ちわ~!ドラねこです。
キミは古市街道から内宮へ参拝したことはあるかい?
前回は古市街道をひた走って猿田彦神社まで行ったんだよな?
今回はそこからどこにいったの?
ポポポ?
うーむ、今回はわしは猿田彦からいよいよ念願の内宮へ参拝したのじゃ。
ようやくこの旅の真打ち登場か。
ここまで長いことだいぶ寄り道してしまったけど、この旅の終着点にいよいよ迫っていくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
猿田彦から内宮へ
洋装していたよりもけっこう時間がかかった。
自転車がレンタル代300円もとるくせに最悪の代物で始終サドルをガタゴトさせながらようやく目的地に辿り着く。
ここらへんはいつも車か徒歩で来ていたから駐輪場があるか心配だったけど意外と大鳥居の目の前にあったので胸をなでおろしつつそこに止めさせてもらう。
痛いケツをさすりながら大鳥居の前で一例。
さて、それでは3年ぶり?4年ぶり?の内宮へ参拝することにしよう。
この橋を渡ってこの時期に参拝するのは初めてだ。
川もなんとなく秋の水かさが少なくなったような気がして、どことなく寂しげである。
それでも日曜だからか大勢の参拝客が詰めかけているのはさすが日本一の聖地である。
御手洗川へ
ではいつもの参拝路を歩いてあの御手洗川を目指そう。
10分ほど歩くとあの美しい清流が足元に現れる。
そして目の前には紅葉をむかえた木々が水面にも映るほどであった。
そうか、改めて思ったけどこの時期に来たら木々が色づいているのは当たり前か。
さて、まずは手を洗って、
ウ~ン、毎年初夏に来ていたから、こんな風に紅葉を見るのは初めてだ。
足元を流れる清流と目の前の紅葉の美しい景色にこの聖地・伊勢の内宮で見られるとは。
本当に来てよかった。これだけでもかなり運が良い。
さて、手も洗ったことだし中へ進もう。
こちらでもまた手を洗うことができるけど、まあいいや。
まずは滝祭神へ
そんな大勢の参拝客はずかずかと真正面の道を正宮へ歩いていってしまうけど、もうだいぶ参拝なれているわしは普通の人達とは違うところへ足を運ぼう。
滝祭神は多くの参拝客の目につかない脇道にひっそりと鎮座しているお社。
ここを参拝するのは初めてなのだが、伊勢神宮に来たらまっすぐ正宮を参拝するのではなく、まずはここ滝祭神にお参りするのが基本なんだそうな。
社務所には大勢の参拝客が押し寄せている。
わしも今回始めて持参した御朱印帳に御朱印を書いてもらおう。
大勢の参拝客を毎日こなしているせいか、御朱印を書いてくれる宮司さんの態度がかなりぶっきらぼうだった気がするけどまあいい。
こうしたでかい神社ではよくあることである。この旅の最初に訪れた熱田神宮でも経験した。
この先を歩いていくとまた別の社が鎮座しているのそちらも合わせて行ってみよう。
大きな参道を右手にそれてこじんまりとかかっている橋を渡る。
こんなとこあったんだ。小さな川が脇を流れているなんて知らなかった。
「かざひのみのみや」か。
まだまだわしのしらない伊勢神宮があるんだね。これだから伊勢の内宮は奥が深い。
秋も終わりに近い時期だから木々が霞んでいしまっているのがもったいない。
初夏にきていればもっと森が緑に輝いていて美しかっただろう。
お願いごとは荒祭宮へ
で、次に自分の現世的なお願いごとをするにはまず荒祭宮へ参拝しよう。
この社は自分のご利益を祈願する社で本来なら正宮では大きな願い事しかしてはいけないという。
そんなことを知らなかったわしは今回始めてこちらから先にお参りさせていただく。
見るとわし以外にも大勢の参拝客が列をなしているけど、みんなここを最後にお参りしているみたいで、終わると出口へと歩いていってしまった。
ふふふのふ。みんな甘いな。
作法を心得ておらぬぞよ。
そんなんじゃ叶う願いも叶わないって。
お前が一番叶わないだろう。
最後に正宮
さて、やってきました。
ここまでくるのにだいぶ寄り道してしまったけど、ようやく参拝することができる。
カメラで写せるのはここまでなので、この先石段を歩いていって正宮で自分以外のことで大きなことをお願いしよう。
参拝が終わった。
ここまでくるのに時間がかかったけど、こうしてゆっくり午前中のうちに内宮の中を散策していると非常に心が清々しくなってくる。
この大きな木の下を大勢の参拝客が目もくれずに通り過ぎていくけど、みんなここに何を願いにやってきたのだろう?
出口の大鳥居へ向かうと今日は白馬がちゃんと馬屋に繋がれていた。
初めて来たときもここに馬がいたけど、今回も元気な姿をみることができて幸せである。
運がいいのかな?
鳥居をくぐってきた道を戻ると橋の欄干にトンボが止まっていた。
一匹だけ近づいてもまったく逃げないので接写でパシリ。
内宮全体が今、秋の終わりを迎えているのを感じた一日であった。