こんちわ、おいさんだよ。
君はキャンプは好きかい?
今回もキャンプ編か。
いよいよ泊まるトコに行くんだな。
しかし、その前に少し寄り道をするのじゃ。
寄り道?
ここまで来るのに気を張りすぎていたせいか、腹が減ってな。
ゆるキャンにも出てきたあの場所へ行ってみることにするのじゃ。
それでは最後までご覧いただこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
富士山浅間大社ですごい奇跡に出会ったよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラねこキャンプ1】コノハナサクヤヒメのご加護か?!富士山浅間大社の湧玉池で起こった奇跡!
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ゆるキャンにも出てきた「しぐれ焼き」の名店に食べにいくも・・・・・・
ここじゃ!
ここに来たかったのじゃ!
なんだここ?
ここは「ゆるキャン2」に出てきた有名な富士宮焼きそばの店じゃ!
ほら、おんなじじゃろう?
ホントだ?
ナニが名物なんだ?
もちろん、ここは富士宮だから富士宮焼きそばが有名なのじゃ。
へえーやっぱり焼きそばかあ・・・
でも、アニメ同様すんごい人だぞ?
ううむ、ここは仕方ない。
予約表に名前を書いて待っていればそのうち順番がやってくるじゃろう。
しかし・・・
そんな甘い考えで待っていても一向に順番はやってこなかった。
気がついてみたらここに一時半に着いていたのに、時刻はもう三時半・・・
げっ!
もう二時間も待っているじゃないか!
おい!
一体いつまで待てばいいんだよ?
待ちくたびれたぞ!
んん・・・まいったのう。
予約のリストを見るとまだまだわしらの前に20人は待っているのじゃ。
今回はここ以外にも行きたい場所もあるし、晩メシの買い出しも済ませてないから、時間的にこりゃ諦めるしか手はないのじゃ。
えー!!
そんなぁ・・・
仕方ないのじゃ。
今回は諦めてまた次回来るとしよう。
ちなみに・・・
店内はこんなふうになっていて・・・
こんなふうにおでんとかも売られていて・・・
こんなオヤジが「しぐれ焼き」を食べさせてくれるらしい。
これが「しぐれ焼き」じゃ。
「しぐれ焼き」ってなんだ?
お好み焼きと富士宮焼きそばが合わさったものらしいぞ。
仕方ないので今回は「しぐれ焼き」を諦めて、近所のスーパーに車で走って出かけ、晩御飯の買い出しを済ませ、お昼はスイカのサイダーで腹を満たすことにした。
ちなみにこのサイダー。味はなかなかうまかったw
サイダーなんかでハラが膨れるかよ!
でも味はウマいのじゃ。
今思えば、予約表に名前を書いた時点でここで買い出しをして、時間を潰しておけばよかったのう。
Map
奇石博物館
そして本日どうしても立ち寄りたかった場所が、ここ「奇石博物館」である。
奇石博物館?
いったいナニがあるんでしゅか?
世界中から集めた珍しい石のコレクションがあるのじゃ。
前から一度は来て見たいと思っていたので、今回のキャンプを機にここに来れて本当によかった。
奇石博物館って?
昭和46(1971)年に日本で初めての石の博物館として開館。
きっかけは社会教育家の植本十一(1912〜1976初代館長)が岐阜県白山山中で発見した一抱えもある八個の黒い丸い石(龍眼石)に始まる。
植本はこの磨かれたように黒光りする丸い石に自然の不思議さを感じ、多くの人にこの感動を伝えたいと思い、龍眼石を鑑定した鉱物界の泰斗・福寿之助博士の協力を得て博物館を建設した。
入館料大人700円を払い、中へ入ることにしよう。
どんなお宝が待ってるか、オラわくわくすっぞ!
悟空か。
お!さっそくお宝探検隊よろしくお宝を発見したぞ!
誰がお宝探検隊だ!
でもそんなことを言いたくなるくらい珍しい石がいっぱいあるのじゃ!
確かにな。
・・・珍しいっちゃ珍しいが。
入り口付近はでっかい石が多いのだが、
宝箱みたいな中にはキレイなパワーストーン系の石がたくさん入っていた。
キラキラした石が多めなので子供はこれを見るととてもおもしろいだろうw
たしかにキラキラひかっていてキレイでしゅ。
こちらは玉ねぎ状の構造の石だとかで、何層にもなった石がめくれるようだ。
その下にはわしも持っている孔雀石や、
ピンク色の魚介の卵かサンゴみたいなマンガン鉱やゼブラストーンというものまである。
なんだか不思議な石がいっぱいのようじゃな。
へえ。
さすが奇石博物館なだけあるな。
他にはどんなものがあんのかな?
