ちわ!おいさんだよ。
君はあわら温泉は好きかい?
今回はどこだ?
前回は三国バーガーを食い損ねたんだよな。
そうじゃ。
せっかく三国に来たのに名物の三国バーガーを食えなかったのじゃ。
だから半日は神社仏閣巡りに切り替えて昼飯を食った後はあわら湯のまち駅に帰ってきて外湯めぐりをすることにしたのじゃ。
けっきょくオンセンにはいるんでしゅね。
ううむ、それでは今回は最後のあわら温泉・外湯めぐりをしていこうと思うぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
三国バーガーってなんだ?!という話(*´ω`*)
-
【福井・吉方旅行6】三国バーガーに連太郎も激昂?!あわら随一の秘境は北陸の鎌倉か?!
続きを見る
あわら外湯めぐり あわらグランドホテル
さて、またしてもあわら湯のまち駅にやってきた。
時間もまだあるのでのんびり外湯めぐりをしていこう。
まずはここ「あわらグランドホテル」から。
ここ「あわらグランドホテル」は一日目と二日目に泊まった「ぐらばあ亭」と「ゆ楽」の姉妹館だというので、入り口の見た目はこんなふうに和風のお宿って感じなのだけど、温泉はどんなふうなのだろう?日帰り温泉の入湯料は800円から。
浴室の前にはこのように一休みしてお茶が飲める喫茶スペースも完備している。
ここで風呂上がりに冷たいお茶を一杯飲むことができるのじゃ!
これはうれしいぜっ!
ではさっそく脱衣場に向かおう。
大浴場 朝倉門
中に入るとこんなかんじ。
なにやら入り口にはあまり普通の温泉には見かけない立派な門が設えてある。
なんだこれ?
なんか隣に書いてあるのじゃ。
朝倉門というここ越前を治めていた「朝倉氏」にちなんだ門を大浴場の入り口に備え付けたみたいである。
で、こちらがその大浴場「朝倉門」
へえ、なかなか広いなあ・・・
・・・お、おい。あれ。
と、視線を左にずらすと・・・
なんとどデカい金のシャチホコが何故か浴室に置かれていた。
なんでシャチホコなんだ?
・・・さあ?
よくわからんのじゃ。
すごいでしゅ。
隣には更に五右衛門風呂が置いてあった。
これで気分は石川五右衛門じゃ!
おお!釜茹でになった気分だぜ!www
薬湯
更に隣には薬湯が置かれていて…
なんか臭い風呂じゃ。
まあそれなりに身体には効きそうだけどな。
ポカポカしてあったか〜い。
大浴場 平安の湯
さらに奥にはジャグジー風呂や打たせ湯なんかもあった。
同じ姉妹館なのに「ぐらばあ亭」や「ゆ楽」よりもこっちの方が入れる風呂の種類は豊富じゃ!
露天風呂 龍泉庵
こ、混浴?!
ま、マジで?!
はあ?!
混浴なんかあんのかよ?
こ、こんよくなんて破廉恥でけしからんものがあるなんて大問題じゃ!
これは詳しくチェックしてみなくては!
…おいしゃん、めがよろこんでるでしゅ。
暖簾をくぐると左手に何故か小さな祠があった。
これはなんだろう?以前長野の温泉にもこうした小さな祠で水神さまを祀っていた気がするけど。
暖簾をくぐった更に奥にまた暖簾が・・・
なんか、マトリョーシカの中に入った気分じゃ。
だいぶ勿体つけるな。
で、肝心の温泉はこちら。
残念ながらこの温泉にはわし以外には人は入っていなかった。
ちぇっ・・・
グランディア芳泉
さて、混浴にがっかりしながらも続いてやってきたのはこちら。
初めてこの周りを歩いたときは正直デカすぎて外観が病院みたいだなとおもったけど、このあわら温泉で一番でかい「グランディア芳泉」である。
作りも新しいのか内装もピッカピカ。
あの「ちはやふる」のオフ会がここの会場を借りて開催されたというから、このホテルの大きさが知れよう。
ここ「グランディア芳泉」は1000円で入湯できる。
どこまでもオサレな内装の廊下を通りつつ、目的の温泉・展望露天風呂へ。
展望ってことは屋上にあるってことか。
たかいところからのゼッケイ!たのしみでしゅ!
ここが温泉の入り口。
月の湯・星の湯と男女2つに別れていて、暖簾までちょっとオシャレである。
今回はいるのがこちら月の湯・展望大浴場である。
こんなふうに浴室内も2017年に大リニューアルされたらしくキレイになっている。
ここのお風呂以外にも下の階にひのき大浴場があるみたいだけど、今回はこの展望風呂を散策しよう。
こちらは豊かな田園風景が見下ろせる寝湯。
うおおおーーー!
すげえ!見晴らし最高じゃ!
デッキチェアまである!
これはいいな!
この月の湯には大風呂、ひのき風呂、寝湯、かけ湯、サウナ風呂、水風呂、露天棚湯がある。
そしてこの展望棚湯がとても気持ちいい!
