしを含めて4、5組のお客さんがいるだけのサイトは、道路からも隔絶されているので非常に静かである。
いやぁ〜、いいな。
ホントに良いとこに来たなぁ。
ほんとに静かだな、ここ。
ふつうにきれいないなかってかんじでしゅ。
芝生がフカフカでキレイだよお。
さて、そんな牧歌的なサイトの一角にテントを設営することにしよう。
広げる荷物を置いて、
風をしのげる場所にとっととテントを設営。
完成じゃ!
さあ、くつろごうぞ!
ここまでくると、設営も時間がかからなくなってきたな。
慣れって素晴らしいのじゃw
ありがたいことにこのキャンプ場は今、キャンペーンをやっているらしく受付でチェックインを済ませると試供品のビールをもらったw
ありがたくいただくことにするのじゃ。
昼間っからビールとは豪勢だな
目の前には木があるけど、風が恐いのでここで十分。
サイトを散策していると中央の広場には南アルプスが一望できる。
左手に見えるのは炊事棟。
ここがかつて棚田であったということが嘘みたいに感じられるほど、よく整備されているキャンプ場である。
余分なものがホントないな。
いやぁ、この景色はホントすごいなあw
サイトは広々としているので、どこにでも泊まることができる。
とっても広々として気持ちよく、のんびりできるキャンプ場であった。
マジで田舎ってかんじだな。
絶景!!露天風呂
そしてなんと言ってもこのキャンプ場の特色といえば風呂が利用できるという点である。
へぇ〜、
シャワーや風呂も利用できるのか。
ただし、利用するには受付でお金を払って申請しなくてはダメなのじゃ。
浴室内はこんなかんじ。
なんと船の形をした浴槽になっている
へぇ〜!
すげえな。
かっこいでしゅ!
しかも露天なので外から南アルプスを眺めながら入浴することができる。
ちゃんとシャワーと体を洗う場所がついている。
トイレはこんなかんじ。
けっこうキレイで掃除も行き届いている。
下のサイトには柵が敷き詰められているサイトがあるが、あれはペットがいる人向けのサイトだろう。
そんなこんなで一通り散策したサイトではあったが、なかなか雰囲気の良くて居心地の良いキャンプ場であった。
この日の晩メシはピーマンの肉詰め。
これにおでんと熱燗で晩酌をすることにしよう。
なかなか贅沢だな。
しかもこの晩は満月で月を見ながらの酒となった。
満月の光に照らされたサイトも隅々まで見えて美しいw
ただわしのカメラではスペックが低すぎて撮れなかったんだけどね。
肉眼ではキレイに見えるんだけどな。
この日の走行距離は91km。
9日目にしてだいぶ吉方位距離が溜まってきたけど、この旅の終わりもそろそろ見えてきた。
残り2日。どのようなキャンプ旅になるのか、頑張っていくことにしよう!