ここからは企画展の「うんこの石」が展示されている。
「うんこの石」ってなんだよ?
たぶん動物のフンがそのまま化石になったものをそのように呼んでいるのじゃ。
え?!
このクニャクニャしている石がうんこなの?
そうじゃ。
あっ
ホントでしゅ!
すごい!
獣のフンって書いてあるよお!
ポポポ!
さしずめ「たぬき」あたりのフンなんじゃろう
化石の世界
ここからは奇石というより化石のコーナーが続くことになる。
な、なんかこわいものがたくさんおいてあるでしゅ。
これは恐竜の化石じゃ。
やっぱり大きいのう。
恐竜の化石が展示してある博物館は世の中にたくさんあるのだが、ここの博物館がすごいのは、実際に化石を触れられるという点が普通の博物館よりも素晴らしい。
そして見たこともない巨大な魚の化石や
イルカ?みたいな恐竜の化石なども展示されている。
おなじみのアンモナイトみたいな化石や小さなゴキブリみたいな虫の集まりの化石もあった。
これは地球で一番古い鉱物を含む岩石だそうじゃ。
これは・・・?
三葉虫じゃ。
ものすごくおおきなキョウリュウのホネがあるでしゅ。
モササウルスの化石じゃ。
中世時代白亜紀後期(約8000万年前)の生物じゃ。
それにしてもこの骨のぶっとさが本当にすごいw
こんな大きな骨を持っていた生物が生きていたなんて信じられない。
ありがたいことに触れる石も結構あるのでただ見ているだけで時間を過ごさなくていい。
これを買ったらいくらになるんだろう?と思わせる水晶や化石が床に直に置いてあったりする。
細かく区切られたガラスケースに入っているのは形がしっかりしている魚の化石や・・・
こんなに形がしっかりしているカニの化石なんて見たことない。
すごいでしゅ。
これが石なんでしゅか?
うむ、そうじゃ。
生物でも植物でもある地層にうまく挟まればこのように石になるのじゃ。
すげーな・・・
大体博物館の化石なんていうと恐竜のバカでかい化石のレプリカを展示して終わりみたいな展示が多いのだけど、ここはしっかりと本物の細かな生物の化石が展示されている。
こちらには図形・絵画の奇石というまるで絵のように見える石が所狭しと展示してあった。
なんか、ここまで見てきてもうお腹いっぱいだなw
まだまだ続くぞ。
奇石の世界
で、ここからがいよいよ奇石の世界。
先程の化石の展示に続いて、細かな生物が石化したものが展示されている。
これは・・・?
ヘビじゃ。
左側がゴムのヘビで、右側がヘビの石じゃ。
へ、ヘビも石になるんでしゅか?!
こっちはなあに?
これはムカデじゃ。
ぎゃー!!
ほら、この黒い石の中に白い影でムカデが入っているじゃろう?
な、なんだか気持ち悪いでしゅ!
こっちはイチョウなど植物系の化石。
その他にもいきなり今度は「矢石」と呼ばれる何やら宇宙に飛び立つロケットのような形をした黒い石がある。
な、なんじゃ?!
このとんがった石は?
矢石だってよ。
とんがった槍の先みたいな石なんだな。
これが天然の物だなんて信じられないのじゃ。
これは・・・?
昔の銭が石になったもののようじゃ。
こっちは亀甲石だってよ。
花の化石なんてものもあるぞ。
こっちは矢じりみたいな石だぜ?
これはサンゴみたいな石じゃな。
こっちは琥珀か。
キレイでしゅ。
ここらへんはパワーストーン屋に売ってそうな石が並んでるな。
キレイな石がようやく出てきた感じがずるぜ。
キレイでしゅ。
いつまでもみてられるでしゅ。
その他にもボコボコした赤い石や、
幾何形メノウなんてものも置いてある。
ウミユリってなんだ?
花の名前みたいだけど、違うようじゃな。
この棚はさきほどとはまた違った奇妙な石が陳列されているコーナー。
すんごい丸い石の中に鉄が含まれている石や、白いメノウのような石の中にいろんな斑点が浮かんだ石など細かく見ていると飽きずに眺められる。
その中でも煙水晶の珍しい塊なども展示されていて、パワーストーンマニアには非常に興味深い。
こちらは富士山が作った岩シリーズ。
そしてこちらがこの博物館建造のきっかけとなった龍眼石。
実際に見てみると本当にまんまるである。
見れば見るほど珍しい石たちばかりじゃ。
ここらへんはパワーストーンが多めだな。
そんな中にも不思議な形をした石がちらほら置かれていて自然界の不思議さを感じずにはいられない。
そしてこのブースはエメラルドやルビーなど宝石系の石が多めになってきた。
少し小さいけど、キレイな石がたくさんなのじゃ。
数は少ないけど見ていて飽きないよな。
・・・でもなんでレゴブロックなんだ?