柵があるがその上を除くと一日目にお世話になったぐらばあ亭の建物が遠くに見て取れる。
おまけにこの日は気温もちょうどよく、少し風呂に入って身体を温めてデッキチェアに横たわっていると外からの風がなんとも心地よいw
ZZZZZzzz……
あ、おいしゃんが寝ているでしゅ。
無理もねえ、ほらたぬきも。
ZZZZZzzz……
ふたりとも寝てるよお・・・
少し午前中歩き疲れてしまっていたので、ここのチェアの上でうたた寝をしてしまったw
ああ、なんて良いお湯なのかしら。
ここグランディア芳泉はまちがいなくあわらで一番の温泉、いやホテルであった。
今度来るときはここに絶対泊まることにしよう!
さて、それではグランディア芳泉から歩いてすぐ隣の場所に本日のお宿、「政竜閣」に行くことにする。
本日のお宿 政竜閣
こちらが政竜閣。
なかなか格式のあるお宿で、中に入ろうとすると外で庭仕事をしていた番頭さんに呼び止められ、中に入れてもらうことになった。
中はこんなかんじ。
どっこも汚れている場所はなくチリ一つない掃除の行き渡った空間でお客様をもてなしてくれる。
チェックインをすると女将自らが部屋に案内してくれた。
本日の泊まる部屋「桜の間」である。
このあわらに来て今まで泊まった宿にあるようにエレベーターの隣に部屋があるとかそんな無粋な仕置はなく、ただ普通にいい感じの部屋に通された。
中に入るとこのように玄関にスリッパが設えてある。
おお!なんか本格的だな。
なんかゴウカでしゅ!
さすが楽天トラベルで数々の賞を頂いているだけあるわな。
宿の接客から部屋の設えまでシンプルでさり気なく、それでいて豪華じゃ。
こちらがトイレ。
ここが入り口。
女将に案内されるとひとしきり部屋と宿の説明を受けてエアコンの調節までして部屋を去っていった。
・・・すげえな。
こんなの今までなかったぞ。
たぶんこれが日本の格式ある宿のスタンダードな接客なんだろうなw
下にも置かない接客ぶりとまではいかないが、今までの宿に比べると、なかなかの厚遇じゃなあ。
部屋にはもうすでに布団が敷かれていて、作りは以前千葉に泊まったお刺身の宿「たろべ」っぽい。
ウ~ンこの清潔感。
そして部屋の頑丈な作り。
「たろべ」の場合は少し防音に難があった感じがするが、ここはしっかりとしている。
窓際にはちゃんと座る椅子も二脚向かい合って設えてあるし…
漆塗りの低いテーブルにはお茶請けもあるので少し一服するか。
ここからの長めもなかなか障子紙の高さとあいまって良い雰囲気である。
ぐらばあ亭にも二脚の椅子はあったけど、こういうのがあると温泉に来たなという感じがしてとても良いよねw
ではそろそろ飯を食いに行くことにしよう。
素泊まりなのでこの宿の飯を食うことができないけど、今回は初めて湯けむり横丁で何か食べることにしよう!
本日の晩ごはん 日の出屋
で、今回やってきたのがこちら。
そば処・日の出屋。
・・・またラーメンか。
仕方ないじゃろう!
金がないんじゃから!
で、頼んだのはこの店で一番安い普通の醤油ラーメン。
味は可もなく不可もないと言った感じのごく普通の醤油ラーメンでなかなか腹の足しにはなったいっぱいであった。
・・・今度はカニ食いてえな。
で、とっとと飯を食い終わったら宿に帰ってきた。
あの黒い屋根の上の2階の窓がわしの部屋だな。
相変わらずキレイでそれでいて人がいない宿に帰ってきた。
さて、あとは風呂に入ることにするか。
政竜閣 温泉
ここ政竜閣には2つの風呂がある。
何やら立派な藤であんだ椅子の前の廊下を渡り、甲冑やら日本庭園やらがある曲がり角を渡った先にあったのが・・・
こちらの巨石風呂「呼鳥門」である。
中に入るとこんな巨石のある岩風呂が。
この岩が巨石なんだな。
それにしてもさみしいでしゅ
客がわしらしかいないからな。
仕方ないのじゃ。
ま、でも空いている方がいいだろう。
で、ここには一応露天風呂もついている。
でも、昼間アレだけいろんな温泉に入ると、ここのお湯はなんだかなあ・・・
おお、あんまり驚くほどのものがないシンプルな作りだよな。
グランディア芳泉の大展望風呂は気持ちよかったなあ。
それに比べると少し感動が薄いのは否めないのじゃ。
さて、そんなこんなでこの風呂にもたくさんはいることができたし、部屋に帰ってこの旅の総括でもするか。
初めてこの福井にやってきたけど、永平寺あり、丸岡城あり。
東尋坊あり、あわら温泉ありとそこそこ楽しめたぞ!
後は明日帰るだけなんだけど、一度市内によって福井名物のソースカツ丼を食べることにするぞ!
次回はソースカツ丼の回じゃ!
楽しみだぞ!
ポポポ!