これは入り口の展示にもあった「コンニャク石」じゃ。
なんでしゅか。これ?
ほら見てみろ。
こんなふうに端から曲げてもグニャ〜ンと元に戻るのじゃ。
ふおおお!
すごいでしゅ!イシなのにまがっていくでしゅ。
多分中身の構造が泥と石の中間なんじゃろうな。
ここらへんは見た目がかなり変わった石が多めである。
今までも十分変わってたけどな。
猪肉石だってよ。
ふおおお。
変わってるでしゅ。
隣の鹿子石はキレイだな。
そして終わりの方には隅に南極の石など大きめの石がドーンと置かれている。
このゴツゴツした雰囲気がとんでもなく無骨で今まで見てきた石とはまた違った風格がある。
宝石の世界
で、こちらはエベレストの石とかが展示されていて、
巷でよく見る石なんかもたくさん展示されていた。
ここらへんはパワーストーン屋でもおなじみの種類がけっこう多くなってきて見ていて普通に楽しい。
そして個人的にキレイな杉石が見れたことが嬉しかったw
あちしの目みたいにキレイな石でしゅ。
杉石じゃ。
パワーストーン屋でもめったに見れない石で、
高いんじゃぞ、これ。
そうなんでしゅ。
へえ、こんなもんがねえ。
あっちにもっとすごい石が展示されていたぞ!
なんでしゅか?
これである!
な、なんでしゅか?!
このキョダイなホウセキは!
すげー!!
デッケー!
アメジストの巨大なクラスターじゃ。
それにしてもここまで巨大なクラスターは初めてであるw
ちなみに顔を比べるとこんな感じ。
こんなにも大きさが違うとは・・・
ちなみに近くにはこのように木が化石かした石も置いてあった。
こっちもすげえな!
で、この近くにはこのように宮沢賢治の世界をイメージしたコーナーがあり、宮沢賢治の世界によく出てくる石などが展示されていたりする。
昔このブログでも宮沢賢治の本を紹介したな。
そうじゃ!
本屋でたまたま見かけたカッコいいカバーの「銀河鉄道の夜」に一目惚れしたのじゃ。
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カッコいいカバーの銀河鉄道を手に入れたよ!という話(*´ω`*)
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【プレミアムカバー】紫色の「銀河鉄道の夜」を手に入れたぞー!
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みたことないキレイなイシがいっぱいでしゅ
わー!
きれ~い!
宮沢賢治の詩や物語には宝石や石がたくさん出てくるからな。
Map
天母の湯
さて、ここからキャンプ場に向かいたいのだが、この奇石博物館の近くに温泉があるというのでそこに行ってみることにする。
やってきたのは車で三分の場所にある「天母の湯」
入湯料400円を払い、中に入ってみると時間も時間なのでお客さんはほとんどいなくガラガラ。
しかし、浴室に入るとわし以外にもお客さんは10人くらいいて、写真が撮れなかったのでHPから写真を拝借させてもらった。
(引用 : 富士山 天母の湯)
こんな感じの露天風呂があって、この日は風呂の中にアロマと花のハーブバスになっていたのじゃ。
見晴らしがいいのはいいんだけど、ここから富士山は見えねーんだな。
とても気持ちいいんじゃけどなw
Map
PICAリゾート表富士
今回始めて泊まるキャンプ場はここ。
富士山の二合目にある「PICAリゾート表富士」
宿泊料金はソロキャンプの場合、お値段まさかの1300円!
安っす!
しかもありがたいことになんかおまけで日清のカップ麺をくれたのじゃ。
…でも、ここ。
なんだか寒いでしゅ。
標高高いからな。
で、こっちがシャワー室。
コインシャワーじゃないので無料で使えるのじゃ。
へえ、シャワーが無料で使えるのはいいな。
しかし、実際に浴室に入って温度を見てみたのじゃが……
けっこうぬるめで浴びると逆に寒くなりそうじゃ。
う~~~ん、
ここは標高も高いし意外と寒いからな。
シャワー浴びると寒そうだし、さっき温泉にも入ったし、今日はもうべつにシャワー浴びなくていいか。
で、色々サイトを見て泊まれるところを探した結果、奥のサイトが人が少なく快適そうだったのでそこで今日はキャンプをすることにする。
ちょっとトイレから遠いけど、
それでも静かだし、富士山も見えるしここでいいか!
よ〜〜し!
じゃあ設営するかあ!
このサイトは向こうに見える一組以外誰もいないので、まだテントを建てるのに不得手のわしからしたら、人目につかずに済むのでありがたい!
ちなみに今回わしが買ったテントはこんなかんじ。
このテントは「テントファクトリー」というメーカーが出している5000円くらいのドームテントじゃ。
安い割にはしっかりしていて中が広いな。
お値段5000円台でも耐水圧1500mmとそこそこの耐久力を持つテントなので、穏やかな雨くらいならなんとか凌げるぞ!
というわけでこの平らな隅の一角にテントを設営してみた。
ジャーン!
どうでしゅ?かっこよくできたでちょう!
ハアハア(;´Д`)
タープを張るのに意外と時間がかかったけど・・・
なんとか設営できたのじゃ・・・!
どうじゃ!
色はかっこよかったので紫をチョイスしてみたのじゃ!
すごいでしゅ!
あちしの目のいろみたいでカッコいいでしゅ!
わあ!
でもなあ・・・
初めてのキャンプなんだからもっと地味目の色はなかったんかよ?
そしてタープはキャプテンスタッグのヘキサタープをチョイスしてみたのじゃ!
気がついてみたらタープを張るのに時間がかかって、いつの間にか日が傾いているけど、もうそろそろ夕飯の支度をするのじゃ!
あれ?おかしいな?
どうしたんだよ?
ファイアースターターでかっこよく火をつけようと思っていたのに、なかなか火がつかないのじゃ。
なんだよ、早くしろよ。
こっちは寒いんだよ!
ええい!仕方ない。
こっちを使うのじゃ!
初めての焚き火
しょうがないので持ってきていたSOTO(ソト)のスライドガストーチを使って新聞紙に火を付ける。
くっ
わしとしたことが!今回のキャンプで初めての敗北!
そしてボーッとしていたらあっという間に日が暮れて飯を炊く時刻になった。
おい!ちゃんと炊けるんだろうな?
こっちは昼メシも抜いててハラが減ってるんだぞ!
大丈夫じゃ!
この日のためにちゃんと練習してきたのじゃ。
無洗米をクッカーの中で30分以上水を吸わせて、このように焚き火にかけて・・・
ホラ!
苦労の末あってか、初めてのキャンプでなんとか白米が炊けたw
おおー!
うまそうじゃん!
おいしそうでしゅ!
ポポポ〜!
そうじゃろう!
あとは昼頃にスーパーマーケットで買ったねぎまを焼くのじゃ!
初めての炊飯にしては上出来!
引き続き昼間買ってきた肉を網の上に乗せて焼いていく。
慣れぬ焚き火で火力の調整に手間取りながら初めての夜空の下での一人BBQはとてもおいしかった。
しかもこの日は気温が低く、この場所でも12時を周ると−1℃はあった。
焚き火を囲っていないと寒くてしょうがない!
懐かしいなあ!
10年前も長野の分杭峠という山の上で寒くて死にそうになったもんなあ・・・
あのときの記憶が鮮やかに蘇ってくる。
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分杭峠で死にかけたよ!という話(*´ω`*)
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しかし、今回はゆるキャンの聖地を中心にこれから回っていこうと予定を立たている。
その過程で高ボッチ高原で一泊する予定になっているので、高ボッチはここよりも北西である上に峠の上なのでここよりも寒いに違いない。
その時の対策も今回はしっかりとしてあるので、これくらいの寒さで音を上げていられない!
んん、クッカーって意外とお湯が湧きにくいのじゃ!
あ!たぬき!
一人で3本も食うなよ!
ポポポ〜!
お空の下で食べるご飯もおいしいね。
みんなおひるをたべてないから、がっついてるでしゅ。
だ、だれだ!!
わしのとっといた「ねぎま」を食ったのは?!
ポコちゃんでしゅ。
さて、お腹も落ち着いてきたので本日の走行距離を見てみよう。
距離はこんなかんじ。
八白土星が周る北東に95km移動することができた。
あとは、テントの中で布団を敷いて寝るだけだ。
初めての一人野営だけど、果たして無事眠れるのか?
なんかドキドキするでしゅ。
よーし、もう寝るか。
電気消すぞお!
今晩は意外と寒いのう。
果たしてわしの寝袋で眠れるかしら?
結果は次回に続く!